経歴
中学3年生の時、ダークウェブの存在を知り、Onionちゃんねるなどを閲覧するようになる[6]。15歳の時、エドワード・スノーデンがPRISMの存在を告発したことに感銘・影響を受ける[6]。
2015年5月、出版社のウェブサイトにマルウェアを仕掛けるため、サーバーに不正アクセスをした容疑で警視庁に逮捕される[7]。
2017年5月、漫画村の存在を知り[6]、サーバーの所在地を調査[6]。WHOISなどの情報を元に運営者を特定し、情報を警察に提供する[6]。これをきっかけにフリーランスのハッカーとして活動を開始[6]。
2018年1月に(暗号通貨取引所)のCoincheckがクラッキングされ、同サービスが保持する(暗号通貨が流出)した事件では、ブロックチェーンを追跡し[8]、犯人が送金時にブロックチェーンに書き込んだメッセージを一覧表示するプログラムを開発した[8]。
2018年からは個人事業主としてウェブ開発、脅威インテリジェンス、海賊版対策などの仕事を請け負っている[9]。
人物
脚注
注釈
出典
- ^ a b (国立国会図書館サーチ):(R100000002-I029913562-00)
- ^ a b @cheenanet (2022年7月7日). "25歳になりました🤗(終わりだよ)" (ツイート). Twitterより2022年7月22日閲覧。
- ^ a b “Cheena”. 2017年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月11日閲覧。
- ^ “” (英語). Twitter. 2017年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月11日閲覧。
- ^ 三上洋 (2014年12月19日). “”. YOMIURI ONLINE. 2017年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i Joji Nishino (2019年5月12日). “漫画村を追い詰めたハッカーが語る〈ブラックハッカー〉から〈ホワイトハッカー〉への道”. (Vice). ヴァイス・メディア. 2021年5月27日閲覧。
- ^ 須藤龍也「時代を切り拓く"異能"の人びとの物語 令和の開拓者たち(21)Cheena(チーナ) ホワイトハッカー」『文藝春秋』、文藝春秋、2021年5月、p348-357。
- ^ a b “仮想通貨ウォーズ ネットの闇に迫るホワイトハッカーたちの戦い”. NスペPlus. 日本放送協会 (2018年7月23日). 2021年5月27日閲覧。
- ^ “天才ホワイトハッカー「Cheena」 かつてのブラックハッカーがネットの救世主になるまで”. 文藝春秋 (2021年5月23日). 2022年1月19日閲覧。