ベオグラード・ニコラ・テスラ空港(ベオグラード・ニコラ・テスラくうこう、セルビア語キリル文字表記:Аеродром Београд - Никола Тесла、セルビア語ラテン文字表記:Aerodrom Beograd - Nikola Tesla、英語:Belgrade Nikola Tesla Airport)は、セルビアの首都ベオグラードにある国際空港。市街地から西へ12kmのスルチン区にある。セルビアのフラッグ・キャリアであるエア・セルビアの本拠地ハブ空港でもある。2006年から空港名にセルビア人電気技師のニコラ・テスラの名を冠している。
ベオグラード・ニコラ・テスラ空港 | |
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IATA: BEG - ICAO: LYBE | |
概要 | |
国・地域 | セルビア |
所在地 | スルチン |
母都市 | ベオグラード |
種類 | 民間 |
運営者 | Aerodrom "Beograd - Nikola Tesla" P.E. |
標高 | 102 m (335 ft) |
座標 | 北緯44度49分06秒 東経20度18分33秒 / 北緯44.81833度 東経20.30917度座標: 北緯44度49分06秒 東経20度18分33秒 / 北緯44.81833度 東経20.30917度 |
公式サイト | www.beg.aero |
滑走路 | |
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空港の一覧 |
この空港が使用不能の場合には、ニシュにある(コンスタンティヌス大帝空港)が代替地となる。
概要
現空港は1962年に開港した。先代の空港は東に5kmほどの距離にあり、1927年に開港し1964年に閉鎖された。跡地は現在商業地区になっている。開港時はターミナル1のみで、1979年に現在のターミナル2が建設された。
2008年から2018年の10年で利用客数、貨物取扱量がともに2倍以上となっており、セルビア国内で最大かつ最も混雑する空港である。2012年から大規模なリニューアル工事が行われ、2棟あるターミナルビルのうちまずターミナル2が2013年に、ターミナル1が2017年に改装・拡張された。これに合わせて管制塔も1962年の開港時から使われていたものから新設されている。
2018年にはヴァンシ・エアポートが空港運営権を落札し、同年度から空港運営にかかわっている。
空港に隣接して(ベオグラード航空博物館)があり、S-49やイカルス 451を始めとした旧ユーゴスラビア国産機が収蔵展示されているほか、コソボ紛争時に撃墜された米軍機の機体の一部(F-117のコクピットキャノピーを含む)も展示されている。
就航路線
アクセス
ベオグラード市内との間は、Jat航空(2011年当時)の連絡バス (空港‐新市街‐鉄道中央駅‐スラヴィア広場)及びGSPベオグラードの路線バス(72番系統)が運行されている[1][2]。
脚注
外部リンク
- (セルビア語)(英語)