鄭州地下鉄(ていしゅうちかてつ、中文表記: 郑州地铁、英文表記: Zhengzhou Metro)は中華人民共和国河南省鄭州市で営業中および建設中の地下鉄。
概要
短期計画では、3横2縦1環(東西方向に3路線、南北方向に2路線、環状線1路線)の6本の路線が計画されている。総延長202.53km、総投資額1,000億元。2000年に計画を開始し、2009年2月6日に国務院が計画を批准、2013年12月28日に1号線が開通[1]した。鄭州は中国大陸で17番目、中原地区で初めて地下鉄が開通した都市となった。
沿革
- 1974年 - 鄭州市は、地下鉄を建設し、平時は地下鉄、戦時には都市の防空避難に用いる計画(7401工程)を出す[2]。総延長は10km、6駅を建設予定。
- 1975年6月 - 鄭州市の企業が1kmの掘削試験を開始する。
- 1978年 - 23の企業が建設に着工する。
- 1980年 - プロジェクトが解散する。(碧沙崗駅)を建設する。
- 2000年9月 - 鄭州市は、「鄭州市城市総体計画(1995-2010年)」《郑州市城市总体规划(1995—2010年)》に基づき、都市軌道交通の計画を始める。
- 2005年8月 - 河南省発展改革委員会において、審議を開始する。
- 2007年10月 - 「鄭州市城市快速軌道交通建設計画」《郑州市城市快速轨道交通建设规划》が完成する。
- 2009年2月6日 - 国務院が計画を批准。
- 2009年6月6日 - 1号線1期工事区間が正式に着工する。
- 2010年12月28日 - 2号線1期工事区間が正式に着工する。
- 2013年12月28日 - 1号線が開通[1]。
- 2016年8月19日 - 2号線:(劉荘駅) - (南四環駅)間が開通。
- 2017年1月12日 - 1号線二期区間、2号線南延線(南四環駅 - 新鄭機場駅間)が開通。
- 2019年5月20日 - 5号線が開通。
路線
現在は7路線(実質的に6路線)が営業中である。
営業中
路線名称 | 区間 | 駅数 | 路線距離(km) | 運行開始日 | 最新延長日 | 車輌段/停車場 | 列車編成 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1号線 | (河南工業大学) - (河南大学新区) | 30 | 41.6 | 2013年12月28日 | 2017年1月12日 | 鄭東車輌段 凱旋路停車場 | 国産B車6輌 |
2号線 | (賈河)-(南四環) | 22 | 30.8 | 2016年8月19日 | 2019年12月28日 | 城南車輌段 | 国産B車6輌 |
3号線 | (省体育中心)-(営崗) | 21 | 25.5 | 2020年12月26日 | 2021年6月26日 | ||
4号線 | (老鴉陳)-(郎荘) | 25 | 29.3 | 2020年12月26日 | - | ||
5号線 | 環状線 | 32 | 40.7 | 2019年5月20日 | - | 中洲大道車輌段 五龍口車輛段 | 国産A車6輌 |
(城郊線) | (南四環)-新鄭機場 | 13 | 31.7 | 2017年1月12日 | 2020年12月12日 | 孟庄車輌段 | 国産B車6輌 |
14号線 | (鉄炉)-奥体中心 | 3 | 7.455 | 2019年9月19日 | - | 鉄炉西車輛段 | 国産B車6輌 |
建設中
詳細は「鄭州地下鉄3号線」を参照
- ■6号線:(賈峪駅) - (京水駅)間、39.13km、31駅
- (7号線)、(8号線)、(10号線)、(12号線)、17号線(鄭許市域鉄路)も建設されている。
長期計画
脚注
外部リンク
- 鄭州市軌道交通有限公司(中国語)
- 郑州17条地铁线的规划图(中国語)
- ウィキメディア・コモンズには、鄭州地下鉄に関するカテゴリがあります。