鳥取港(とっとりこう)は、鳥取県鳥取市の港湾。鳥取市の北西約6km、千代川の河口に位置する。1953年(昭和28年)に地方港湾に指定され、1975年(昭和50年)4月に重要港湾に指定されたが、現在、国際定期航路は有していない。
概要
1653年(承応2年)、鳥取藩初代藩主の池田光仲が御船手番所(川口番所)を設置したのが始まり。古くは賀露港(かろこう、かろのみなと)と呼ばれた。
2015年度の発着数は829隻(357,102総トン)うち外国商船5隻(20,141総トン)[1]、利用客数は92人(乗込人員92人)である[2]。
港一帯は2004年(平成16年)1月30日にみなとオアシスの登録をしていて、とっとり賀露かにっこ館を代表施設とする鳥取・賀露みなとオアシスとして情報発信・交流拠点ともなっている
港湾施設
千代地区
- 1号岸壁(-10.0m×185m、1バース)
- 2・3号岸壁(-7.5m×390m、3バース)
- 4号岸壁(-5.5m×180m、2バース)
- 8号岸壁(-5.0m×70m、1バース)
- 5・6・7・9号岸壁(-4.5m×660m、11バース)
- 物揚場(-4.0m×180m)
- 船揚場(90m)
賀露地区
- 岸壁(-5.5m×90m、1バース)
- 岸壁(-4.5m×180m、3バース)
- 物揚場(-4.0m×345m)
- 物揚場(-3.0m×240m)
西浜地区
- 岸壁(-4.5m×560m)
近隣港湾
関連項目
脚注
参考文献
- 『港湾統計(年報)』国土交通省、2016年2017年4月16日閲覧。 。
外部リンク
- 鳥取港 - 鳥取県空港港湾課
- 鳥取・賀露みなとオアシス - 中国地方整備局