68HC08(またはHC08と略記)は、フリースケール・セミコンダクタ(以前はモトローラ・セミコンダクタであった)による、8ビットマイクロコントローラの幅広いファミリである。
HC08は、旧機種の (Motorola 68HC05) と完全にコード互換である。6800以降の伝統を共有する全てのモトローラのプロセッサと同じく、HC08はノイマン型アーキテクチャとメモリマップドI/Oを使用している。このファミリは、メモリとは別に5つのCPUレジスタを持っている。8ビットのアキュムレータA、16ビットのインデックスレジスタH:X、16ビットのスタックポインタSP、16ビットのプログラムカウンタPC、8ビットのコンディションコードレジスタCCRである。いくつかのインストラクションは、H:Xインデックスレジスタ内の個々のバイトを独立して参照する。
HC08の周辺には、何十ものプロセッサファミリが存在し、それぞれが異なる組み込みアプリケーションをターゲットとしている。特徴や能力は、ピン数は8から64ピンまで、USB 1.1から(LIN)までと、変化は幅広い。
Freescale (RS08) コアは、単純化した"reduced-resource"バージョンのHC08である。
Freescale (HCS08) コアは、次世代のHC08プロセッサである。
外部リンク
- HC08 Processor Families
- Helium Open-Source RTOS for HCS08 MCUs
- Ingenieria Inversa Freescale Design House