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警視庁文書捜査官

警視庁文書捜査官』(けいしちょうぶんしょそうさかん)は、麻見和史による書き下ろし小説、および小説のシリーズである。2015年1月31日KADOKAWAから書き下ろし小説として刊行された。

警視庁文書捜査官
著者 麻見和史
発行日 2015年1月31日
発行元 KADOKAWA
(ジャンル) 小説
() 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 304
公式サイト www.kadokawa.co.jp/
コード (ISBN 978-4-04-101988-7)
(ISBN 978-4-04-104619-7)(文庫本
(ウィキポータル 文学)
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2018年からテレビ朝日系で『未解決の女 警視庁文書捜査官』のタイトルでテレビドラマ[1]。主演は波瑠[1]

あらすじ

警視庁文書捜査官
大学で文章心理学を専攻していた鳴海理沙は、警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班、通称「資料保管室」という部署に配属されており、唯一の部下である矢代朋彦とともに、主に捜査資料を整理・分類する仕事を行っている。ある日、理沙たちは、杉並区荻窪2丁目で起きた殺人事件で初めて出動する。被害者の男性の遺体は、右手が切断されており、現場には、裏にメモ書きのあるレシートの他、不可解なアルファベットの文字列が印刷されたカードが残されていた。
永久囚人 警視庁文書捜査官
ある年の4月、理沙が班長を務める文書解読班は、これまでの功績が認められ、新しく夏目静香がメンバーに加えられる。しばらくの後、文書解読班に出動命令が出され、理沙たちは下高井戸1丁目の事件現場へ急行する。遺体はワイヤーでぐるぐる巻きにされており、近くにはダイイング・メッセージが残されていた。やがて遺品の中から、『永久囚人』という幻想小説の2ページ分を撮影した画像が見つかる。

登場人物

鳴海理沙
警部補。文字フェチ。甘党。
矢代朋彦
巡査部長。活動的。
夏目静香
巡査。

書籍情報

  • 警視庁文書捜査官
    • 2015年1月31日、KADOKAWA 、(ISBN 978-4-04-101988-7) / 2017年1月25日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-104619-7)
  • 永久囚人 警視庁文書捜査官
    • 2017年3月25日、KADOKAWA、(ISBN 978-4-04-104609-8) / 2018年4月25日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-106996-7)
  • 緋色のシグナル 警視庁文書捜査官エピソード・ゼロ
    • 2018年1月25日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-106454-2)
  • 灰の轍 警視庁文書捜査官
    • 2018年11月22日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-107400-8)
  • 影の斜塔 警視庁文書捜査官
    • 2019年4月24日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-108048-1)
  • 愚者の檻 警視庁文書捜査官
    • 2019年11月21日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-108825-8)
  • 銀翼の死角 警視庁文書捜査官
    • 2020年5月22日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-109309-2)
  • 茨の墓標 警視庁文書捜査官
    • 2021年3月24日、角川文庫、(ISBN 978-4-04-109308-5)

テレビドラマ

未解決の女 警視庁文書捜査官
ジャンル 刑事ドラマ
原作 麻見和史
『警視庁文書捜査官』シリーズ
脚本 大森美香
演出 田村直己
樹下直美
出演者 波瑠
沢村一樹
工藤阿須加
山内圭哉
西銘駿男劇団 青山表参道X
飯島寛騎(男劇団 青山表参道X)
皆川猿時
谷原章介
高田純次
光石研
遠藤憲一
鈴木京香
ナレーター 増田晋
製作
製作総指揮 横地郁英
プロデューサー 服部宣之
菊池誠
岡美鶴
制作 テレビ朝日
放送
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域  日本
シーズン1
エンディング平井堅「」
放送期間2018年4月19日 - 6月7日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送枠木曜ドラマ (テレビ朝日)
放送分54分
回数8
公式サイト
未解決の女 警視庁文書捜査官
〜緋色のシグナル〜
放送期間2019年4月28日
放送時間日曜 21:00 - 23:05
放送枠日曜プライム
放送分125分
回数1
公式サイト
シーズン2
エンディングいきものがかりきらきらにひかる
放送期間2020年8月6日 - 9月17日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送枠木曜ドラマ (テレビ朝日)
放送分54分
回数7
公式サイト

特記事項:
シーズン1
第1話・第7話・最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
第1話・第6話・最終話は前座番組『警視庁・捜査一課長』とのコラボレーションとして放送。
スペシャル
未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』は『警視庁・捜査一課長』スペシャル3とのコラボレーションとして放送。
シーズン2
第1話は2時間スペシャル(20:00 - 21:48)。
第4話は前座番組『警視庁・捜査一課長2020』とのコラボレーションとして放送。
第6話は10分拡大(21:00 - 22:04)。
最終話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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未解決の女 警視庁文書捜査官』(みかいけつのおんな けいしちょうぶんしょそうさかん)のタイトルで、2018年4月19日から6月7日まで毎週木曜日21時 - 21時54分に、テレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された。主演は波瑠[1]

2019年4月28日日曜日21時 - 23時5分[注 1]に日曜プライム・ドラマスペシャル『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』が放送された[2]

2020年8月6日から9月17日まで、シーズン1と同じ「木曜ドラマ」枠にて、続編としてシーズン2を放送[3]

キャスト

警視庁捜査一課

特命捜査対策室
2009年に時効廃止法案が出されたのに伴って設立した。室長の古賀清成を筆頭にして今までの未解決事件を捜査している。地下の文書保管倉庫を借りて、3年前に第6係(文書解読係)を設立した。
矢代朋(やしろ とも)〈28→30〉
演 - 波瑠
本作の主人公。第6係の刑事。巡査部長。一人称は「自分」。目が大きいことから、理沙には「ホルス」、古賀には「目力」と呼ばれている。古賀から女性扱いされないこともしばしば。柔道に長けている。
物語当初は第3強行犯捜査 殺人犯捜査第5係に赴任しているが、大けがから復帰後に捜査一課長から異動を命じられた。
草加と一緒に行動して聞き込み捜査をする描写が多く、対人関係が苦手な理沙の代わりにイヤホンを使って彼女の指示を受ける形式(通称:コナン君形式)で聞き込み捜査や被疑者の取り調べをする役割もある。教養などに疎い面があり、当てずっぽうや勘による捜査が多い。
第7話で秋田に拳銃で撃たれたが、理沙の文書力を見習って購入した辞書が弾丸を受け止めたため、無傷で済んだ。
岡部からは好意を持たれているが気が付いていない。
古賀清成(こが きよなり)〈50→52〉
演 - 沢村一樹[4]
室長。警視。既婚。
出世欲が強く、他人の手柄を横取りすることが多いため、理沙と川奈部前係長には「腹黒(男)」と思われている。第6係のメンバーを「倉庫番」と呼んで邪魔者扱いしており、特に朋には皮肉な態度を取って見下している。
特命捜査対策室室長に左遷されたと快く思っていないが、代議士・官僚等の身分の高い人物が絡む事件になると目の色を変えて部下に指示を出し、自分の手柄にして次期の捜査一課長のポストを狙っているあからさまな態度を取る。が、推理力はイマイチである。
Season2では出世することなく、そのままの役職であることを不満に感じている(過去の栄光を語ってばかりいる)。第6話では富野に銃で撃たれて倒れ、最終話では左腕を骨折して入院した(ラストには理沙が喋ったあとにくしゃみをしていた)。
理沙とは10数年前に「何かあった」模様。
高校時代は演劇部に所属していた(Season 2)。
宗像利夫(むなかた としお)〈48〉
演 - 皆川猿時
刑事。室長補佐。
国木田哲夫(くにきだ てつお)〈46〉
演 - 谷原章介
京都府警 刑事。京都府出身。
財津の定年に伴い、Season2より第6係の係長に就任(階級は警部)。赴任してわずか1週間で京都弁から標準語になっており、朋らを感心させる。草加同様、朋から「いい声」と評される。
朋のことは「朋ちゃん」と呼ぶ。
福津正大(ふくつ しょうた)〈25〉
演 - 加藤大貴
第2係の刑事。
中間賢治(なかま けんじ)〈35〉
演 - 岡本智礼
第2係の刑事。
財津喜延(ざいつ よしのぶ)〈58→60〉
演 - 高田純次
第6係の係長。警部。
恐妻家。定時に帰って夕飯の買い出しに行くことを日課にしている。普段は飄々としているが、かなり切れ者。武道に長けている様子(season2の第1話など)。以前は科捜研にいた[ep 1]
season2の第1話にて定年退職する。
草加慎司(くさか しんじ)〈53→55〉
演 - 遠藤憲一
第6係の主任。警部補。現在は独身。娘がいる(Season2)。「お遍路」の異名を持つ。朋からは「いい声」と評される。理沙に気がある様子で、周囲が「魔女」と呼ぶことを嫌がっている。パソコン操作は苦手である。2年前から第6係に配属している。
無駄なセリフを吐かないことを美学と考えており、朋には「無駄口を叩くな」と注意している。
鳴海理沙(なるみ りさ)〈48→50〉
演 - 鈴木京香[5]
第6係の刑事。階級は警部補。「(倉庫番の)魔女」の異名を持つ。朋からは「先輩」と呼ばれる。警察官だった祖父に勧められて同じ道に進んだ。
文書解読のエキスパートとして未解決事件捜査の突破口を切り開いている。個室でくつろいでレコードを聴きながら文書解読することが多い[注 2]。ちょっとしたことで機嫌を損ねて個室へ引き込もってしまう。謎が解明したときに「文字の神様が下りてきた」と言う。自分の気に入らない言葉や言葉の使い方を間違っているとすぐに訂正を求めるため、古賀らから面倒がられている。稀に外出することもあり、大抵周囲がざわつく(シーズン1では地上へ出ただけでも捜査一課がざわついた)。外出時には紫外線対策として日傘やサングラスを欠かさない。
12年前の坂下芽以誘拐事件を担当していたが未解決に終わってしまい、後に精神的ダメージを負った坂下菜々美から罵倒されたことが原因で対人関係が苦手となった。
6係への階段の昇り降りに不満を持っている。
吉田治郎(よしだ じろう)〈25〉
演 - 西銘駿男劇団 青山表参道X
第2係の刑事。
由比雄一(ゆい ゆういち)〈30〉
演 - 植木祥平
第2係の刑事。
庄野仁(しょうの じん)〈35〉
演 - 裵ジョンミョン
第2係の刑事。
第3強行犯捜査 殺人犯捜査第5係
岡部守(おかべ まもる)〈32→34〉
演 - 工藤阿須加
刑事。巡査部長。
同期の朋と入れ替わりで異動された。
朋のことが気になっている。
川奈部孝史(かわなべ たかし)〈55〉
演 - 光石研
前係長。警部。朋の直属の元上司。
朋の父を柔道の師匠として慕っている。
シーズン2の第1話にて管理官に昇進したことが判明(回想)。
桑部一郎(くわべ いちろう)〈44→46〉
演 - 山内圭哉
係長。警部補。シーズン2で係長へ昇進している。
スペシャルには登場していない。
多部和樹(たべ かずき)〈25〉
演 - 飯島寛騎(男劇団 青山表参道X)
刑事。
管理職
(大岩純一)(おおいわ じゅんいち)〈56〉[注 3]
演 - 内藤剛志(第1話・最終話・スペシャル・season2 第4話)
一課長。階級警視正。
第2話では直接の登場はないが、特命捜査対策室第6係の財津係長が大岩から捜査依頼を頼まれたという台詞がある。
(小山田大介)(おやまだ だいすけ)〈54〉[注 3]
演 - 金田明夫(第6話・スペシャル)
庶務担当管理官。階級は警視。

ゲスト

シーズン1 / スペシャル / シーズン2

シーズン1(2018年)

第1話
嶋野泉水(しまの いずみ)〈享年46〉
演 - 中山美穂[9]
「ミステリー界の女王」の異名を持つ小説家。10年前に背中を包丁で刺されて死亡し、扉の鍵が掛けられた密室状態で消防隊によって発見された。鍵は自ら掛けた。
思うような作風が書けなくなったとき、新海の提案でMizukiたちのゴーストライターを使っていたが、Mizukiと対面したときに息子と直感してゴーストライターを外した。
Mizuki(ミズキ)〈35〉
演 - 風間俊介
加藤篤子の恋人。本名は佐々木瑞希。旧姓は宮下。
フリーライターをするかたわら、フェイクニュースを垂れ流して生計をたてている。鳴海によって恭一と筆跡が似ていることから恭一と嶋野泉水とで出来た息子であることが暴かれた。過去に出産して離れた上、ゴーストライターを外され、2度も自分を捨てた嶋野泉水への恨みによって彼女を刺殺したのが判明する。
新海雄二(しんかい ゆうじ)〈58〉
演 - 半海一晃
新海プロダクション代表。10年前まで嶋野泉水の担当編集者をしていた。
鈴村美咲(すずむら みさき)〈30〉
演 - 芹那
元看護士。
恋人・石井卓司がMizukiのフェイクニュースによって自殺したことによる復讐で、Mizukiと関わっている加藤篤子と太田碧に対して毒薬を混入させて殺害し、その後は別荘にMizukiを呼んで殺害しようとしたが、矢代たちの乱入によって逮捕されて容疑を全て認めている。
山本則夫(やまもと のりお)〈57〉
演 - 渡辺いっけい
嶋野泉水の夫。証券会社勤務。泉水のファンで自らアプローチして結婚した。
泉水の死後はマスコミから格差婚と叩かれる。理沙に見破られるまで、泉水の名誉を守るためにゴーストライターを使っていることを今まで隠していた。
雑誌記者
演 - 玉川徹
刺殺される数時間前の嶋野泉水にインタビューした記者。
加藤篤子(かとう あつこ)〈享年34〉
演 - 松長ゆり子
会計事務員。毒薬を混入されて死亡した。
宮下恭一(みやした きょういち)
演 - 佐野元哉
嶋野泉水の前夫。泉水の死の3か月前に病死した。
嶋野泉水と別れてからは瑞希を連れて福岡でバーテンダーとして店を出していた。
太田碧(おおた みどり)〈享年36〉
演 - 諏訪井モニカ
アパレル店員。毒薬を混入されて死亡した。
第2話
坂下菜々美(さかもと ななみ)〈40〉
演 - 高岡早紀
芽以の母。清掃作業の派遣会社勤務。
12年前に世田谷区のショッピングモールで芽以が誘拐されたことと夫の浮気による精神的ダメージで、明るい性格から変わってしまう。
半年前に聖桜大学付属中学校で清掃しているときに、左二の腕にハート型ほくろをつけた生徒の幸田遥花を見て芽以であることに気付き、やがて幸田夫妻への憎悪から復讐を考えるようになり廃工場をアジトにして芽以を誘拐する。その後、芽以と心中しようとしたが矢代の説得で思いとどまり、殺人未遂の現行犯で逮捕される。
幸田雅也(こうだ まさや)〈45〉
演 - 戸次重幸
大手IT企業「Kアイティーラボ」の社長。12年前に芽以を誘拐した妻を止めることが出来ず、突然死した娘の代わりとして育てる。中学から付属学校で学び、聖桜大学経済学部卒業。
家宅捜索で理沙によって真相を暴かれる。芽以を誘拐した際に菜々美に無言電話で芽以の無事を知らせるが、それ以降は妻と一緒に山梨の別荘に住まわせていることを自供し、未成年者略取・誘拐容疑で警察に逮捕状が出される。
幸田真紀(こうだ まき)
演 - 中村映里子
雅也の妻。肺の病気で余命半年と告げられて長らく入院している。
12年前、娘の遥花が突然死した2日後に芽以を誘拐する。それ以降は山梨の別荘で芽以を遥花とし育てる。芽以の左二の腕のハート型ほくろを隠すために、夏でも長袖シャツを着せていた。夫・雅也の自供によって未成年者略取・誘拐容疑で警察に逮捕状が出される。
坂下芽以(さかもと めい) / 幸田遥花〈15〉
演 - 畑芽育 (12年前:落井実結子
12年前に幸田夫妻に誘拐され、娘の遥花として聖桜大学付属中学校に在学している。
真紀の見舞いに向かう途中で何者かに誘拐される。身代金を要求されているときの電話で「かもめ」の言葉を残したが、それは12年前に幸田夫妻に誘拐されたときと同じ言葉だった。理沙が幸田宅の窓外にある広告看板を見て「かもめ」の言葉がひらめいたことと左二の腕にハート型ほくろがあるという共通点で、遥花ではなく坂下芽以であると判明する。
幸田遥花(こうだ はるか)〈享年3〉
演 - 尻引結馨
幸田夫妻の娘。12年前に乳幼児突然死症候群で息を引き取った。
坂下賢治(さかもと けんじ)
演 - 朝倉伸二
菜々美の元夫。芽以の父。
娘の芽以が誘拐された後に自身の浮気が原因で菜々美と離婚し、2年前に別の女性と再婚する。
関友加里(せき ゆかり)
演 - 小林きな子
警視庁刑事。
遥花(実は芽以)誘拐の身代金受け渡しをする秘書役に名乗り出るが、立派過ぎる体型が秘書に見えないことで川奈部前係長に却下される。
内藤茂(ないとう しげる)
演 - 児玉貴志
菜々美が勤める清掃作業の派遣会社の同僚。
ギャンブルによる借金返済のために菜々美と一緒に遥花(実は芽以)の誘拐に協力する。
榊原(さかきばら)
演 - 白仁裕介
幸田夫妻の娘・遥花が搬送された先の病院の医師で雅也の友人。雅也の頼みで遥花の死亡を伏せた。
遥花(実は芽以)誘拐事件の被疑者となるが、当日は地下アイドル「天晴れ!原宿」のライブに行ったというアリバイがあった。
第3話
塚本秀平(つかもと しゅうへい)〈52〉
演 - 吉田栄作
修和大学日本文学科教授で舞阪佳織の恩師。独身。
舞阪佳織と百人一首を勉強し合ううちにお互いが好きになり、お気に入りの句の読み札を交換した。
舞阪佳織を刺殺した山崎を刺殺しようとしたが、矢代たちに取り押さえられて、山崎の殺人未遂の現行犯と与田の殺人容疑で逮捕される。
舞阪佳織(まいさか かおり)〈享年20〉
演 - 福原遥
修和大学塚本ゼミの女子大生。5年前に西荻窪駅前の駐輪場で刺殺された。
大学で百人一首の研究をしていて、小倉百人一首の表紙をスマホの待ち受け画面にしていた。
刺殺されたあとは、自転車でミニスカートを履いていたとのデマがネットで流された。
塚本を好きになり、与田に別れを切り出したのがきっかけで、与田に殺害を頼まれた後輩の山崎に刺殺され、塚本に対する思いをこめた句の読み札を握りしめたまま息を引き取った。
舞阪繁夫(まいさか しげお)
演 - 遠山俊也
舞阪佳織の父。彼女が幼い頃に妻を病気で亡くしたため、男手一つで舞阪佳織を育てあげる。
与田秀樹(よだ ひでき)〈享年33〉
演 - 深水元基
舞阪佳織の元恋人。実業団の元柔道選手で、国体で78kg級3位入賞を果たしたことがある。左手首に百人一首90番の一部「MISEBAYANA(見せばやな)」の入れ墨を入れている。
理沙によって、字体が直線的で角ばっていることから、普段は穏やかだが興奮すると激しい怒りを起こす性格と推測され、実際も推測通りの凶暴な性格だった。
舞阪佳織と同様に別の女性を粗末にするやりとりをするのを塚本に見られ、彼ともみ合いになり階段に突き落とされ、頭を打って死亡した。
山崎雄太(やまざき ゆうた)〈32〉
演 - 清水優
与田の後輩。8年前に与田との柔道練習で彼の選手生命を奪うけがをさせてから彼に頭が上がらなくなる。
与田から舞阪佳織を殺害の依頼を受けて、彼女を刺殺した。5年の歳月を経て、佳織の殺人容疑で逮捕される。
石井加恵(いしい よしえ)
演 - 秋月三佳
佳織の友人で保育士。幼稚園で職務質問されたあと、特命捜査対策室第6係に訪れて塚本が佳織のストーカーとの疑惑を話す。
権田巌(ごんだ いわお)
演 - 依田司
警視庁鑑識官。特命捜査対策室第6係に殺害された与田秀樹の写真を持ってくる。
第4話
藤田里美(ふじた さとみ)〈49〉
演 - 真飛聖
15年前の稲峰神社の秋祭りに突如失踪した主婦。料理が得意で、息子たちに包丁の使い方などを教える良き妻として振舞っていた。
この失踪事件は「品川区主婦神隠し事件」と名付けられ未解決のままだったが、橋から転落した真智の車の中から自身の毛髪が採取されたことをきっかけにして動き出す。
失踪の6日前に姉の河村綾子を転落死させ、奥多摩山地で夫・晃一と一緒に遺体を埋めてごまかそうとした。しかし、何年も隠し続けることに耐えられず自首しようとしたが、夫の晃一から河村綾子として生きるように提案され受け入れた。失踪決意後は、息子たちに料理レシピのアドバイスを、息子たちが書いた絵馬にメッセージを、涙を流しながら書いて姿を消した。
河村綾子として定食屋で働いていたが、姉の遺体を埋めた現場にいるところを真智に見つかり、彼女に失踪事件全容について脅され橋から突き落とす。取り調べで黙秘し続けたが、理沙によって定食屋の伝票の字が筆跡を隠そうとわざと癖をつけているもので最後の字が自身の癖字と見破られたことで自供し、河村綾子の殺人容疑と真智の殺人未遂容疑で逮捕される。逮捕直後に息子たちが警察に駆け付けて、今まで生きていたことを感謝される。
藤田晃一(ふじた こういち)〈50〉
演 - 堀部圭亮
里美の夫。代議士で父が代議士をしているときは、父の第一秘書をしていた。
里美には姉の河村綾子を転落死させたことを、時効の15年後まで罪を償い続けて息子たちに黙って家に居続けることを彼女に伝えたが、息子たちに隠し続けることが出来ないと言った彼女の精神状態の乱れから藤田家を離れて失踪することを提案した。7年後の2010年に公訴時効廃止が施行されたことにより一転して、里美を失踪宣告で戸籍上から消し、彼女に3,000万円を渡して河村綾子として生きるように告げて彼女を見捨てた。
真智の殺人未遂事件をきっかけに「品川区主婦神隠し事件」の再捜査された際も、里美には身分を隠し続けるように伝える。事務所で矢代と古賀室長に「品川区主婦神隠し事件」の全容が明らかにされ証拠隠滅で事務所を燃やそうとしたが、朋に止められて放火未遂で現行犯逮捕される。
長瀬真智(ながせ まち)〈34〉
演 - 吉井怜
山梨県で働いているアパレルショップ店員。15年前は里美が失踪した神社で巫女のアルバイトをして、甲府のナンバーワンホストにはまっていた。
休暇中に車で出掛けた奥多摩山地の橋から里美に突き落とされ、全身打撲で意識不明の重体に陥ったが、意識を取り戻す。事故直前に地元の図書館に行って、「品川区主婦神隠し事件」の記事をコピーして、スクラップブックにしてまとめている。
藤田颯太(ふじた そうた)〈23〉
演 - 上杉柊平(15年前:藤本悠希)
明京学院大学に在学している藤田夫妻の長男。将来は政治家になることを決意する。
藤田陸人(ふじた りくと)〈22〉
演 - 百瀬朔(15年前:岩田琉聖
颯太と同様に明京学院大学に在学している藤田夫妻の次男。河村綾子の実子で産まれて間もなく藤田夫妻の養子となる。いつか里美にごちそうするためにシェフになることを決意する。
河村綾子(かわむら あやこ)
演 - 荻野友里
里美の姉。陸人の実母。
未婚のまま陸人を出産。陸人が1歳に満たないころに彼を置いて、新しい男を連れて蒸発した。15年前に陸人を連れ戻すため藤田家に上がり込み、階段を上っている途中で里美に引き倒されて転落死した。
第5話
松河森次(まつかわ しんじ)〈51〉
演 - 宮迫博之[10]
東京都立中央医療センター医師。元松河総合病院医師。左利き。通称「モリジ」。
2018年1月に朋が拳銃で撃たれた際に、弾丸を取り除いて彼女の命を取り留めた。
5年前の須賀の手術の第1助手で、途中から執刀医で手術した。
正一が送検された後は松河総合病院院長の職に就き、須賀の手術中に小漣がモスキートペアンを入れたことを最後まで見て見ぬふりをしていたが、送検後の正一が弟をかばっている言葉を朋から聞かされて態度を改めて自首して逮捕される。
松河正一(まつかわ まさかず)〈52〉
演 - 植草克秀
松河総合病院院長。森次の兄。父から右利きに矯正させられた。
5年前の須賀の手術の執刀医だったが、半年前から父に病院経営を任されたことによるプレッシャーで右腕が動かなくなるイップスにかかり、執刀医を森次に代えて手術させた直後、森次に他病院に行くことを通告して自身は院長に就任した。その後、中尾にモスキートペアンが映っているレントゲン写真を見せられ、1週間後の待ち合わせで中尾を左手で刺殺して「も」のダイイングメッセージを書いて、茂木に罪をかぶせようとした。
矢代たちの取り調べで全容が明らかになり罪を認めて、院長を退職し送検される。
寺井文蔵(てらい ぶんぞう)
演 - 小野了
レコード店店主。元松河総合病院の経理担当。
5年前、須賀と病院との癒着を知らしめるために、ゲバ字で書かれたビラをばらまいた。
候小漣(こう しゃおれん)
演 - 上野なつひ
東京都立中央医療センター医師。元松河総合病院医師。中国・山東省出身。
5年前の須賀の手術の第2助手で、須賀によって日本で医者の勉強が出来なくなって自殺した妹の復讐のために、自身で仕入れたモスキートペアンを須賀の体内に入れた。
中尾勲(なかお いさお)〈享年32〉
演 - 町井祥真
松河総合病院放射線技師。
闇金業者に金を借りるほど、ソーシャルゲームにはまっていた。
5年前、正一に須賀の手術後の体内にあるモスキートペアンが映っているレントゲン写真を見せ、1週間後に証拠用レントゲン写真と引き換えに口止め料を要求したことで刺殺された。
須賀勇蔵(すが ゆうぞう)
演 - 児玉頼信
厚生労働省の官僚。ゴルフのラウンド途中に突然倒れて救急搬送されたが、病院に到着前に腹部大動脈瘤破裂で死亡した。直接死因は体内に入れたままのモスキートペアンの接触によるもの。
5年前に松河総合病院で大腸がんの手術を受け、その際にモスキートペアンを体内に入れたままにされた。
城田(しろた)
演 - 池浪玄八
元警視庁副総監。死の直前の須賀とゴルフをまわっていた。
特命捜査対策室を訪ねて、日頃から活躍する室長の古賀清成を激励する。
茂木信也(もぎ しんや)
演 - 慈五郎
中尾に金を貸していた闇金業者。彼が刺殺された後は重要参考人として追及されたが、証拠不十分として逮捕状を得るまでには至らなかった。
第6話
西島圭人(にしじま けいと)〈28〉
演 - 桐山漣
朋の高校時代の同級生。高校時代はバスケ部に所属していた。高校時代から女癖が悪く、数名の女性と交際歴がある。
6年前は雪乃と千鶴との三角関係を結んでいたが、雪乃との結婚を機に千鶴に別れを切り出した。友莉子とは高校時代に交際していて別れたが、社会人になって再度不倫関係で交際している。
同窓会SNSの情報を頻繁にアップしていて、浮気の心配をしている妻・雪乃を安心させるためにパスワードをかけていない。そのため、磯野が千鶴殺害を疑って送ったメッセージは雪乃に削除され確認していない。
吉井友莉子(よしい ゆりこ)〈28〉
演 - 入山法子(スペシャル)
朋の高校時代の同級生。旧姓は丸山。
朋の取り調べで、不倫をにおわすブログをアップし続けていることにより、磯野との不倫を疑う彼女に激怒し、西島と不倫していることを暴露してしまう。
朋の聞き取り捜査で彼女と再会、既に妊娠している[ep 1]
吉井洋平(よしい ようへい)〈42〉
演 - マギー(スペシャル)
友莉子の夫。IT企業「サイオーシャン」社長。
雪乃に妻が浮気をしていると報告され殺すように告げられるが、雪乃に妻を信じると告げた矢先に刺され救急搬送されるものの、命に別状はなくしばらくして復帰した。
最大手ソフトウェア企業「Wテクノス」社長である涌井の知り合いということで、矢代の聞き取り捜査に協力している[ep 1]
磯野賢治(いその けんじ)〈享年28〉
演 - 柳下大
矢代の高校時代の同級生。高校時代は朋と一番の仲良しであり、千鶴には告白する度に断られた。カフェバーで雇われ店長をしている。
自身の店で日中に同窓会を開いた日の夜、朋に千鶴を殺害したのは西島と打ち明けようとして別れた。その後、同窓会SNSで西島に千鶴殺害を疑うメッセージを送ったが、西島には確認されず雪乃が確認して、翌日の夜に彼女に刺殺される。
西島雪乃(にしじま ゆきの)〈32〉
演 - 西原亜希
西島圭人の妻。西島とは同じ大学サークル仲間で結婚した。
6年前に西島が千鶴と浮気していることを知り、彼女を鉄パイプで頭部を殴打して殺害した。
磯野が同窓会SNSで西嶋宛てに送ったメッセージを閉店後に店に行くと返事した翌日に磯野を殺害し、磯野になりすました理沙のメッセージを見て友莉子を殺害しようとしたが、友莉子に扮した朋に取り押さえられて、殺人未遂及び銃刀法違反で現行犯逮捕される。
遠藤千鶴(えんどう ちづる)〈享年22〉
演 - 板野友美
朋の高校時代の同級生。プロのダンサー。
6年前、雪乃に鉄パイプで頭部を数度に渡って殴打され死亡した。西島に別れを切り出された後、ダンサー仲間からは磯野と交際していると思われた。
袴田高一郎(はかまだ こういちろう)〈28〉
演 - 榊原徹士
矢代の高校時代の同級生。高校時代は生徒会長をしていた。
磯野の店での同窓会で進行役をする。
山川いちか(やまかわ いちか)〈28〉
演 - 麻美
朋の高校時代の同級生。
ラーメン店店員
演 - 弘中綾香(テレビ朝日アナウンサー)[11]
理沙が朋を連れて警察官になるきっかけを話したラーメン店「百麺」の店員。
第7話・最終話
百々瀬佐智(ももせ さち)〈29〉
演 - 谷村美月(中学時:池田朱那)
2年前から大手コーヒーチェーン「MJG」の経営企画部所属の社員で、社長の娘。12歳のときに、関東スペリングビー大会で優勝した経歴を持つ。
朋は、15年前の3億円強奪事件を計画した主犯格だと考えている。朋の推理は、1か月前に秋田が父親に金を要求するのを目撃してから、藤枝に秋田を銃殺するように依頼し、一方で秋田を復讐させるように戸塚を洗脳した。しかし、藤枝が秋田に銃殺されたことによって計画が狂い、佐智自身を秋田に偽装拉致させ、その身代金を持って海外に逃亡するようにと指示した。スペリングビーのフラッシュカードを使って「RISK,HELP」「ABDUCT!ON」「MJG」のメッセージを送って身代金誘拐だと思わせるように警察を導き、かもす埠頭で無人のクレーンで吊り上げられ救出される被害者のふりをした。
朋の推理を、決定的証拠がない、と否定した。
百々瀬博昭(ももせ ひろあき)〈55〉
演 - 石黒賢
大手コーヒーチェーン「MJG」の社長で、佐智の父。
3億円強奪事件をしたことを自供し、古賀室長による3億円強奪事件の記者会見で、事件の主犯として逮捕と発表される。
矢代の推理では、15年前にイタリアンレストランを経営していたが潰れ、自宅で練炭自殺しようとしたところ佐智に現金強奪事件を持ちかけられ、イタリアンレストランの従業員だった藤枝・秋田とともに3億円強奪事件を実行した。その現金を元手に1年後に大手コーヒーチェーン「MJG」を起業して成功した。
野々村慎太郎(ののむら しんたろう)〈70〉
演 - 岩城滉一
元警視庁刑事局長で古賀室長の元上司。
15年前の3億円強奪事件で使われた拳銃は警察官の息子が紛失したものと分かり、供述調書を部下に改ざんさせて隠蔽した。
藤枝銃殺で使用された拳銃は前述事件で使用されたものと同一と分かり、再び息子の紛失が浮上した際は、古賀室長に署長への栄転を持ちかけて前述事件を深入りしないように指示する。しかし、古賀室長が行った15年前の3億円強奪事件に関する記者会見で、紛失した警察官の拳銃が使われたことを謝罪したことで公にされ、警視庁捜査二課のエリートだった息子は更迭される。
戸塚正秀(とつか まさひで)〈40〉
演 - 大谷亮平
NPO団体のスポーツ職員。
15年前は警備員で、現金輸送車で3億円を輸送中に豊島区路上で覆面をした3人組に襲われ、拳銃で右大腿部を撃たれて全治半年の診断を受けた。この事件の影響で警備員の職と恋人を失った。
その後は事件のトラウマもなく順調に仕事をしていたが、1か月前から数度にわたるメールで洗脳され、15年前の3億円強奪事件の会話の録音を添付したメールが送られてトラウマがよみがえり、拳銃を撃った秋田の逃走先のメールを見て秋田を刺殺する。秋田を刺殺後に飛び降り自殺しようとしたところを岡部・桑部新係長に制止され、後に取り調べを受けて前述内容を供述する。
秋田昇(あきた のぼる)〈享年43〉
演 - 岡田浩暉
調布市在住の無職。
15年前に博昭・藤枝とともに3億円強奪事件を実行して今後は連絡しないことを約束したが、1か月前から博昭に金を要求するようになり藤枝とは頻繁に連絡をとっていた。
佐智誘拐の身代金奪取後、追跡した矢代を拳銃で撃った後に千葉にあるホテルに逃走するが、エレベーター内で戸塚に刺殺される。
矢代の推理では、藤枝を拳銃で撃って目撃した佐智を脅そうとしたが、彼女から佐智自身を拉致して身代金を要求して海外に逃亡することを指示され受け入れた。
藤枝信也(ふじえだ しんや)〈享年44〉
演 - 長谷川朝晴
ネットの中古品転売ビジネス経営者。秋田から撃たれて死亡する。
15年前に博昭・秋田とともに3億円強奪事件を実行し、半年後にネットの中古品転売ビジネスを起業して成功した。
朋の推理では、前述事件で使われた拳銃を今まで所持し、1か月前に佐智から秋田を銃殺するように依頼されて品川区の立体駐車場で実行しようとしたが、秋田に拳銃を奪われた後に撃たれ、1km先の路上で死体として発見される。
水口栄一(みずぐち えいいち)〈60〉
演 - 梨本謙次郎
警備会社の管理職。
15年前は警備員で、現金輸送車で3億円を輸送中に豊島区路上で覆面をした3人組に襲われた。理沙の聞き込み調査に、15年前の事件に関する供述が供述調書とは異なると証言する。
寺本深雪(てらもと みゆき)
演 - 新井恵理那(第7話のみ)
一日警察署長をしていたタレント。

スペシャル

国木田哲夫 (くにきだ てつお)
演 - 谷原章介[12]
京都府警捜査一課の刑事。科捜研時代に財津係長と一緒にいた過去をもつ。
殺された武村の履歴に「Wテクノス」で勤務していたことが書かれていたため、東京に出張して矢代たちと捜査を共にする。
米須雅人(よねず まさと)
演 - 武田真治[12]
最大手ソフトウェア企業「Wテクノス」社長秘書兼ボディーガード。
香取晶が事故死する前まではロンドンで暮らしていた。フェアバーン武術を身につけている。
涌井徹(わくい とおる)
演 - 中村俊介[12]
最大手ソフトウェア企業「Wテクノス」代表取締役CEO
武村勇介(たけむら ゆうすけ)〈享年40〉
演 - 河相我聞
京都の町家カフェ「扇李」のオーナー店長。5年前まで「Wテクノス」主任をしており、首都圏広域救急搬送システムの担当だった。
カフェ内で絞殺死体として発見され、壁に緋色のペンキで「男」を3つ連なった品字様が書かれていた。この事件を機に後述の「IT関連企業社員連続絞殺事件」を再捜査し始めた。
香取晶(かとり あきら)
演 - 小林涼子
「Wテクノス」の下請会社「フタバソフト」主任だった女性SE。米須雅人の恋人。
5年前に「Wテクノス」の請負で首都圏広域救急搬送システムのプログラム制作を任されるが、周りからの圧力により長時間労働を強いられ、その疲労により交通事故を起こして死亡した。死亡事故の3日前に、米須に対して「フタバソフト」を退職するつもりであることを電話で話している。
藤田亮平(ふじた りょうへい)
演 - 近江谷太朗
「Wテクノス」の下請会社「フタバソフト」部長。
最初の矢代たちの聞き取り捜査では非協力的だったが、社員の三田村が逮捕されたことに伴い、5年前の首都圏広域救急搬送システムの責任者だった香取の存在を知られてから、矢代たちに真実を話し始める。
辻井博史(つじい ひろし)
演 - 松田賢二
最大手ソフトウェア企業「Wテクノス」主任。再開した首都圏広域救急搬送システムの担当。
河川敷で頭部を数度に渡って殴打され死亡している状態で発見された。上着ポケットに入っていたメモの裏面に赤色のペンで「㐂」の品字様が書かれていた。
三田村順也(みたむら じゅんや)
演 - 小澤亮太
「Wテクノス」の下請会社「フタバソフト」社員。再開した首都圏広域救急搬送システムのプログラム制作を任される。
「Wテクノス」の辻井に締め切りで圧力をかけられたことで激高し、彼を鉄パイプで撲殺。その際に「㐂」の品字様をメモに書いて上着ポケットに入れて、後述の「IT関連企業社員連続絞殺事件」と同一犯に見せかけようとした。程なくして逮捕され、これがきっかけで5年前に事故死した香取晶の存在が判明し、捜査は進展することとなった。
美山孝雄(みやま たかお)〈享年35〉
演 - 永山たかし
「フタバソフト」の下請会社「ミヤマ開発」社長。
5年前に、車の倉庫内に絞殺死体として発見され、壁に緋色のペンキで「蟲」の品字様が書かれていた。海老沼の件と合わせて、この事件を「IT関連企業社員連続絞殺事件」と名付け、未解決のままだった。
海老沼寛也(えびぬま ひろや)〈享年45〉
演 - 松本実
「Wテクノス」の下請会社「フタバソフト」課長。社内での予算・人員の分配が本業でシステム開発には直接関与していない。
5年前にビルの屋上で絞殺死体として発見され、床に緋色のペンキで「品」の品字様が書かれていた。美山の件と合わせて、この事件を「IT関連企業社員連続絞殺事件」と名付け、未解決のままだった。
峰川光司(みねかわ こうじ)
演 - 森優作
「フタバソフト」の下請会社だった元「ミヤマ開発」開発リーダー。現在はフリーのシステムエンジニア。聞き込みでは直接的な有力情報こそ無かったものの、システム開発におけるクライアントと元請けと下請けの関係性をピラミッドに例えた彼の発言が捜査の一助となった。

シーズン2(2020年)

第1話
有田賢太郎(ありた けんたろう)〈享年48〉
演 - 大鶴義丹
5年前の被害者。ワイドショーでコメンテーターをつとめていた著名な弁護士。専門は企業法務。当時は遠山夏希との不倫騒動の渦中にありマスコミの目を逃れるためにホテル暮らしだったが、宿泊先近くの道で他殺体となって発見された。現場から「もーいちど ころす しょーしたい」と書かれた紙片も見つかっている。
遠山夏希(とおやま なつき)
演 - 黒川智花
劇団琥珀座の女優。有田の愛人だったが、彼が殺された事で世間の注目を浴び、それがきっかけで同劇団の看板女優となる。幸坂克子の後輩という縁からその夫である幸坂達治とも面識があり、後に克子の事故死の真相を調べ始めた彼に有田を紹介している。
幸坂達治(こうさか たつじ)
演 - 宮川一朗太
被害者。東多摩川の河川敷で焼死体として発見され、後に彼の自宅から5年前の有田の事件の時と同じ「もーいちど ころす しょーしたい」と書かれたメモ用紙が見つかった。古賀室長の高校時代の同級生。5年前に妻・克子を火災により亡くしており、当初原因だとされた「克子のタバコの不始末」という結論に納得できず独自に火災の原因を調べていた折、克子の後輩だった遠山夏希から紹介された有田に依頼し火災の原因となった物品を製造した企業を告訴するつもりだったことが判明する。
岸川登(きしかわ のぼる)
演 - 石丸幹二
幸坂の従兄。静岡在住で、幸坂の遺体を確認し引き取った。定職に就かず幸坂夫妻に何度も金を無心していたというが…?
幸坂克子(こうさか かつこ)
演 - 中山忍
幸坂の妻。旧姓は吉田。5年前に劇団琥珀座の看板女優だったが、頸椎の損傷による半身麻痺を患い自宅療養中のところ原因不明の火事により焼死している。古賀室長の高校時代の後輩。
高柳直也(たかやなぎ なおや)
演 - 柏原収史
部品供給メーカー「共栄パーツ」の社長の息子。同社の資材課長。
田口政治
演 ‐ 佐伯新
企業の製品における不具合の有無を調査する民間の検査業者。5年前に有田から依頼を受け、当時「共栄パーツ」から発売されていた水槽用エアポンプを調査した結果、部品が安価なものに交換されていた事が判明し有田に報告した。その直後に彼が殺された事に驚いていたが、その数年後(幸坂の事件の1年前)に同じエアポンプについて匿名の問い合わせがあったという。
第2話
藤原伸一(ふじわら しんいち)
演 - おかやまはじめ
被害者。
板橋京介(いたばし きょうすけ)
演 - 佐渡稔
10年前の被害者。啓星大学・教授(国文学)。男尊女卑的な考えの持ち主で、当時准教授だった誠を冷遇していた。
真田誠(さなだ まこと)
演 - 松下由樹
啓星大学・教授(国文学)。
真田学(さなだ まなぶ)
演 - 野間口徹
真田誠の夫。
倉木達也(くらき たつや)
演 - 合田雅吏
古書店「大蔵堂」店主。
第3話
片山彰(かたやま あきら)
演 - 谷田歩
被害者。稜泉学園高校体育教師。バスケ部のコーチを務めていた。
上原望(うえはら のぞみ)
演 - 沢井美優
被害者。参議院議員・公設秘書。
唐木田玲一(からきだ れいいち)
演 - 伊藤健太郎
教育実習生。稜泉学園高校の卒業生でバスケ部に所属し、キャプテンだった。
藤沢さおり(ふじさわ さおり)
演 - 高梨臨
稜泉学園高校 国語教師。
唐木田善行(からきだ よしゆき)
演 - 冨家規政
唐木田玲一の父。参議院議員(婿養子)。妻に頭が上がらない。
大野多恵(おおの たえ)
演 - 黒坂真美
上原望の前任の公設秘書。
上原敏子(うえはら としこ)
演 - (村井美和)
上原望の母。
唐木田美枝子(からきだ みえこ)
演 ‐ 西尾まり
唐木田玲一の母。三代続く政治家の娘。稜泉学園の理事も務めている。
梅田春雄(うめだ はるお)
演 ‐ 徳田浩至ブリリアン
稜泉学園高校 バスケットボール部コーチ。
船橋栄一
演 ‐ 野添義弘
稜泉学園高校 校長。
第4話
佐田貴雄(さだ たかお)
演 - 足立理
被害者。棋士。
佐田彩子(さだ あやこ)
演 - 久保田紗友
佐田貴雄の娘。
山井英俊(やまい ひでとし)
演 - 長谷川初範
佐田貴雄の後援会長。
桜木正村(さくらぎ まさむら)
演 - 小野武彦
将棋駒製作者。
桜木歩(さくらぎ あゆむ)
演 - 永井大
将棋駒製作者。桜木正村の一番弟子。
西川悟(にしかわ さとる)
演 - 木瀬哲弥
佐田貴雄のライバル棋士。
第5話
草加美里(くさか みさと)
演 - 佐久間由衣
草加慎二の娘。
河本直也(こうもと なおや)
演 - 矢野聖人
犯人A。かつての関係者。
麦野奈津(むぎの なつ)
演 - 水谷果穂
12年前の被害者。
三田良平(みた りょうへい)
演 - 佐藤祐基
12年前の参考人。
高村青斗(たかむら せいと)
演 - 落合モトキ
犯人B。
竜崎健一(りゅうさき けんいち)
演 - 山根和馬
犯人C。
麦野重文(むぎの しげふみ)
演 ‐ 小須田康人
奈津の父。妻を早くに亡くし、男手一つで奈津を育てた。「若麦学園」を経営していた。河本たちからは未だに「先生」と呼ばれている。病気のために入院中で余命幾ばくもない。
権藤厳(ごんどう いわお)
演 - 依田司
鑑識官[注 4]。天気に詳しい。
第6話・最終話
入沢博人(いりさわ ひろと)
演 - 武田航平
5年前の被害者。イタリアンレストランのオーナー。
西松文也(にしまつ ふみや)
演 - 渡辺邦斗
ネット長者。
小野塚吾郎(おのづか ごろう)
演 - 筧利夫
参事官。警視庁刑事部・ナンバー2。
富野泰彦(とみの やすひこ)
演 - 市原隼人
捜査一課・刑事。
杉山貴子(すぎやま たかこ)
演 - 北乃きい
富野の恋人。

スタッフ

放送日程

シーズン1(2018年)
各話 放送日 ラテ欄[15] 演出 視聴率[16]
第1話 2018年4月19日 別荘で文書改ざん!?
密室殺人空白の10年…頭脳派&熱血刑事が挑む
田村直己 14.7%
第2話 4月26日 誘拐2つの点と線!? 逃亡12年…3文字の親子愛 12.8%
第3話 5月03日 死者から5年後届く百人一首!! 教授と禁断愛!? 樹下直美 11.6%
第4話 5月10日 良妻賢母失踪15年!! 山奥の殺人と涙のレシピ!? 12.7%
第5話 5月17日 オペ室の完全犯罪!? ドクターが隠す殺人カルテ 田村直己 11.5%
第6話 5月24日 同窓会殺人!! W不倫…密会文書改ざんする女!? 樹下直美 12.7%
第7話 5月31日 最終章! 三億円事件時効寸前!! 美女が失踪1キロ動く死体!? 田村直己 13.4%
最終話 6月07日 さらば矢代!! 三億円事件…文書改ざんで殺人連鎖!? 13.9%
平均視聴率 12.9%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話・第6話・最終話は前座番組『警視庁・捜査一課長』とのコラボレーションとして放送された[6][7]
  • 第1話・第7話・最終話は、21時 - 22時9分の15分拡大放送。
  • 最終話は、公式サイトでは「最終回」と表記している[17]
スペシャル
スペシャルドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官〜緋色のシグナル〜』
放送日 ラテ欄[15] 演出 視聴率
2019年4月28日 平成最後の日曜日に「未解決の女」が復活!
波瑠&鈴木京香演じる女刑事コンビが、東京〜京都を股に掛け、
謎多き“品字様”が現場に残された5年前の未解決事件に挑む!
田村直己 10.6%[18]
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区
シーズン2(2020年)
各話 放送日 サブタイトル[19] ラテ欄[15] 演出 視聴率[20]
第1話 2020年8月06日 灰の轍 熱血&頭脳派刑事コンビが復活!!
文書改ざんと不倫女優の点と線!?
空白5年の連続殺人…涙の結末
田村直己 13.1%
第2話 8月13日 古書《定家様》を探せ! 女教授の殺人講義!? 夫の異常愛と消えた国宝!! 樹下直美 12.0%
第3話 8月20日 高校体育教師殺害編 名門高校クイズ殺人!! 国語教師の㊙︎個人授業!? 12.9%
第4話 8月27日 将棋編 最年少の将棋の天才が消えた!? 殺しの封じ手!! 本間美由紀 12.1%
第5話 9月03日 銀行立てこもり事件 銀行強盗 草加刑事の娘が人質!! 12年前の秘密!? 樹下直美 12.6%
第6話 9月10日 影の斜塔・前編 最終章!! 逃亡刑事は連続殺人犯!? さらば…矢代 田村直己
最終話 9月17日 影の斜塔・後編 文書改ざんで殺人連鎖!? 真の黒幕を暴け
平均視聴率 12.6%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
  • 第1話は2時間スペシャル(20時 - 21時48分)。
  • 第4話は前座番組『警視庁・捜査一課長2020』とコラボ。
  • 第6話は10分拡大(21時 - 22時4分)。
  • 最終話は15分拡大(21時 - 22時9分)。
テレビ朝日系列 木曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
BG〜身辺警護人〜
(2018年1月18日 - 3月15日)
未解決の女 警視庁文書捜査官
(2018年4月19日 - 6月7日)
ハゲタカ
(2018年7月19日 - 9月6日)
BG〜身辺警護人〜
第2章
(2020年6月18日 - 7月30日)
未解決の女 警視庁文書捜査官
シーズン2
(2020年8月6日 - 9月17日)
七人の秘書
(2020年10月22日 - 12月10日)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 20時58分 - 21時に事前枠『このあと日曜プライム』も別途放送(制作局のみ)。
  2. ^ 朋が無断で個室に泊まったときには食べた後のカップラーメンの匂いでアロマの香りが消えてしまったことに激怒していた。
  3. ^ a b 警視庁・捜査一課長』とのコラボレーションによる出演[6][7][8]
  4. ^ S.1 ep3と同役。

出典

  1. ^ a b c “波瑠、運動と無縁も肉体派刑事役…テレ朝「未解決の女 警視庁文書捜査官」”. スポーツ報知. (2018年4月17日). https://hochi.news/articles/20180417-OHT1T50014.html 2018年4月26日閲覧。 
  2. ^ “波瑠、主演ドラマ初の続編 鈴木京香との刑事コンビ復活 テレ朝系SPドラマ「未解決の女―」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年3月22日). https://hochi.news/articles/20190321-OHT1T50304.html 2019年3月22日閲覧。 
  3. ^ “波瑠&鈴木京香、変わらぬコンビ愛で「未解決の女」シーズン2”. スポーツ報知 (2020年7月8日). 2020年7月8日閲覧。
  4. ^ “「未解決の女」沢村一樹が“意地悪な腹黒男”に!『男の威圧感をにじませたい』”. KADOKAWA (2018年3月15日). 2020年4月28日閲覧。
  5. ^ “鈴木京香の意外な願望「カッコよく字が書きたい」でも実際は…”. スポニチアネックス. (2018年4月16日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/04/16/kiji/20180416s00041000195000c.html 2018年4月26日閲覧。 
  6. ^ a b “相互コラボ第2弾、『捜査一課長』に沢村一樹&『未解決の女』に金田明夫出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月16日). https://www.oricon.co.jp/news/2111490/full/ 2018年5月18日閲覧。 
  7. ^ a b “『捜査一課長』×『未解決の女』コラボ第3弾、内藤剛志と波瑠&高田純次相互出演”. ORICON NEWS. (2018年6月6日). https://www.oricon.co.jp/news/2112987/full/ 2018年6月6日閲覧。 
  8. ^ “『未解決の女SP』×『警視庁・捜査一課長』スペシャルでもコラボ実現”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年4月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2133589/full/ 2019年4月15日閲覧。 
  9. ^ “中山美穂、30年ぶりテレ朝ドラマ 波瑠主演「未解決の女 警視庁文書捜査官」初回ゲスト”. 産経ニュース. (2018年3月26日). https://www.sankei.com/article/20180326-H7CB2E7LAFOTFJ6SHBBUEMF4WI/ 2018年4月26日閲覧。 
  10. ^ “宮迫博之、ドラマで波瑠と“恋愛”設定「ホンマに大丈夫なんか?」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月10日). https://www.oricon.co.jp/news/2111144/full/ 2018年5月13日閲覧。 
  11. ^ “テレ朝・弘中綾香アナ、『未解決の女』第6話に出演 ラーメン店の店員役”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年5月18日). https://www.oricon.co.jp/news/2111663/full/ 2018年5月18日閲覧。 
  12. ^ a b c “波瑠&鈴木京香『未解決の女SP』谷原章介&武田真治&中村俊介出演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年4月11日). https://www.oricon.co.jp/news/2133363/full/ 2019年4月15日閲覧。 
  13. ^ “波瑠主演ドラマ 平井堅が主題歌 珍しく女性目線…台本読んで「感情に特化」”. デイリースポーツ. (2018年4月13日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/04/13/0011159245.shtml 2018年4月26日閲覧。 
  14. ^ “いきものがかり、新曲「きらきらにひかる」が『未解決の女 警視庁文書捜査官』主題歌に”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2020年7月19日). https://www.barks.jp/news/?id=1000185923 2020年7月27日閲覧。 
  15. ^ a b c 該当各日 朝日新聞 テレビ欄。
  16. ^ “波瑠主演「未解決の女 警視庁文書捜査官」最終回は13.9% 全話2ケタで有終の美”. スポーツ報知. (2018年6月8日). https://hochi.news/articles/20180608-OHT1T50051.html 2018年6月8日閲覧。 
  17. ^ “ストーリー”. 未解決の女 警視庁文書捜査官. テレビ朝日. 2018年6月11日閲覧。
  18. ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2019年5月13日). 2019年7月15日閲覧。
  19. ^ 各話概要 - テレビ朝日
  20. ^ "波瑠&鈴木京香「未解決の女」最終回視聴率は12.6% 全話2ケタ維持でフィニッシュ". スポーツ報知. 報知新聞社. 18 September 2020. 2020年9月18日閲覧

参照話数

  1. ^ a b c スペシャル

外部リンク

小説
  • 警視庁文書捜査官 シリーズ 特設サイト - KADOKAWA
ドラマ
  • 未解決の女 警視庁文書捜査官(season1) - テレビ朝日
  • 未解決の女 警視庁文書捜査官(season2) - テレビ朝日
  • 公式 未解決の女 警視庁文書捜査官 (@mikaiketsu2018) - Twitter
  • 公式 未解決の女 警視庁文書捜査官 (@mikaiketsu2020) - Instagram
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