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遠江国分寺跡(とおとうみこくぶんじあと)は、静岡県磐田市にある国分寺の遺跡。国の特別史跡に指定されている。1923年3月7日に国史跡に指定され、1952年3月29日に国の特別史跡に指定された。また、2012年1月24日に追加指定が行われた[1]。
概要
字国分寺にあり、金堂跡及びその正面西方に塔跡が残されているが、1951年(昭和26年)9月発掘の結果、金堂跡より複廊の廻廊が通じ中門に及ぶことが認められ又講堂跡・南大門跡の位置もほぼ明かにされた。寺域は方100間を■周囲に土塁をめぐらして営まれたものとみなされ、西側にその遺構がよく残存している。建築跡附近より奈良時代に属する多数の鐙瓦・宇瓦等が発見された[1]。
この寺跡は金堂跡・塔跡をはじめとして中門跡・講堂跡の位置も認められ廻廊跡も亦ほぼたどられ且つ土塁の一部も残存し旧規模よく存し国分寺跡としてきわめて顕著であり、学術上の価値が深い[1]。
ギャラリー
薬師堂
講堂跡
塔跡
築地塀跡
南大門跡