鶴田 匡夫(つるた ただお、1933年 - )は、日本の光学技術者で、ニコン開発本部長、副社長を歴任したのち、同社顧問をつとめた。1967年、「偏光型シャリング干渉計の応用に関する研究」により、東京大学より工学博士を取得[1]。
月刊誌『O plus E』で連載している「(光の鉛筆)」は光学技術史を中心に原典にあたって解説するシリーズで、この著作により第4回応用物理学会業績賞を受賞した[2]。
略歴
- 1988・1989年度日本光学会幹事長。
著書
- 『光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、1984、(ISBN 491585101X)
- 『続・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、1988、(ISBN 4915851028)
- 『第3・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、1993、(ISBN 4915851109)
- 『第4・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、1997、(ISBN 491585115X)
- 『第5・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、2000、(ISBN 4915851214)
- 『第6・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、2003、(ISBN 4915851265)
- 『第7・光の鉛筆』、新技術コミュニケーションズ、2006、(ISBN 4915851303)
- 『応用光学I』、培風館、1990、(ISBN 4-563-02331-0)
- 『応用光学II』、培風館、1990、(ISBN 4-563-02332-9)