都留短期大学

都留短期大学（つるたんきだいがく）は、山梨県都留市上谷264^[1]に本部を置いていた日本の公立大学である。1955年に設置され、1961年に廃止された。大学の略称は都留短。学生募集は1959年度まで。1960年度より都留文科大学の設置により短期大学は学生募集を停止し、1961年7月8日廃止^[2]。

都留短期大学
大学設置	1955年
創立	1953年
廃止	1961年
学校種別	公立
設置者	都留市
本部所在地	山梨県都留市上谷264^[1]
学部	初等教育科 商業科
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概要

大学全体

• 1954年に山梨県谷村町、東桂村、宝村、禾生村、盛里村が合併して誕生した都留市により1955年に設置された日本の公立短期大学。起源は、その一昨年の1953年に設置された山梨県立臨時教員養成所であり、短期大学設置と同時に経営母体を山梨県から新に誕生した都留市に移管された。設置された学科数は2つで、入学定員はそれぞれ50名となっていた。

教育および研究

• 起源となっている(教員養成所)を改組転換して誕生したことから、とりわけ教員養成には力を入れていた様子がうかがえる。

学風および特色

• 大月短期大学とともに、同年に山梨県内で設置された公立短大となっている。
• 当時、入学者の出身地は奈良県を除いて日本全国の各都道府県におよんでいた^[3]。

沿革

• 1953年 山梨県立臨時教員養成所が創設される。
• 1955年 山梨県立臨時教員養成所を発展改組して都留短期大学を設置。経営母体を山梨県から都留市へ転換。
  • 初等教育科
  • 商業科
• 1959年度をもって学生募集を終了。
• 1961年7月8日廃止^[2]。

基礎データ

所在地

• 山梨県都留市上谷264^[1]

教育および研究

組織

学科

• 初等教育科
• 商業科

専攻科

• なし

別科

• なし

取得資格について

教職課程

• 小学校教諭二級免許状

年度別学生数

• 1958年度以降はその該当年度の5月1日時点でのデータである。

-	初等教育科	商業科^[4]	出典
入学定員	50	50	-
総定員	100	100	-
1955年	男45 女48	男14 女7	^[3]
1956年 - 1957年	不明	不明	^[5]
1958年	男115 女109	男58 女4	^[6]
1959年	男129 女148	男45 女7	^[7]
1960年	男65 女81	男21 女4	^[8]
1961年	-	-	^[9]

学生生活

学園祭

• 都留短期大学の学園祭は、設置の翌年である1956年の秋に初めて催された^[3]。

大学関係者と組織

大学関係者一覧

都留文科大学の人物一覧

大学関係者

歴代学長

• 友枝高彦：開学 -^[3]。
• 諸橋轍次：1957年7月17日 -^[3]。

施設

キャンパス

• 開学時は、山梨県立谷村高等学校の校舎を間借りしていた^[3]。

参考文献

• 『全国学校総覧』昭和34年度版 -
• 『短期大学一覧』昭和30年度版 -
• 全国高等学校長協会編『(教員養成課程認定大学・短期大学等総覧)』（第一法規出版）
• 『全国短期大学高等専門学校一覧』（文部省高等教育局技術教育課監修）
• 『全国短期大学高等専門学校一覧』（(財団法人文教協会)）昭和49年度版 -
• 都留文科大学創立三十周年記念事業実行委員会編 『都留文科大学記念誌』（1989年10月）

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b} 後身である都留文科大学は現在、山梨県都留市田原3丁目8-1に本部を置いている。
2. ^ ^{a b} 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』248頁より。
3. ^ ^{a b c d e f} 都留文科大学創立三十周年記念事業実行委員会編 『都留文科大学記念誌』（1989年10月発行）より。
4. ^ 各年度版『全国学校総覧』（以下『総覧』と略する。）では、「商経科」と表記されている。
5. ^ この年度における『総覧』が存在しないため。
6. ^ 昭和34年度版『総覧』16頁
7. ^ 昭和35年度版『総覧』14頁
8. ^ 昭和36年度版『総覧』18頁
9. ^ 昭和37年度版『総覧』18頁

関連項目

• 山梨県立臨時教員養成所
• 都留文科大学
• 廃止された日本の短期大学一覧

関連サイト

• 沿革|大学紹介|公立大学法人都留文科大学