「雨の日と月曜日は」(あめのひとげつようびは、原題:Rainy Days and Mondays)は、カーペンターズが1971年に発表したシングル。
解説
作詞・作曲は、カーペンターズが前年にカヴァー・ヒットさせた「愛のプレリュード」のソングライター・コンビであるポール・ウィリアムズとロジャー・ニコルズによる。当初はフィフス・ディメンションのために書かれた曲だったが、その時は取り上げられず、この曲のデモ・テープを聴いたリチャード・カーペンターが、カーペンターズで取り上げることを決めた[2]。ハーモニカは(トミー・モーガン)が担当。ポール・ウィリアムズは、1974年のアルバム『Here Comes Inspiration』で、この曲をセルフカヴァーした。
Billboard Hot 100では2位に達し、カーペンターズにとって4作目の全米トップ10シングルとなった。『ビルボード』誌のイージー・リスニング・チャート(後のアダルト・コンテンポラリー・チャート)では4週に渡って1位を獲得[2]。イギリスでは、1971年当時はチャート・インせず、1993年に再発シングルが63位に達した[3]。
カヴァー
- キャロル・バーネット - 『Carol Burnett Featuring If I Could Write a Song』(1972年)
- サラ・ヴォーン - 『Live in Japan』(1973年)
- フリーダ・ペイン - 『Reaching Out』(1973年)
- ザ・ベンチャーズ - 『Ventures Play the Carpenters』(1974年)
- ポール・ウィリアムズ - 『Here Comes Inspiration』(1974年)
- イントルーダーズ - 『Energy Of Love』(1974年)
- アン・バートン - 『He's Funny That Way』(1977年)
- 白鳥英美子 - 『BRAND NEW WORLD』(1989年)
- ケイコ・リー - ミニ・アルバム『ホワット・ア・ワンダフル・ワールド』(1999年)
- オリビア・ニュートン=ジョン - 『インディゴ:ウーマン・オブ・ソング』(2004年)
- speena - 『candy lovely music!! 〜胸のボタンがはじけて〜』(2005年)
- エミー・ロッサム - 『Inside Out』(2007年)
- MONKEY MAJIK - トリビュート・アルバム『イエスタデイ・ワンス・モア〜TRIBUTE TO THE CARPENTERS〜』(2009年)
- NICOTINE - カーペンターズ楽曲のカバーアルバム『GOD SAVE THE CARPENTERS』(2009年)
- ルース・ブラウン - 『(The Real Ruth Brown)』(1972年)
脚注
外部リンク
先代 ロボ 「僕と君のブー」 | Easy Listening ナンバーワンシングル 1971年5月29日 - 6月19日(4週) | 次代 キャロル・キング 「イッツ・トゥー・レイト」 |