釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)は、三重県三重郡菰野町と滋賀県東近江市の境界にある標高1,092mの山。鈴鹿セブンマウンテンの一つ。鈴鹿山脈のほぼ中央部に位置する。南側には、国見岳などを挟んで、日本二百名山の御在所岳(御在所山)がある。
概要
この山の名前の由来は、釈迦の寝姿に似ているところによる。(古生層)の花崗岩の山である。 山麓には(朝明渓谷)(あさけけいこく)があり、尾高山周辺に(三重県民の森)が広がる。
鈴鹿国定公園内にある。庵座谷(あんざたに)の登山ルートには、落差40mの(庵座ノ滝)がある。
登山道
南側の朝明ヒュッテを基点とするルートが一般的である。 三重県側は崩壊が激しいので、ガレ場などの通行は注意が必要である。
北側の(八風渓谷)から八風中峠を経て山頂に達するルートもある。
地理
周辺の山
山容 | 名称 | 標高 (m) | 三角点等級 基準点名[1] | 釈迦ヶ岳からの 方角と距離(km) | 備考 |
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竜ヶ岳 | 1,099.26 | 二等 「竜ケ岳」 | 北 6.0 | ||
(三池岳) | 971.46 | 三等 「八風峠」 | 北 2.2 | ||
釈迦ヶ岳 | 1,091.89 | 三等 「釈迦ヶ岳」 | 0 | ||
羽鳥峰 | 860 | 南西 1.8 | |||
尾高山 | 533 | 東 2.4 | |||
金山 | 906 | 南西 2.8 | |||
(水晶岳) | 954.11 | 三等 「千草越」 | 南西 3.6 | ||
国見岳 | 1,170 | 南 4.7 | (標高未確定) | ||
御在所岳 | 1,212 | (一等)「御在所山」 (1209.37 m) | 南 5.4 | 日本二百名山 |
源流の河川
源流となる以下の河川は、伊勢湾と琵琶湖へ流れる。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
- 国土地理院 地図閲覧システム 2万5千分1地形図名:御在所山(名古屋)
- 朝明ヒュッテ