『野球選手が夢だった。』(やきゅうせんしゅがゆめだった。) は1990年7月25日に発売されたKAN5作目のアルバム。[1][2]
概要
本作からシングルカットされた「愛は勝つ」のロングヒットにより徐々に売上を伸ばし、翌年1991年度のアルバムチャート17位にランクインした。
最初のレコーディングでアレンジャーに佐藤準を起用、「青春国道202」と、「それでもふられてしまう男」[3]の2曲がレコーディングされた。しかしKANが作成したデモテープのアレンジと全く違うリズムパターンでアレンジされていたことにKANは立腹、「これは自分の曲ではない」と言ってスタジオを去ろうとするなど、大いにもめたレコーディングとなった[4]。この事がきっかけで、次のレコーディングではアレンジャーを変更し、共同アレンジャーとして小林信吾が参加。本作以後、KANの最も信頼するアレンジャーとして、殆んどのKANの楽曲を手がける。
ジャケット写真の撮影場所は多摩川の河川敷。東急田園都市線の現二子玉川駅近くの野球広場である。このアルバムのジャケットの表表紙の写真選びでもKANとプロデューサーは大いにもめたが、期限ギリギリでKANが折れた[5]。KANが希望した写真はブックレットの裏表紙に使用された。
収録曲
全作詞・作曲: KAN 編曲: 小林信吾/KAN (4: 佐藤準 10: KAN)
外部リンク
- UP-FRONT WORKSディスコグラフィ(2010年10月27日再発売)