阿部 展也(あべ のぶや、1913年(大正2年)2月4日 - 1971年(昭和46年)5月7日)は、日本の洋画家。シュルレアリスム的な作品などで知られる。
人物
新潟県生まれ[1][2]。本名は芳文。京浜中学を中退し、独学で絵画を学ぶ、1932年に独立展入選後、美術文化協会に参加。 1937年には滝口修造ともに、詩画集『妖精の距離』を刊行した[3]。 1941年から1946年にかけては、日本軍事報道部員としてフィリピンで過ごし、1959年以降はイタリアのローマに定住した。 作品に「R-3」などがあり、この作品は東京国立近代美術館賞を受賞している。1971年、ローマで没した。
脚注
- ^ “阿部展也 :: 東文研アーカイブデータベース”. www.tobunken.go.jp. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “阿部展也―あくなき越境者”. 広島市現代美術館. 2021年1月9日閲覧。
- ^ “阿部展也―あくなき越境者 | 広島市現代美術館”. 阿部展也―あくなき越境者 | 広島市現代美術館. 2021年1月9日閲覧。