西浜松駅(にしはままつえき)は、静岡県浜松市中区森田町にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。東海道本線浜松駅 - 高塚駅間にある。
西浜松駅 | |
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西浜松駅 | |
にしはままつ Nishi-Hamamatsu | |
◄浜松 (2.0 km) (3.3 km) 高塚► | |
所在地 | 浜松市中区森田町306-2 |
所属事業者 | 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 東海道本線 |
キロ程 | 259.1 km(東京起点) |
電報略号 | ニハ |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)4月26日 |
備考 | 貨物専用駅 |
浜松駅の貨物業務の慢性的繁忙の解消と東海道線高架化を促進する狙いで建設、開業した。なお浜松市は本駅設置にあたり換地として浜松駅前の土地を取得しアクトシティ浜松を建設した。
歴史
駅構造
上下本線を挟んで南北に側線群があり、東西に駅が広がっている。構内中央付近を東西に分断するように東海道新幹線が高架線で横断している。
着発線は西側にあり、下り線(高塚駅方面)、上り線(浜松駅方面)ともに3本ずつある。下り線は本線南側に、上り線は本線北側に並走する。このほか数本の側線・仕分線が上下着発線から分岐する。
下り線側からはコンテナホームやセメントターミナル浜松営業所へ続く側線が分岐している。セメントターミナルのセメント荷役線は2本あるが、2007年3月より使用されていない。コンテナホームは東海道新幹線の高架下を抜けた場所(駅東側)にあり、ホームが5面、コンテナ荷役線が7本ある。ホームの長さはおよそ200メートル。かつて、セメントターミナル以東の新幹線南側にも線路があり車運車用自動車輸送基地が設置されていた。現在は(パチンコABC)森田町店がある位置。途中(浜松倉庫)の西浜松倉庫への引き込み線も存在した。
上り線側からは東海旅客鉄道(JR東海)浜松レールセンターへ続く側線が分岐する。その側線から、日本たばこ産業浜松工場へ続く専用線が分岐していた(2014年3月末廃止)。着発線から本線に沿い東進し東海道新幹線の高架線下を抜けた先は浜松運輸区となり、ここからJR東海浜松工場へ続く引込線が分岐していた[3]。なお、上り着発線からはコンテナホームへ直接進入することができない(上下本線と交差するため)が、高塚駅と上り着発線を結ぶ単線の路線から地下通路線が分岐しており、それを通るとホーム付近へ出ることができる。
駅舎はホーム南側を通過する東海道新幹線の高架下にある。
取扱貨物
貨物列車
以下は2014年3月15日改正時点のものである。
- コンテナ車で編成された高速貨物列車は、下り1日6本、上り1日8本(うち、両方向とも当駅始発と当駅終着が1往復ずつ)停車する。行き先は下りが名古屋貨物ターミナル駅・稲沢駅・広島貨物ターミナル駅・福岡貨物ターミナル駅。上りが隅田川駅・宇都宮貨物ターミナル駅・秋田貨物駅・東青森駅・札幌貨物ターミナル駅など[4]。
- 上記のほか、臨時の高速貨物列車ならびに専用貨物列車も設定されている[4]。
- トラック便は、豊橋オフレールステーションとの間に1日3往復運行されている[5]。
駅周辺
- 伊場遺跡
- 東海旅客鉄道浜松工場
- セメントターミナル浜松営業所 - 太平洋セメントと住友大阪セメントがそれぞれの出荷基地として使用。構内にオリジナル色のタキ1900形が留置されている。
- 国道257号
- マクドナルド257森田町店
- MEGAドン・キホーテ可美店(元長崎屋可美店)