福地 翼(ふくち つばさ、1980年2月7日[1] - )は、日本の漫画家[1]。男性[1]。栃木県出身[1]。血液型A型[1]。代表作は『うえきの法則』[1]、『』[1]、『タッコク!!!』[1]、『アナグルモール』[1]、『サイケまたしても』[1]。
略歴
- 1980年2月7日、栃木県で生まれる[1]。その後、1982年に同県の小山市に転居し、21歳まで小山市で過ごす。[要出典]
- 10代のころ、ドラゴンクエスト4コマクラブに投稿しており、投稿作が単行本に掲載されている。ある時、キングスライム賞を受賞するも、その代でドラゴンクエスト4コマクラブが終了した為、『月刊少年ガンガン』でのデビューが断たれてしまう。その悔しさをバネにストーリー漫画を描き始め、『週刊少年ジャンプ』『週刊少年マガジン』『週刊少年サンデー』のどれかに投稿しようとした時に、原稿を描き終えた時点で、一番締め切りが近かったのがサンデーだったためサンデーに投稿する[2]。
- 1999年1月期の少年サンデーまんがカレッジで初作品の『コーデリー』が佳作受賞(当時18歳)[1]。その後、猪熊しのぶのアシスタントを2日間体験する。[要出典]
- 2000年5月期天下一漫画賞で『タッキューマン』が最終候補作に選ばれる。[要出典]
- 2001年から、『週刊少年サンデー』にて『うえきの法則』を初連載し[1]、2004年まで連載する。その後、2005年4月からのアニメ化に連動する形で『週刊少年サンデー』にて続編『』を連載するも、急病のため長期休載を挟み、2007年に完結させる。
- 2009年から2011年まで『週刊少年サンデー超』にて『タッコク!!!』を連載。同作は『クラブサンデー』でも配信された。
- 2011年、『週刊少年サンデー』にて『アナグルモール』を連載。途中、福地の体調不良のため約1年間休載していたが、2013年10月に再開し、2014年1月に完結させた。
- 2014年から2018年まで『週刊少年サンデー』にて『サイケまたしても』をシリーズ連載[3][4]。
- 2019年から2021年まで『週刊少年サンデー』にて『ポンコツちゃん検証中』を連載[5][6]。
- 2022年から『週刊少年サンデー』にて『GOLDEN SPIRAL』を連載[7]。
人物
作品リスト
連載
- うえきの法則(『週刊少年サンデー』2001年34号 - 2004年46号) - 初連載作品[1]。
- (『週刊少年サンデー』2005年19号 - 2007年29号)
- タッコク!!!(『週刊少年サンデー超』2009年APRIL号 - 2011年2月号)
- アナグルモール(『週刊少年サンデー』2011年47号 - 2014年6号)
- サイケまたしても(『週刊少年サンデー』2014年32号[3] - 2019年4・5合併号[4])
- ポンコツちゃん検証中(『週刊少年サンデー』2019年21・22合併号[5] - 2021年34号[6])
- GOLDEN SPIRAL(『週刊少年サンデー』2022年20号[7] - 2023年19号[8]→『サンデーうぇぶり』2023年4月22日[8] - )
読切
- 王様はエライ人(『週刊少年サンデー超』2002年3月25日号)
- 『少年サンデー特別増刊R』2003年11月9日号に再録
- うえきの法則 ミニ外伝(『週刊少年サンデー超』2004年7月25日号)
- うえきの法則 15巻に収録
- うえきの法則外伝 〜もうひとりのロベルト十団〜(『週刊少年サンデー超』2005年3月25日号)
- タッコク!!!(『週刊少年サンデー』2008年13号)
- 『少年サンデー特別増刊R』2008年8月24日号に再録
- ネガティブレイン(『ビッグコミックスピリッツ』2010年49号)
- サイケまたしても 3巻に収録
- 猫の國(『月刊ねこだのみ』Vol.1[9] - 3)
- 再録、元の掲載誌不明。
- 片岡さんのもう片方(『週刊少年サンデー』2022年6号[10])
書籍
- 『うえきの法則』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2001年 - 2005年、全16巻
- 『』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2005年 - 2007年、全5巻
- 『タッコク!!!』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2009年 - 2011年、全6巻
- 『アナグルモール』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2012年 - 2014年、全5巻
- 『サイケまたしても』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2014年 - 2019年、全15巻
- 『ポンコツちゃん検証中』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2019年 - 2021年、全10巻
- 『ご機嫌ナナメの吉岡さん〜福地翼短編集〜』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、2022年3月10日発売[11]、ISBN (978-4-04-112389-8)
- Twitterで発表した作品を電子書籍で発売後、書籍化[11]
- 『GOLDEN SPIRAL』小学館〈少年サンデーコミックス〉、2022年 - 刊行中、既刊3巻(2022年11月18日現在)
元アシスタント
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “福地 翼(漫画家)”. マンガペディア. 2023年4月5日閲覧。
- ^ a b 【酒漫2 第39話】僕たちの天使!福地翼先生降臨!
- ^ a b “福地翼のサンデー新作、平凡男子が得た力とは”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年7月9日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “タイムリープドラマ「サイケまたしても」完結、福地翼の新連載も鋭意制作中”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年12月26日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “「MAJOR 2nd」連載再開!福地翼の新連載も始動、付録に「紺青の拳」秘蔵設定資料”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月24日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “「双亡亭壊すべし」「ポンコツちゃん検証中」サンデーで完結、「MAJOR 2nd」連載再開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年7月21日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “「ポンコツちゃん検証中」の福地翼が描くファンタジー新連載、サンデーで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年4月13日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b 『週刊少年サンデー』2023年19号、小学館、2023年4月5日、343頁、(ASIN) B0BZ92751D。
- ^ “猫だらけのマンガ本「ねこだのみ」月刊化で石坂啓、高橋留美子ら参加”. コミックナタリー (2016年1月4日). 2018年6月17日閲覧。
- ^ “茂木ヨモギが訳あり凸凹兄弟による野球ロマン描く新連載、福地翼の読み切りも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月5日)2023年4月22日閲覧。
- ^ a b “福地翼の初短編集「ご機嫌ナナメの吉岡さん」紙版限定の描き下ろしも収録”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年3月10日)2022年3月11日閲覧。
外部リンク
- 福地翼 (@fukuchi_tsubasa) - Twitter