伝記の記載を年譜形式のみとすることは(推奨されていません)。 |
鈴木 通彦(すずき みちひこ、1946年8月 - )は、福井県出身の陸上自衛官。1佐までの職種は施設科。防衛大学校本科13期卒。
同名の人物が陸上自衛隊東北方面衛生隊の隊長を務めていたが、別人である。
略歴
同期の一選抜組であり将来の方面総監候補であったが、1994年11月に発生した東富士演習場違法射撃事件の隠蔽を主導したことから第9師団長在職時の2000年4月、陸上自衛隊史上初となる陸将の停職処分を受け辞任した。
- 1969年(昭和44年)3月:防衛大学校卒業(第13期)、陸上自衛隊に入隊
- 1970年(昭和45年)3月:陸上自衛隊幹部候補生学校卒業、陸上自衛隊施設科部隊に配属。
- 1980年(昭和55年)7月:3等陸佐
- 1984年(昭和59年)1月:2等陸佐
- 1988年(昭和63年)1月1日:1等陸佐に昇任
- 1989年(平成元年)8月1日:北部方面総監部防衛部防衛課長
- 1991年(平成 3年)8月:第12施設群長兼岩見沢駐屯地司令
- 1993年(平成 5年)7月1日:陸上幕僚監部人事部人事計画課長
- 1994年(平成 6年)7月1日:陸将補に昇任(防大13期一選抜)
- 1996年(平成 8年)3月:東部方面総監部幕僚副長
- 1997年(平成 9年)10月13日:陸上幕僚監部教育訓練部長
- 1999年(平成11年)12月10日:陸将昇任、第9師団長
- 2000年(平成12年)4月27日:懲戒処分宣告受(停職20日)、翌28日、師団長を辞任・退職
参考文献
- 防衛年鑑2000 (ISBN 4938468212)
- 第147回国会安全保障委員会第5号議事録