「十五年戦争」が日本の社会保障制度・福祉国家体制の形成・発展を促進したことを論証した[2]。「若くして『日本型福祉国家の形成と「十五年戦争」』(ミネルヴァ書房、1998年)というパイオニアワークを発表して学界に不動の地位を築いた」(『福祉社会学研究』15、2018年、P.319)。中国残留孤児に関する研究は英文の単著としてイギリスのRoutledgeという出版社で出版された(Jiaxin Zhong, Japanese War Orphans: Abandoned Twice by the State, Routledge , 2022.)。