関原(せきばら)は、東京都足立区中部の町名。現行行政地名は関原一丁目から関原三丁目。郵便番号は、123-0852[2]。
地理
荒川放水路の土手の北側、足立区を南北に貫く尾竹橋通りに東に位置する。古くから市街地が形成されたために細く入り組んだ路地が多く、住宅地や商店が軒を連ねる下町である。隣接する地域は北は西新井栄町、東は梅田、南は一級河川荒川放水路を挟んで対岸に千住元町、西は本木及び西新井本町。
地価
住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、関原2-8-2の地点で22万4000円/m2となっている[4]。
歴史
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地名の由来
1970年(昭和45年)に住居表示を実施した際に、現在の関原二丁目に所在する関原不動院大聖寺 (足立区)大聖寺にちなんで命名されたことに始まる。だが、住居表示実施前からこの地域では「関原」の呼称が用いられており、1929年(昭和4年)に現在の関原三丁目に開設された本木尋常高等小学校関原分教場が、「関原」が公的機関の施設名に用いられた最古の例である。
世帯数と人口
小・中学校の学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。なお、足立区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。ただし、小学校に関しては、2018年(平成30年)度から学区域または学区域に隣接する学校のみの選択になる。[6][7]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
関原一丁目 | 6番21〜30号 7番1〜2号 7番8号〜7番最終号 | (足立区立梅島第二小学校) | 足立区立第九中学校 |
その他 | (足立区立関原小学校) | (足立区立第七中学校) | |
関原二丁目 | 1番6号〜1番最終号 3番1〜3号 3番17号〜6番5号 6番16号〜6番最終号 8番 | 足立区立第九中学校 | |
9番〜14番9号 14番14号〜14番最終号 22番27号〜22番最終号 | 足立区立亀田小学校 | ||
その他 | 足立区立関原小学校 | 足立区立第七中学校 | |
関原三丁目 | 1番〜2番4号 2番15号〜2番最終号 9番1号 9番17〜19号 9番22号〜13番 | 足立区立亀田小学校 | 足立区立第九中学校 |
その他 | 足立区立関原小学校 | 足立区立第七中学校 |
交通
鉄道
当地域内に鉄道駅は存在しないが、近隣地域に東武鉄道の路線が走っており、徒歩や路線バスで利用できる。
道路・橋梁
- 首都高速中央環状線
- 東京都道450号新荒川葛西堤防線
- 東京都道461号吾妻橋伊興町線(尾竹橋通り)
- 西新井橋
- 関原橋(現存せず。橋の欄干部分が本木東小学校敷地内にある)
施設
- 教育
- 足立区立関原小学校
- 足立区立第七中学校
医療
- 森川医院
- 関原診療所
- 星野歯科
- 城北診療所
- 飯泉医院
- 三宅クリニック
- もろジークリニック
柳沢診療所
- 中西医院
- 銀行・郵便局
- 公園
史跡
脚注
- ^ a b “足立区の町丁別の世帯と人口”. 足立区 (2017年12月4日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月7日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月7日閲覧。
- ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ “区立小・中学校の通学区域表・通学区域図”. 足立区 (2017年4月15日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ “学校選択制度について”. 足立区 (2017年6月1日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ “小学校の「学校選択制度の改正」について”. 足立区 (2017年5月3日). 2017年12月7日閲覧。
- ^ 防災路地緑化 国土交通省 p.56
関連項目
外部リンク
- 足立区