2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENTは、2010年に開催された2度目のPDC CHALLENGE TOURNAMENTである。
2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENT | |
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概要 | |
開催日 | 4月11日 (東日本予選) 7月4日 (西日本予選) 9月12日 (The Final) |
開催国 | 日本 |
開催地 | 神戸 (西日本予選) 横浜 (東日本予選、The Final) |
会場 | 横浜産貿ホール (東日本予選) 神戸国際展示場 (西日本予選) ランドマークホール (The Final) |
主催団体 | (PDJ) (PDC) |
形式 | legs |
放送 | |
インターネット | J-STUDIO |
チャンピオン | |
橋本守容 |
優勝者は、(2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ)の出場権が得られる。 本年のチャンピオン及び2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ出場者は、橋本守容となった。
この年におけるThe Finalも、来日したラス・ブレイがレフリーを務めた。
本戦の日程・会場・放送など
本戦の日程、会場、放送などの情報は、以下の通りである[1]。
形式
まず、東日本予選と西日本予選があり、これらの予選を通過するとThe Finalに出場できる。 なお、各予選とThe Finalの3つのイヴェントは、それぞれ1日のうちに行われる。
全試合、
- スロウ・フォー・ブルで最初のレッグにおける先攻を決定し、レッグごとに先攻後攻を交代
- レッグ形式
- タイブレイク無し
で行われる。
東日本予選・西日本予選
東日本予選と西日本予選の形式は、参加人数が異なることにより試合数が異なることを除けば、形式は基本的に同じである。 また、2010年は2009年とは逆に、東日本予選が行われた後に西日本予選が行われたが、前者において上位4名に残れなかったプレイヤーは、後者に参戦することも可能であるため、日本のトップ層を中心に両予選に名前が見られるプレイヤーが多い。
両予選は、ラウンドロビンと本戦の2段階になっている。
ラウンドロビン
本戦
本戦は、シングル・エリミネイション形式で行われる。 この年より、The Final出場者が決定する準々決勝で終了し、準決勝や決勝は行われなくなった[2][3]。
The Final
ラスト8からのシングル・エリミネイション形式である[4]。
レッグ数
大会 | ラウンド | レッグズ (ベスト・オヴ) | |
---|---|---|---|
各予選 | ラウンドロビン | 5 | |
本戦 | ラスト16まで | ||
準々決勝 | 7 | ||
The Final | 準決勝まで | 9 | |
決勝 | 11 |
結果
東日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである[5]。 東日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、江口祐司、(勝見翔)、星野光正、そして安食賢一であった。
ラスト16
準々決勝
ここで勝者が、The Final出場となった。
西日本予選
本戦
本戦における結果は、以下の通りである[5]。 西日本予選からのThe Final出場プレイヤーは、(赤松大輔)、(竹内淳)、橋本守容、そして村松治樹であった。
ラスト16
準々決勝
ここでの勝者が、The Final出場となった。
The Final
The Finalの結果は以下の通りである[6]。 チャンピオン及び(2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ)の出場権を得たのは、橋本守容であった。
2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップの結果
ここでは、(2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ)における橋本守容の結果を紹介する[7][8]。
昨年の村松治樹に続き、橋本は、PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおいて、第0ラウンド (Preliminary Round) を通過し、第1ラウンド出場を果たしたプレイヤーとなった。
橋本は村松とは異なり、第1ラウンドでは1レッグも取得できず完封負けとなってしまった。 しかし、対戦相手のゲイリー・アンダーソンは、(昨年)、(ロニー・バクスター)に村松に続いて第2ラウンドにおいて0-4で敗退させられたときよりも実力が大幅に向上しており、橋本との対戦後決勝戦まで到達し、平均値も決勝戦以外で100を切ることがなく、このワールド・チャンピオンシップ後に行われた(2011 プレミア・リーグ・ダーツ)ではチャンピオンとなって初のPDCにおけるビッグ・タイトル獲得を果たすなど、強敵となっていた。
第0ラウンド
形式: ベスト・オヴ・7・レッグズ
第0ラウンドにおける橋本の対戦相手は、(プロフェッショナル・ダーツ・プレイヤーズ・アソシエイション)予選を勝ち抜いた(マット・パジェット)であった。
結果は、以下の通りである。
統計値
橋本守容 | 4 – 2 | (マット・パジェット) |
---|---|---|
9 | 100+ | 6 |
3 | 140+ | 3 |
1 | 180 | 0 |
29.10 | Ave 1 | 27.70 |
87.30 | Ave 3 | 83.10 |
61 | High Finsh | 40 |
1 | 取得後攻レッグ | 0 |
取得レッグ
橋本守容 | 先攻 | (マット・パジェット) |
---|---|---|
◯ | → | |
◯ | ← | |
→ | ◯ | |
◯ | ← | |
◯ | → | |
◯ | ← | |
4 | 合計 | 2 |
第1ラウンド
形式: ベスト・オヴ・5・セッツ (各セットはベスト・オヴ・5レッグズで第5セットのみタイブレイクあり)
第1ラウンドにおける橋本の対戦相手は、当時PDC オーダー・オヴ・メリット11位、PDC移籍前はBDOとWDFの両ランキングとも1位であったゲイリー・アンダーソンであった。
統計値
橋本守容 | 0 – 3 | ゲイリー・アンダーソン |
---|---|---|
10 | 100+ | 9 |
3 | 140+ | 8 |
3 | 180 | 3 |
29.15 | Ave 1 | 34.42 |
87.44 | Ave 3 | 103.26 |
- | High Finish | 122 |
0 | 取得後攻レッグ | 4 |
取得レッグとセット
橋本守容 | 先攻 | ゲイリー・アンダーソン | ||
---|---|---|---|---|
セット | レッグ | レッグ | セット | |
→ | ◯ | ◯ | ||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | |||
← | ◯ | ◯ | ||
→ | ◯ | |||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | ◯ | ||
← | ◯ | |||
→ | ◯ | |||
0 | 0 | 合計 | 3 | 9 |
ゲイリー・アンダーソンの結果
橋本守容を撃破したゲイリー・アンダーソンは、その後決勝まで勝ち進んだ。 (2011 PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ)におけるアンダースンの結果は、以下の通りである。
ラウンド | セット | 対戦相手 | |
---|---|---|---|
1 | ゲイリー・アンダーソン (103.26) | 3 – 0 | 村松治樹 (87.44) |
2 | ゲイリー・アンダーソン (103.44) | 4 – 2 | (デニス・プリーストリー) (90.98) |
3 | ゲイリー・アンダーソン (108.39) | 4 – 0 | (アンディ・スミス) (92.97) |
準々決勝 | ゲイリー・アンダーソン (102.75) | 5 - 1 | レイモンド・ファン・バルネフェルト (95.16) |
準決勝 | ゲイリー・アンダーソン (101.11) | 6 - 2 | (テリー・ジェンキンス) (97.01) |
決勝 | ゲイリー・アンダーソン (99.41) | 5 - 7 | (エイドリアン・ルイス) (99.40) |
参照・脚注
- ^ PDJ Official Site PDJ
- ^ a b c 2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENT 東日本予選 J-STUDIO
- ^ a b c 2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENT 西日本予選 J-STUDIO
- ^ a b 2010 PDC CHALLENGE TOURNAMENT The Final J-STUDIO
- ^ a b PDC CHALLANGE TOURNAMENT 2010 J-STUDIO
- ^ 2010 PDC World Japan Qualifying Event Results Darts Database
- ^ World Championship - Night Three Professional Darts Corporation
- ^ 2011 PDC World Championship Results Darts Database
外部リンク
- PDJ Official Site PDJ
- PDC World Japan Qualifyin Event Winners Darts Database
- PDC CHALLENGE TOURNAMENT 2010 J-STUDIO (東日本予選と西日本予選の動画が視聴可能)
- Planet Darts Professional Darts Corporation (英語)