手形・足形(てがた・あしがた)は、手のひらや足の裏を象ったものである。
使用例
- かつては有価証券の署名がわりに手形が押された。ある種の有価証券を手形と呼ぶのはこの名残である。
- 相撲の力士の手形は縁起物とされる。色紙に(朱)で押し、サインを添えることが多い。
- ハリウッドのチャイニーズ・シアターの床タイルには、映画スターの手形・足形が彫られている。
- 新生児の誕生記念として手形・足形をとる。
- 競走、サッカーなど足に関するスポーツでの功績を顕賞するために足形を残すことがある。
- 各地の足手荒神や、福井県若狭町の三方石観世音、鳥取県智頭町の河野神社などは、手や足の病気に霊験があるとされ、手形・足形(手や足の形をした板等)が奉納される習俗がある[1]。
- 後鳥羽天皇宸翰御手印置文[2]:暦仁2年(1239年)、隠岐に流されていた後鳥羽上皇が崩御の13日前に書いた自筆の遺言状。文面には上皇の手印(手形)が鮮明に付されている[3][4]。
- ウルトラシリーズに登場するウルトラ怪獣には、サインに代わるものとして足形が設定されていた。