『M.C.☆LAW』(エムシーロウ)は、剣名舞原作、(浅田有皆)漫画による日本の漫画である。『週刊コミックバンチ』第222号(2006年1月20日号)から第250号(2006年8月11日号)まで連載された。単行本は全3巻。全27話。最終巻には特別読切『Too Much Junkie Bizness』が収録されている。表題の正式名は『M.C.☆LAW 知立護弁護士事務所』である。
ストーリー
主人公の知立護は16歳で司法試験をパスした天才少年の史上最年少弁護士。明晰な頭脳と行動力、渋谷に棲む仲間のコネクションを使って法を武器に、街に巣くう悪を倒す[1][2]。護は医療ミス、親権、自己破産、心神喪失、遺産相続などをめぐり、法廷で戦っていく。
主な登場人物
- 知立護(ちりゅう まもる)
- 父親の跡を継ぎ、渋谷の街に弁護士事務所を構える。その素性は元渋谷ギャングKINGという異端の「規格外弁護士」[1][2]。
- 真中ゆきみ(まなか ゆきみ)
- 23歳。知立護の従姉。法大卒で護の父親に憧れて弁護士を目指すが、司法試験に合格できない。護の事務所に助手として押しかける[1][2]。
- 護の母親
- 父親の跡を継いだ息子のことを喜んでいるが、あまり稼ぎのない事務所の行く末を心配している。カラオケスナック「乃梨乃梨」を経営している[1][2]。
- 獅度ナンシー(しど ナンシー)
- 弁護士事務所があるビルの大家。護の父親の時代からの知人で、幼い頃から護を見てきた。家賃滞納中の護に腹を立てる[1][2]。
- 三沢桃子(みさわ ももこ)
- 医療ミスを起こした美容クリニックに勤めていたが、買収工作により証言を拒否。しかし護に説得され、態度を改める。「乃梨乃梨」に勤務する[1][2]。