概要
立山連峰の最北端で、僧ヶ岳から北の烏帽子尾根の先端にあり、黒部川扇状地の扇頂にほど近い。魚津市からは僧ヶ岳の一部に見えるが、黒部川扇状地からみると立派な一ピークに見える。
山の東側は急斜面だが、西側には峰平と言われる緩斜地帯があり、その一体が「嘉例沢森林公園」となっている。
山頂は黒部川扇状地の他、宇奈月温泉街や立山連峰などが見える[1]。
植生
稜線上にある天池にミズバショウが自生している。
登山
嘉例沢森林公園から山頂への遊歩道が複数ある。そのうちの一つは僧ヶ岳に繋がる烏帽子尾根に至る登山道である。
参考文献
- 『富山県山名録』 桂書房
- 『富山の百山』 北日本新聞社
脚注
- ^ 『富山県山名録』 桂書房、1985年、132頁。