賴髙 英雄(頼高 英雄、よりたか ひでお、1963年(昭和38年)10月10日[1] - )は、日本の政治家。埼玉県(蕨市長)(4期)。元蕨市議会議員(3期)。
来歴
埼玉県蕨市出身。父親は蕨市議会議員を7期務めた頼高久雄。埼玉県立浦和西高等学校、埼玉大学教養学部卒業。1991年、蕨市議会議員選挙に日本共産党公認で出馬し、初当選を果たした。
1999年・2003年に蕨市長選挙に出馬するが、いずれの選挙でも現職の田中啓一市長に敗れ、落選した。
2007年、日本共産党の党籍を残したまま無所属で蕨市長選挙に出馬し、田中前市長の後継候補である(庄野拓也)(自民党・公明党推薦)を破り当選した[2]
2011年に前市議の三輪一栄(自民党・公明党推薦)を下し再選[3]。
市政
- 初登庁後の会見において、蕨駅西口の再開発をめぐっては「現実的に再開発がここまで進んでいるので、進めざるをえないかも知れない。それによって第2・第3工区も違ってくる」と述べ、見直しの方向性に含みを持たせた。なお選挙戦では、第1工区についても「計画の大幅な見直しや中止」を公約に掲げていたが、2007年9月に市議会で「計画の大幅な見直しや中止は断念せざるを得ない」と表明し、選挙公約を事実上撤回した。
- 2020年11月26日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の2021年1月から3月までの月額給与を20%減額する条例案を市議会定例会に提出した。副市長と教育長については10%減額する。12月16日、同条例案は可決された[6]。
人物
- 蕨市議時代は日本共産党公認で当選し、日本共産党会派に所属していたが、市長選出馬に際しては党籍を残したまま、市民団体「フレッシュみんなの会」が支援する形式を取って無所属で出馬した。
脚注
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、114頁。
- ^ 「大型開発ノー」に共感/頼高さん「税金は福祉に」/埼玉・蕨市に共産党員市長 しんぶん赤旗 2007年6月5日
- ^ 蕨市長選 頼高氏再選/「ともに歩む」市政評価/公約95%実現・着手/幅広い市民が支援 しんぶん赤旗 2011年6月7日
- ^ “蕨の更なる発展に向け賴髙市長の3期目がスタート”. 蕨市 (2015年7月). 2023年3月29日閲覧。
- ^ “蕨市長に頼高氏4選 埼玉「あったか市政第2ステージ」訴え”. しんぶん赤旗 (2019年6月4日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ “案第69号 市長等の給与の臨時特例に関する条例”. 蕨市議会. 2020年12月29日閲覧。
外部リンク
- 蕨市長 頼高英雄の活動日誌
- 頼高英雄 (h.yoritaka) - Facebook
- 市長の部屋|蕨市公式ウェブサイト