『1975 LIVE』(1975ライブ)は、2015年9月23日に発売された鈴木茂とハックルバックのライブ・アルバム。
解説
1975年、鈴木茂のファースト・アルバム『BAND WAGON』[1]の発売に合わせ結成されたハックルバックが、同年11月の解散までに行った10数回のライヴの中から4月4日、大阪サンケイホールで行われた「ベイエリア・コンサート スーパーロックジェネレーション」(共演:シュガー・ベイブ)と、5月5日に京都会館で行われた「ファースト&ラスト・コンサート」(共演:ティン・パン・アレー)の模様をほぼ完全収録した完全未発表のCD2枚組。
本作は、2013年11月に亡くなったエンジニア藤井暁が遺した膨大なテープの中から発見されたカセットテープを元にCD化。藤井のエンジニア・ワークスを辿るシリーズの第1回発売としてリリースされた。マスタリングには鈴木茂が自らコンプレッサーを持ち込んで作業が行われた。ブックレットには桑本正士によるメンバーの写真と、長門芳郎提供による資料を収載。
収録曲
DISC-1
1975年4月4日「ベイエリア・コンサート スーパーロックジェネレーション」(大阪サンケイホール)
- スノー・エクスプレス
- 人力飛行機の夜
- Ain't Nobody's Business
- バッド・ジャンキー・ブルース
- 砂の女
- 100ワットの恋人
1975年5月15日「ファースト&ラスト・コンサート」(京都会館)リハーサル
この4曲はあくまでもリハーサルのため収録を見送ることも考えられたが、佐藤博による「アップルノッカー」のジャムっぽく作られたと思われるメンバー全員のノリが良かったとの理由により、収録された。
- アップルノッカー
- 砂の女
- Ain't Nobody's Business
- 100ワットの恋人
DISC-2
1975年5月15日「ファースト&ラスト・コンサート」(京都会館)
本番をノーカットで収録。ジミー・ウィザースプーン(Jimmy Witherspoon)の歌で知られるブルースのカヴァー「Ain't Nobody's Business」と、佐藤のオリジナル「バッド・ジャンキー・ブルース」の2曲は、佐藤がヴォーカルをとっている。また、「Ain't Nobody's Business」には、ソーバッド・レビューのメンバー国府輝幸がピアノで参加している。
- スノー・エクスプレス
- 人力飛行機の夜
- 八月の匂い
- アップルノッカー
- Ain't Nobody's Business
- バッド・ジャンキー・ブルース
- 砂の女
- ウッドペッカー
- 100ワットの恋人
クレジット
スタッフ
リリース日一覧
地域 | リリース日 | レーベル | 規格 | カタログ番号 | 備考 |
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日本 | 2015年9月23日 | SUPER FUJI DISCS / DIW / diskunion | 2CD | FJSP-239/240 | 4月5日「ベイエリア・コンサート スーパーロックジェネレーション」(大阪サンケイホール、共演:シュガーベイブ)と、5月5日「ファースト&ラスト・コンサート」(京都会館、共演:ティン・パン・アレー)の模様をほぼ完全収録した完全未発表の2枚組CD。 |
脚注
外部リンク
- 鈴木茂とハックルバック、1975年ライブ音源CD化 - 音楽ナタリー