青ノ海 勇三（あおのうみ ゆうぞう、1941年8月13日-1994年8月2日[1]）は、高島部屋から友綱部屋（師匠の名跡変更にともなったもので、実質的には同じ部屋）に所属した元力士。本名は太田 勇三（おおた ゆうぞう）。青森県東津軽郡今別町出身。180cm、92kg。最高位は西十両6枚目。
経歴
1957年3月場所初土俵、1965年9月場所十両昇進。そこから10場所連続で十両在位するも、1967年5月場所に幕下陥落。同場所限りで廃業した。
主な成績
- 通算成績：262勝232敗19休 勝率.530
- 十両成績：74勝76敗 勝率.493
- 現役在位：61場所
- 十両在位：10場所
| 一月場所 初場所（東京） | 三月場所 春場所（大阪） | 五月場所 夏場所（東京） | 七月場所 名古屋場所（愛知） | 九月場所 秋場所（東京） | 十一月場所 九州場所（福岡） | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1957年 （昭和32年） | x | （前相撲） | 東序ノ口13枚目 休場 0–0–8 | x | 新序 2–1 | 東序二段116枚目 4–4 |
| 1958年 （昭和33年） | 東序二段100枚目 3–5 | 西序二段104枚目 7–1 | 西序二段46枚目 3–5 | 西序二段49枚目 5–3 | 西序二段32枚目 4–4 | 西序二段28枚目 7–1 |
| 1959年 （昭和34年） | 東三段目101枚目 4–4 | 東三段目92枚目 5–3 | 西三段目76枚目 6–2 | 西三段目54枚目 3–5 | 東三段目64枚目 5–3 | 東三段目35枚目 5–3 |
| 1960年 （昭和35年） | 西三段目16枚目 4–4 | 東三段目10枚目 1–7 | 東三段目28枚目 7–1 | 西幕下77枚目 5–2 | 西幕下59枚目 0–3–4 | 西幕下79枚目 4–3 |
| 1961年 （昭和36年） | 西幕下72枚目 4–3 | 西幕下63枚目 5–2 | 西幕下43枚目 2–5 | 西幕下59枚目 5–2 | 東幕下45枚目 3–4 | 東幕下50枚目 1–6 |
| 1962年 （昭和37年） | 西幕下67枚目 4–3 | 東幕下59枚目 6–1 | 東幕下29枚目 2–5 | 西幕下36枚目 3–4 | 西幕下40枚目 6–1 | 西幕下24枚目 3–4 |
| 1963年 （昭和38年） | 西幕下27枚目 3–4 | 西幕下30枚目 6–1 | 西幕下13枚目 3–4 | 西幕下14枚目 2–5 | 東幕下24枚目 4–3 | 東幕下21枚目 5–2 |
| 1964年 （昭和39年） | 西幕下7枚目 3–4 | 西幕下9枚目 3–4 | 東幕下13枚目 3–4 | 東幕下15枚目 3–4 | 西幕下17枚目 3–4 | 東幕下21枚目 5–2 |
| 1965年 （昭和40年） | 西幕下12枚目 4–3 | 西幕下8枚目 4–3 | 東幕下5枚目 4–3 | 東幕下4枚目 5–2 | 西十両16枚目 9–6 | 東十両12枚目 8–7 |
| 1966年 （昭和41年） | 東十両9枚目 7–8 | 東十両10枚目 6–9 | 東十両14枚目 10–5 | 西十両6枚目 7–8 | 東十両7枚目 6–9 | 西十両8枚目 7–8 |
| 1967年 （昭和42年） | 東十両10枚目 7–8 | 西十両11枚目 7–8 | 東幕下4枚目 引退 0–0–7 | x | x | x |
| 各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞：敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他：★=金星 番付階級：幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列：横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭（「#数字」は各位内の序列） | ||||||
改名歴
- 太田 勇三（おおた ゆうぞう）1957年3月場所 - 1959年1月場所
- 勇力山 勇三（ゆうりやま ゆうぞう）1959年3月場所 - 1959年9月場所
- 太田 勇三（おおた ゆうぞう）1959年11月場所 - 1961年1月場所
- 青ノ海 勇三（あおのうみ ゆうぞう）1961年3月場所 - 1967年5月場所
参考文献
- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、(ISBN 978-4764104709)
出典
関連項目
外部リンク
- 青ノ海 勇三 - 相撲レファレンス