釧路短期大学(くしろたんきだいがく、英語: Kushiro Junior College)は、北海道釧路市緑ケ岡1丁目10-42に本部を置く日本の私立大学。1964年創立、1964年大学設置。大学の略称は釧短。
概観
大学全体
建学の精神(校訓・理念・学是)
- 釧路短期大学における建学の精神は「愛と奉仕」となっている。
教育および研究
- 釧路短期大学の教育
- 生活科学科
- 生活科学専攻:人間生活において必要な事柄を学ぶ専攻課程。司書・メディカルクラークなどの資格取得課程も有する。
- 食物栄養専攻:栄養士として必要な専門科目のほか「フードスペシャリスト」資格を取得するためのカリキュラムも用意されている。
- 幼児教育学科:短期大学附属幼稚園での教育実習も行なわれている。
- 生活科学科
学風および特色
- 釧路短期大学は、社会の良き形成者としての資質と教養を身につけ、建学の精神である「愛と奉仕」に生きる人物の育成がねらいとされている。
- 現在は、事実上日本で最東端の短大となっている。
- 男女共学であるが、女子学生の方が圧倒的に多い。
沿革
- 1964年 釧路女子短期大学(くしろじょしたんきだいがく)として開学。家政科を設置。学生数:女16[1][2]。
- 1973年 男子学生の募集を開始する。それにともない学名を釧路短期大学と改める。但し、男子学生の確認ができず、女子25人在籍。[1][3]。
- 1979年 家政科を生活科学科に改める。
- 1980年 附属幼稚園教諭養成所を改組発展させて幼児教育学科を新設する(在学者数は女子81[1][4])
- 1982年 幼児教育科において初めて男子学生が在籍(1人在籍[1][5])
- 1984年 生活科学科に専攻課程が設置される。
- 生活科学専攻
- 食物栄養専攻
- 1986年 生活科学科において初めて男子学生が在籍(3人在籍[1][6])。
基礎データ
所在地
- 北海道釧路市緑ケ岡1丁目10-42
交通アクセス
教育および研究
組織
学科
- 生活科学科
- 生活科学専攻
- 食物栄養専攻
- 幼児教育学科
専攻科
- なし
別科
- なし
取得資格について
附属機関
- 図書館
- 生涯教育センター
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 釧路短期大学のクラブ活動には、生け花サークルや「国際ソロプチミストΣソサエティ」と称したものがある。
学園祭
- 釧路短期大学の学園祭は毎年、概ね11月に行われている。
大学関係者と出身者
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大学関係者
- 丸毛信勝:2代学長(1965-70)
- 青山一二:4代学長(1972-84)
- 田中正巳:6代学長(1987-2001)
- 山崎幹雄:7代学長(2001-2003)
- 西塔正一:8代学長(2003-2018)
出身者
大学の組織
- 釧路短期大学には「後援会」がある。
系列校
- 社会福祉法人釧路緑ケ岡学園福祉会
- 武修館高等学校
- 武修館中学校
- (釧路短期大学附属幼稚園)
- (釧路短期大学附属図書館)
他大学との協定
社会との関わり
- 公開講座やリカレント講座が執り行われている。
卒業後の進路について
就職について
- 生活科学科:2つの専攻が設置されている。
- 生活科学専攻:明治安田生命保険・釧路信用金庫・網走信用金庫・国民生活金融公庫・朝日生命保険・大地みらい信用金庫・北見信用金庫・三菱UFJニコス・三菱電機クレジット・ナリス化粧品・花王カスタマーマーケティング・マックスファクター・三菱自動車・(北海道マツダ)・ダイエー・丸美屋・ジェイティービー・岡三ホールディングス・(ポータス)・(正和)・(石岡時計店)・(エア・ウォーター・エネルギー)・タクティー・(ワールド山内)・NTT・(三ツ輪運輸)・セトル・(東邦コンサルタント)・大建産業などの一般企業のほか、美幌町・鹿追町・中札内村・釧路市などの各図書館への就職者もいる。
- 食物栄養専攻:栄養士免許を活かした職に就く人が多く、シダックス・日本罐詰・(釧路丸水)などの事業所、各種病院・社会福祉施設・保育園などに勤務している。ほか、病院や医療施設での事務職員に携わる人も多い。
- 幼児教育学科:保育所や幼稚園など児童関連の保育に携わる人が多いものとなっている。
編入学・進学実績
- これまでの実績では日本女子大学などがある。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
- 釧路短期大学