1972年アジアラグビーフットボール大会

1972年アジアラグビーフットボール大会は1972年に香港で開催された第三回アジアラグビーフットボール大会。7カ国のチームが、2つのプールに分かれ、それぞれの勝者が決勝戦を行った^[1]。当初8チームでの開催の予定だったが、香港政庁の入国管理局が台湾チームの入国を拒否したため急遽7チームでの開催となった^[2]。

1972年アジアラグビーフットボール大会

トーナメント詳細
開催国	香港
日程	1972年11月4-11日
参加国	7
結果
優勝	日本 (3回目)
トーナメント統計
試合数	12
← 1970 1974 →

トーナメント

プールA

順位	チーム	試合				得点			勝点
		試合数	勝	分	負	得点	失点	得失点
1	日本	3	3	0	0	151	4	147	6
2	(シンガポール)	3	2	0	1	39	79	-40	4
3	(スリランカ)	3	1	0	2	29	69	-40	2
4	マレーシア	3	0	0	3	22	89	-67	0

1972年11月4日 18:00	日本XV	60 - 4	(シンガポール)	香港

FB 15 山本巌 TB 14 坂田好弘 TB 13 (宮田浩二) TB 12 横井章 TB 11 有賀健 HB 10 (蒲原忠正) HB 9 宿澤広朗 FW 8 (益田清) FW 7 松岡智 FW 6 井沢義明 FW 5 (寺井敏雄) FW 4 (柴田浩一) FW 3 大東和美 FW 2 (後川光夫) FW 1 (飯降幸雄)

FB 15 パン TB 14 チエウ TB 13 キア TB 12 タイブ TB 11 ジン HB 10 リア HB 9 キン FW 8 ホウ FW 7 ババ FW 6 サレエ FW 5 フオー FW 4 サルマニ FW 3 ミランダ FW 2 ザイノジン FW 1 モハメド

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1972年11月4日	(スリランカ)	23 - 9	マレーシア	香港

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1972年11月6日	(シンガポール)	26 - 13	マレーシア	香港

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1972年11月6日 19:30	日本XV	51 - 0	(スリランカ)	香港

FB 15 萬谷勝治 TB 14 伊藤忠幸 TB 13 (藤田康和) TB 12 横井章 TB 11 有賀健 HB 10 (蒲原忠正) HB 9 今里良三 FW 8 村田義弘 FW 7 山口良治 FW 6 井沢義明 FW 5 (寺井敏雄) FW 4 (柴田浩一) FW 3 (下薗征昭) FW 2 (後川光夫) FW 1 (吉野一仁)

FB 15 ショックマン TB 14 バルコメッツ TB 13 Rバラスリヤ TB 12 アブティーン TB 11 パターノット HB 10 フェルナンド HB 9 クラテレーク FW 8 ブガマ FW 7 ベネディクト FW 6 クハスーワミン FW 5 グナセゲラ FW 4 ハリチ FW 3 チャング FW 2 Mバラスリヤ FW 1 オマー

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1972年11月8日 19:30	日本XV	40 - 0	マレーシア	香港

FB 15 山本巌 TB 14 伊藤忠幸 TB 13 (宮田浩二) TB 12 (藤田康和) TB 11 坂田好弘 HB 10 (蒲原忠正) HB 9 宿澤広朗 FW 8 (益田清) FW 7 松岡智 FW 6 井沢義明 FW 5 (寺井敏雄) FW 4 (柴田浩一) FW 3 (吉野一仁) FW 2 大東和美 FW 1 (飯降幸雄)

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1972年11月8日	(シンガポール)	9 - 6	(スリランカ)	香港

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プールB

順位	チーム	試合				得点			勝点
		試合数	勝	分	負	得点	失点	得失点
1	香港	2	2	0	0	35	6	29	4
2	(タイ)	2	1	0	1	13	29	-16	2
3	韓国	2	0	0	2	18	31	-13	0

1972年11月5日	韓国	12 - 13	(タイ)	香港

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1972年11月7日	香港	18 - 6	韓国	香港

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1972年11月9日	香港	17 - 0	(タイ)	香港

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順位決定戦

5位決定戦

1972年11月11日	韓国	37 - 0	(スリランカ)	香港

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3位決定戦

1972年11月11日	(シンガポール)	3 - 26	(タイ)	香港

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決勝戦

1972年11月11日 19:30	日本	16 - 0	香港	香港
	トライ: 伊藤、村田	レポート

FB 15 萬谷勝治 TB 14 伊藤忠幸 TB 13 (宮田浩二) TB 12 横井章 TB 11 坂田好弘 HB 10 (蒲原忠正) HB 9 今里良三 FW 8 村田義弘 FW 7 山口良治 FW 6 井沢義明 FW 5 (寺井敏雄) FW 4 (柴田浩一) FW 3 (下薗征昭) FW 2 (後川光夫) FW 1 (飯降幸雄)

FB 15 スミス TB 14 ベンウェル TB 13 ヘッド TB 12 ビガー TB 11 ダンカン HB 10 ギブス HB 9 カニンガム FW 8 ベーカー FW 7 ゴールドスミス FW 6 フランシス FW 5 スイフト FW 4 ミラー FW 3 エラスマス FW 2 カークホープ FW 1 シンプソン

スコッド

日本

監督:   岡仁詩

キャップ数は今大会直前の時点

選手	ポジション	誕生日 (年齢)	キャップ	チーム
(飯降幸雄)	(フォワード)	(1946-05-09)1946年5月9日（26歳）	0	東京三洋
(後川光夫)	(フォワード)	(1945-10-01)1945年10月1日（27歳）	10	リコー
(下薗征昭)	(フォワード)	(1943-08-23)1943年8月23日（29歳）	8	新日鉄八幡
(吉野一仁)	(フォワード)	(1949-08-31)1949年8月31日（23歳）	0	近鉄
大東和美	(フォワード)	(1948-10-22)1948年10月22日（24歳）	0	住金和歌山
(柴田浩一)	(フォワード)	(1947-10-14)1947年10月14日（25歳）	0	三菱製鋼
(寺井敏雄)	(フォワード)	(1946-10-10)1946年10月10日（26歳）	6	新日鉄八幡
井沢義明	(フォワード)	(1947-05-27)1947年5月27日（25歳）	9	リコー
山口良治	(フォワード)	(1943-02-15)1943年2月15日（29歳）	11	京都市役所
松岡智	(フォワード)	(1947-01-20)1947年1月20日（25歳）	3	三菱自工京都
村田義弘	(フォワード)	(1947-02-21)1947年2月21日（25歳）	4	リコー
(益田清)	(フォワード)		0	トヨタ自工
今里良三	(スクラムハーフ)	(1947-03-13)1947年3月13日（25歳）	10	近鉄
宿澤広朗	(スクラムハーフ)	(1950-09-01)1950年9月1日（22歳）	0	早稲田大学
(蒲原忠正)	(スタンドオフ)	(1944-06-15)1944年6月15日（28歳）	11	早稲田大学OB
坂田好弘	(スリークォーターバック)	(1942-09-26)1942年9月26日（30歳）	12	近鉄
横井章	(スリークォーターバック)	(1941-05-01)1941年5月1日（31歳）	12	三菱自工京都
(宮田浩二)	(スリークォーターバック)	(1947-03-20)1947年3月20日（25歳）	3	新日鉄釜石
伊藤忠幸	(スリークォーターバック)	(1941-11-15)1941年11月15日（30歳）	13	リコー
有賀健	(スリークォーターバック)	(1951-02-24)1951年2月24日（21歳）	0	日本体育大学
(藤田康和)	(スリークォーターバック)		0	リコー
萬谷勝治	(フルバック)	(1945-12-07)1945年12月7日（26歳）	12	トヨタ自工
山本巌	(フルバック)	(1947-02-27)1947年2月27日（25歳）	0	リコー

脚注

1. ^ “Rugby in Asia | History of the Game in Asia” (英語). Asia Rugby. 2021年12月12日閲覧。
2. ^ 日本ラグビーフットボール協会／日本ラグビー デジタルミュージアム アジアラグビー史

外部リンク

• Rugby Football 22巻 2号 第3回アジア大会参加報告