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西武2000系電車

西武2000系電車(せいぶ2000けいでんしゃ)は、1977年昭和52年)に登場した西武鉄道通勤型電車である。

本形式は、製造時期によって以下の2種類のグループに分けられる。

  • 2000系(1977 - 1988年製造)
  • 新2000系(1988 - 1992年製造)

また、本項では個別の編成について、「N編成(N=編成中の最若番車両の番号[注 1])」の表記とする。

  • 本系列の付番法則上、必然的に西武新宿・飯能方の先頭車となる。

2000系

  西武2000系電車
 
2000系(更新車)
(2021年4月 東伏見駅 - 武蔵関駅間)
基本情報
運用者 西武鉄道
製造所 西武所沢車両工場
製造年 1977年 - 1988年
製造数 130両
運用開始 1977年
主要諸元
編成 2・6・8両編成
軌間 1,067 mm(狭軌
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 105 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.6 km/h/s(MT比6M2T)
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 136人(座席48人)[先頭車]
*車椅子スペース非設置車
144人(座席54人)[中間車]
自重 40.0 t(クモハ2401)
全長 20,000 mm
全幅 2,849.5 mm
全高 4,246 mm
車体 普通鋼
台車 軸箱守(ペデスタル)方式 + 軸ばね方式空気ばね台車
住友金属工業FS372A, FS072)
主電動機 直流複巻電動機
主電動機出力 130 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン
歯車比 85:16 (5.31)
制御方式 (抵抗制御・直並列組合せ制御及び)界磁チョッパ制御
制御装置 日立製作所 MMC-HTR-20D(界磁チョッパ)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 (西武形ATS)
(テンプレートを表示)

概要

それまで西武は通勤形に3扉車を投入していたが、駅間距離の短い新宿線用として乗降時分を短縮できる4扉車を製造することとなった。西武の4扉車は国鉄63系譲渡車の初代401系以来となった。

また西武の通勤車両としては初めて形式称号を末尾0起番とし、これまでの「X01系(形)」(付随車および制御車はこれに1000を足して「1X01系(形)」)と言った形式称号から決別した。

老朽化した451系などの赤電を本系列が1979年より置き換えを行った。新2000系と異なり、全車西武所沢車両工場製である。

車両の特徴

前面形状は、従来製造されていた湘南スタイルや切妻スタイルではなく、パノラミックウィンドウに非常用貫通扉を組み合わせたものとなった[注 2]。また、西武では初めて界磁チョッパ制御回生ブレーキ併用全電気指令式ブレーキ(HRD-1R)を採用した。いずれの設備も登場当時は西武の標準から外れた異端的な存在であった。

客室側窓は下段上昇・上段下降の2段式で、上段はフリーストップ式。車側表示灯も従来の横2列から縦2段となる。この構造は新101系にも採用された。

電動車は2両ユニット構成となっており、奇数車に集電装置や主制御器をはじめとする主回路機器を、偶数車に補助電源装置や空気圧縮機等を搭載する。なお8両編成に存在する2300番台の偶数車はこれらの機器を搭載しておらず、奇数側もBF(母線ヒューズ)が省略されている。

2両編成は偶数側がクハとなっているが、基本的にはモハ2101形のユニットと同様の機器構成である。主制御器も同一仕様であるが、電動車が1両のみであるため並列制御ができず(直列制御のみ可能)、特性が異なる。また当初は2両ともクモハとする構想があり、クハも電動台車(駆動装置なし)を装着しているほか、床面の主電動機点検蓋も備えられている。

主制御器は日立製作所製のMMC-HTR-20D[注 3]で、弱め界磁起動1段、直列13段、並列11段、弱め界磁は他励界磁チョッパ制御による連続制御である。勾配抑速ブレーキは備えていない。5次車ではMMC-HTR-20G[注 4]に変更された。

台車は101系5000系に引き続き住友金属工業製の空気ばね台車を採用、電動台車は改良を加えたFS372A、付随台車は従来通りのFS072となっている。主電動機は出力130kWとなっている。歯車比は1:5.31で、主制御器とともに東京急行電鉄8000系8500系と共通する。

電動発電機MG)は1977年当時の西武標準のもので、6両編成では三菱製120kVAのMG-114系[注 5]、8両編成では同じく150kVAのMG-117系[注 6]をいずれも編成に2台、2両編成では日立製作所製のブラシレスタイプ (BLMG) が採用され、70kVAのHG77443系を搭載する。5次車では6両編成においてもブラシレスタイプが採用され、2031編成が東洋電機製造製TDK3350-A、2033編成が日立製作所製HG77445系をそれぞれ搭載する。

空気圧縮機 (CP)は、6両編成においては大容量である日本エヤーブレーキ製のHB-2000を初採用。編成に2台搭載し、8両編成でもそのまま用いられている。2両編成は従来通りのAK3を装備した。

沿革

1977年に6両編成から登場、1983年には新宿線の各駅停車8両化のため2両編成が新製され、組替えにより8両編成も登場した。1986年の田無事故に伴い廃車が発生したが、1987年には代替車の増備が行われ、最終的に6両12本・2両9本・8両4本の計122両の布陣となった。2015年から30000系による置き換え廃車や運用見直しなどにより、2023年4月現在、6両編成1本(6両)・2両編成3本(6両)の計12両が在籍し、全車が新宿線に配置されている。6両編成は国分寺線でも運用されているほか、2両編成と、新2000系の4連を組み合わせた6両で、国分寺線での代走をすることがある。

1990年平成2年)1月には初めて池袋線で営業運転が行われた。編成は2011編成6両と2405編成2両を連結した8両が使用され、池袋線への新2000系導入(後述)を前に、データ収集のため一か月程度ダイヤ限定で池袋 - 小手指 (ダイヤ乱れで飯能へも入線)間で運転された。

以降池袋線での定期運転実績はなく、臨時列車としても1997年(平成9年)10月の横瀬車両基地での車両展示・撮影会の際に池袋 - 西武秩父間を運転された列車の一部(8両中2両)に使用された以外運転されることは皆無であったが[注 7]2009年11月23日に定期運転では19年ぶり、臨時列車では12年ぶりに池袋線で運転された。使用されたのは2005編成であった[1]

2012年以降は2両編成が度々池袋線に貸し出され、運用されることがある[2][3][4]

製造時期による差異

1次車(2001 - 2013編成 / 1977年度製造)

  • 当初は屋根の空調脇のランボードが鋼板組立品であった。後にFRP製のもの(4次車以降同等品)に交換。

2次車(2015 - 2017編成 / 1978 - 1979年度製造)

  • 空調脇のランボードがFRP製に変更された[5]

3次車(2031・2033編成(ともに初代) / 1979年度製造)

  • 側面・妻面の扉の窓ガラスがHゴム支持から金属抑えに変更された[5]
 
2403編成の車内(更新後)
線路方向の吊手棒が一直線状になっているのが特徴。

4次車(2401 - 2407編成、クモハ2409・2411・2413・2415 / 1982 - 1983年度製造)

  • 側灯のうち戸閉灯を縦長に変更[5]、側面乗務員扉脇に扉の点検蓋を取付(後に既存車も実施)[5]、貫通扉の取っ手を変更[5]、予備灯を独立したものから室内灯兼用のインバータ蛍光灯へ変更[5]、屋根のランボード[注 8][5]など、多数の変更が加えられた。当初より電気連結器を備える[5]
  • また、2401編成・2403編成で試験的にドア付近へのつり革の増設が行われた[5]。2401編成は枕木方向、2403編成は線路方向に配置され[注 9]、後の8次車より前者の方式が本採用された[5]

5次車(2031・2033編成(ともに二代目)、2417・2419編成 / 1987 - 1988年度製)

  • 新2000系の仕様が随所に取り入れられている。
  • 箱型通風器を備えるほか[5]、ワイパーを車掌台側にも装備[5]、側面の表示器も6連は準備工事・2連は本設置となっている[5]。また前面幕も黒地のものとなり検知方式も変更[注 10]、Hゴムも黒色となった[5]。室内では空調吹き出し口がスポット式からラインフロー式に変更[5]、床下では連結器胴受が変更されたほか、主制御器・抵抗器・補助電源装置[注 11]・ブレーキ制御装置が新2000系と同等のものとなっている。

改造工事

編成組替え(1983年)

1983年、新宿線の各駅停車8両化のため、2031・2033編成の編成を解除、これらを新造車や他の6両編成と組み合わせて2両編成・8両編成を組成した。

同2編成の中間車8両(モハ2131 - 2234)は2001 - 2007編成の4本に2両ずつ、編成中央に2300番台(モハ2301 - 2308)として組み込んだ。3000系や新2000系の8両編成とは車両番号の百位の配列が異なるが、編成中の機器配置は同一となっており、組み込みに際して2300番台となるユニットはMGやCP、BF等が撤去されている。

この際の車両番号等の遷移は以下の通り(表は2001編成の場合)。

クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2102
(M2)
モハ2131
(M1)
モハ2132
(M2)
モハ2201
(M3)
モハ2202
(M4)
クハ2002
(Tc2)
クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2102
(M2)
モハ2301
(M3)
モハ2302
(M4)
モハ2201
(M5)
モハ2202
(M6)
クハ2002
(Tc2)

先頭車4両(クハ2031 - 2034)はクハ2401形に改造、全て本川越向きに揃えた上で2400番台(クハ2410・2412・2414・2416)とし、新製のクモハ4両と組み合わせて2両編成を組成した。クハ2401形への改造にあたってはMGやCPの取付を行ったほか、側灯が4次車と同等のものへ交換されている。また台車は当初FS072のままだったが、1985年にFS372Aに揃えられた(詳細は#台車の転用を参照)。

車号変更一覧
旧車号 クハ2031 クハ2032 モハ2131 モハ2132 モハ2231 モハ2232
新車号 クハ2410 クハ2412 モハ2301 モハ2302 モハ2303 モハ2304
旧車号 クハ2033 クハ2034 モハ2133 モハ2134 モハ2233 モハ2234
新車号 クハ2414 クハ2416 モハ2305 モハ2306 モハ2307 モハ2308

車体更新工事

 
更新後の車内
 
新設された車椅子スペース
(西武新宿寄り先頭車)
 
車椅子スペース
(本川越寄り先頭車)

室内のリフレッシュ等を図るため、1996年度から2006年度にかけて全編成に実施された。特別修繕工事とも呼ばれる[5]。基本的な内容を以下に示す。編成ごとの状態は形態表を参照のこと。

  • 前面下部への排障器(スカート)の設置[5]
  • 側扉の交換[5]。窓ガラスの支持方式がHゴムの車両において実施された。なお一部編成では本工事とは別で実施されている。廃車からの流用品[注 12]2種と複層ガラスの新品の計3種が用いられている。
  • パンタグラフ削減(8両編成のみ)[5]。母線回路を引き通しの上で、1両あたりのパンタグラフを1基に削減。パンタグラフそのものもPT4320S-A-Mに交換された[5]。また母線ヒューズの大型化(M3車は新設)、感電防止のためのパンタ台枠の黄色化も行われている。なお施工時期により仕様が異なる。
  • ワイパーの電動化(運転台側)[5]。新2000系と同等の黒色かつ若干大きなものへ交換された。
  • 雨樋・床キーストンをステンレス材に取替[5]
  • 化粧板・床面を新2000系や9000系と同じデザイン(カラー)へ変更[5]。従来アルミ地のままだった側扉の点検蓋も化粧板張りに変更された[5]
  • 座席モケットを9000系と同じ区分模様付きのものへ変更[5](一部編成は区分模様なしの新2000系同等品)。
  • カーテンをベージュ系に変更(一部編成を除く)[5]
  • つり革の増設(ドア付近枕木方向)[5]
仕様変更

施工時期により、改造内容に多数の変更が存在する。それらを以下に示す。なお各編成の施工時期は形態表を参照のこと。

1999年度施工分より、電子警笛を設置、予備灯を変更[注 13]、また種別・行先表示器のLED化準備を実施[6]

2000年度施工分より、表示器のLED化を実施。

2003年度施工分より、先頭車[注 14]に車椅子スペースを設置。また座席をバケットシート化[注 15]し、スタンションポールを設置。さらにパンタグラフの電磁カギ外し化も実施、パンタグラフは6両編成がPT44S-F-M、2両編成がPT4320S-B-Mに交換された。6両編成ではCPの取替も実施。

2004年度施工分より、パンタグラフのシングルアーム化を実施。PT7116-B1を採用。

2005・2006年度施工分

 
5次車の更新後の車内
 
優先席のモケットは紫色を採用
 
新設された車椅子スペース

5次車の4編成への施工に際しては大きな変更が加えられた。(新101系更新車)との共通点が多々存在し、「更新車」というと本グループを指す場合が多い。主な変更点を以下に示す。

  • 車体側面の車両番号表記をプレート化。
  • 転落防止放送装置の設置。
  • 床面デザインを変更。ベージュ系の3色を通路部・ドア前・その他で分けて用いている。
  • 化粧板・カーテンを白色系に変更。
  • 座席モケットを変更。一般部は青色系・優先席部は紫色系で、それぞれ模様が入っている。
  • 非常通報装置を通話可能なものへ更新、非常通報器の数を1両あたり2か所に統一[注 16]
  • 消火器を車両床下から車内妻面(箱内)へ移設。
  • つり革をドア付近線路方向にも増設、優先席部のつり革を低位置化。
  • LED式車内案内表示器の設置(千鳥配置)、ドア開閉表示灯・ドアチャイム(誘導音含む)の設置。
  • 自動放送装置の設置。
  • 案内系の設定器・指令器をタッチパネルで設定するタイプへ変更、両先頭車へ搭載。
  • 側面行先表示器の走行中の消灯機能を追加。
  • ドア一部締切機能の追加。
  • 2・6両編成ともにCPの取替を実施。

なお、最初に施工された2031編成のみは全てのワイパーが新2000系仕様に交換、加えてCPも交流化されている。

2006年度以降の動き

2006年度以降、主に初期に車体更新工事を実施した車両に対して、再度の改良が実施されている。

座席のバケットシート化、つり革の増設(ドア付近線路方向)[注 17]、ドア一部締切機能の追加が全編成に実施されたほか、スタンションポール設置、転落防止放送装置[注 18]の取付が一部編成で実施されている。

その他の改造等

  • つり革の交換
    • 1983年から1992年頃までにかけて、オリジナルの三角形から3000系同様の丸いつり革への交換を実施している[注 19]
  • 電気連結器取付
    • 6両編成は1983年から、8両編成は1988年に実施した[5]
  • 圧着ブレーキ取付
    • 1986年に発生した(田無事故)を受け、1987年から1989年にかけて全車に実施された。
  • 種別・行先表示器の取替等
    • 1988年頃、4次車までの車両は前面の表示器を5次車や新2000系と同一のものへ交換した。表示窓ガラスを支持するHゴムは、1985年から1991年までにかけて白色から黒色へ交換した。
    • 1988年から1991年にかけて全車[注 20]に側面行先表示器を設置した[5]
    • 車体更新工事を1999年度に受けた車両は同工事の直後にLED化[6]、2000年度以降に受けた車両は同工事と同時にLED化を実施した。これらの車両は前面右端の窓の塞ぎ板が白色から黒色へ変更されている。
    • 2008年4月には、同年6月14日のダイヤ改正の準備として表示内容を変更するとともにデザインを大きく変更、英字が併記された。
    • 2008年10月、2001編成がLED化された。前面右端の窓が白色のままLED化された唯一の編成で、異彩を放っていた。
    • 2012年、2009編成・2403編成が9 - 10月の検査入場時に3色LEDから幕に戻された。改造のため同時期に長期入場中だった2531・2533編成と交換する形となっている。
    • 2014年度、2031・2033編成と、2両編成のうち2403・2413編成を除いた7編成の計9編成が3色LEDからフルカラーLEDに交換された[注 21]
    • 2016年1月、2007編成が3色LEDから幕に戻された。同時期に2057・2061編成も同じく幕に戻されている。
    • 2021年7月、2401・2407・2411編成がフルカラーLEDから幕に交換された。2455・2457・2459編成とそれぞれ交換する形となっている。
  • CP取替
    • 2両編成では全編成で実施された。2401 - 2411編成は2000年前後、2413編成は2011年に実施、2417・2419編成は車体更新工事と同時に実施している。
    • 6両編成への施工は限定的で、2003年度以降に車体更新工事を受けた4編成(2009・2027・2031・2033編成)と、2007年に実施された2019・2021編成の6編成のみである。
    • 2両編成はAK3からHS10へ、6両編成はHB2000からHS20Kへの交換が基本となるが、2031編成のみ交流駆動のHS20-4への交換となっている。
  • 電子警笛設置
    • 警笛の2系統のうち1系統を電子ホーンに置き換えるもので、騒音対策として採用された。1段踏込みで電子笛のみが作動する[5]。1999年度以降に車体更新工事を受けた車両は同工事と同時に施工。全編成に実施され、いずれも20000系と同じ高音タイプを備える[7]
  • 転落防止幌設置
    • 2001年から2004年にかけて全車両の妻面に設置された。これに伴い空気配管の引き直しや手掛・足掛の移設(パンタグラフ付近)・撤去(屋根部を除く)が行われている。
  • パンタグラフのシングルアーム化
    • 2004年度から2008年度にかけて全編成に実施。なお2004年度以降に車体更新を受けた車両は同工事と同時に施工している。電磁カギ外し化が行われていない編成にはPT7116-C1が搭載される。
  • 熱線反射フィルムの貼付け
    • 2014年より実施。2・8両編成の全てと、2031・2033編成に施工された。
  • 通風器撤去(5次車)
    • 2014年から2017年にかけて、5次車の角型通風器が全て撤去された。4次車以前のグローブ型は撤去されていない。
  • 窓の固定化
    • 2015年秋頃より側面・妻面の窓のうち下段のつまみが撤去され固定化されている。

編成の状況

編成表

  • 製造・組替えが終了した後の状態を示す。
8両編成
 
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4’)
モハ2101
(M5)
モハ2101
(M6)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG, CP CONT   CONT MG, CP  
車両番号 2001
(奇数)
2007
2101
(奇数)
2107
2102
(偶数)
2108
2301
(奇数)
2307
2302
(偶数)
2308
2201
(奇数)
2207
2202
(偶数)
2208
2002
(偶数)
2008
通常の6両編成として製造、1983年に8両化

M3・M4は初代2031・2033編成からの転用車

6両編成
 
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG, CP CONT MG, CP  
車両番号 2009
(奇数)
2033
2109
(奇数)
2133
2110
(偶数)
2134
2209
(奇数)
2233
2210
(偶数)
2234
2010
(偶数)
2034
2017編成分は欠番(事故廃車のため)
2023編成の5・6号車は元2017編成

2031編成・2033編成は2代目

2両編成
 
 
形式 クモハ2401
(Mc)
クハ2401
(Tc)
備考
機器配置 CONT MG, CP
車両番号 2401
(奇数)
2419
2402
(偶数)
2420
2415編成は田無事故により廃車

クハの台車はFS372A(主電動機なし)

2409 - 2415編成のクハは初代2031・2033編成から転用

凡例
  • CONT:主制御器
  • MG:電動発電機
  • CP:空気圧縮機

編成ごとの形態

編成 両数 年次分類 集電装置 行先
表示器
車内設備
更新
転落防止
放送装置
更新年月
[8]
廃車年月 その他・備考
2001編成 8両 1・3次車
[注 22]
シングルアーム
[注 23]
3C-LED [注 24]
[注 25]
1997.12 2021.10 側引戸窓複層ガラス(4・5号車を除く)
M3車パンタ撤去部不要機器残存
2003編成 3C-LED 2000.09 2021.04  
2005編成 3C-LED [注 25] 1996.11 2017.01 M3車パンタ撤去部不要機器残存
2007編成 幕式 [注 24] 2001.08 2022.04 側引戸窓アルミ枠支持(4・5号車を除く)
4号車貫通扉窓Hゴム支持[注 26]
2009編成 6両 1次車 シングルアーム 幕式 2003.10 2015.10  
2011編成 幕式 [注 25] 1996.04 2016.11 側引戸窓アルミ枠支持
2013編成 幕式 [注 25] 1999.01 2015.11  
2015編成 2次車 幕式 [注 25] 1996.07 2017.03 側引戸窓アルミ枠支持
2019編成 3C-LED 1999.09 2017.03  
2021編成 3C-LED 1999.12 2019.03
2023編成 3C-LED 2004.07 2015.10 田無事故により5・6号車を2017編成と振替
2025編成 幕式 [注 24] 1998.10 2015.12 5・6号車は側引戸窓アルミ枠支持
2027編成 3C-LED 2003.07 2022.10  
2029編成 幕式 1998.03 2015.12 側扉窓複層ガラス
2031編成 5次車 FC-LED[注 27] 2006.01 後期車・同編成としては2代目
2031編成は東洋BLMG・交流CP装備
2033編成は日立製BLMG装備
2033編成 FC-LED[注 27] 2007.01 2022.08
2401編成 2両 4次車 シングルアーム 幕式[注 28] 2005.03 2022.02 つり革増設試験編成(枕木方向)
2403編成 幕式 2004.08 2023.03 つり革増設試験編成(線路方向)
2405編成 FC-LED 2004.06 2022.12  
2407編成 幕式[注 28] 2005.01 2021.10
2409編成 Mc:4次車
Tc:3次車
FC-LED 2004.10
2411編成 幕式[注 28] 2004.03 2021.11
2413編成 3C-LED 2003.12 2022.06
2417編成 5次車 FC-LED[注 27] 2006.11 後期車
2419編成 FC-LED[注 27] 2007.03

※組替えにより全車両が他編成へ編入された初代2031編成・初代2033編成、田無事故により廃車となった2017編成・2415編成は省略

凡例

車内設備更新

  • △:スタンションポールなし/車椅子スペースなし
  • ○:スタンションポール有/車椅子スペースなし
  • ●:スタンションポール有/車椅子スペース有
  • ◎:大規模更新車

新2000系

  西武新2000系電車
 
新2000系2057f
基本情報
運用者 西武鉄道
製造所 西武所沢車両工場東急車輛製造
製造年 1988年 - 1992年
製造数 314両
運用開始 1988年4月5日[9]
主要諸元
編成 2・4・6・8両編成
軌間 1,067 mm(狭軌
電気方式 直流 1,500 V
架空電車線方式
最高運転速度 105 km/h
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 2.6 km/h/s(MT比 6M2T)
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 136人(座席48人)[クモハ2451]
自重 40.0 t(クモハ2451)
全長 20,000 mm
全幅 2,849.5 mm
全高 4,246 mm
車体 高耐候性鋼板
台車 住友金属工業 FS372A, FS072
主電動機 直流複巻電動機
かご形三相誘導電動機
主電動機出力 130 kW
155 kW(※)
駆動方式 中空軸平行カルダン
WN継手式中実軸平行カルダン
歯車比

85:16 (5.31)

制御方式 (抵抗制御・直並列組合せ制御及び) 界磁チョッパ制御
GTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御(2097fのM3・M4のみ)
制御装置 日立製作所 MMC-HTR-20D(界磁チョッパ)
三菱電機製 MAP-168-15V36(GTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
保安装置 (西武形ATS)
(テンプレートを表示)

老朽化した411701系の置き換えのため1988年(昭和63年)に登場した。内外装に大きな変更が加えられており、1992年(平成4年)6月までに314両が製造された。製造は西武所沢工場のほか、東急車輛製造も担当した。

車両の特徴

車体は腐食対策を強化し、高耐候性鋼板を使用、側構体・妻構体と台枠の接合部は突き合わせ連続溶接構造とした[9]。腐食のおそれがある雨樋、床板にはステンレス材を使用した[9]。乗客の体位向上に合わせ、側出入口高さを50 mm高くした1,850 mmに、妻面貫通路高さを10 mm高くした1,830 mmに拡大した[9][10]

前面は下部に着雪対策を目的に排障器(スカート)が装着され[注 29]、窓および種別・行先表示器の周りが黒く縁取られた[9]。側面は従来車では省略されていた戸袋窓が復活し、客室側窓は天地寸法を拡大した一枚下降窓となり、落成時から側面に行先表示器が設けられた[9][10]

車内は天井高さを10 mm高い2,245 mmに向上させ、化粧板は「ミラノクロス」模様のアイボリー色化粧板(天井は淡いクリーム色)、床敷物は淡い茶色、座席表地はカラーリングをローズマダー(赤金色)に一新した[10]。座席は座り心地と耐久性の向上を図ったものとした[9][10]。座席横の袖仕切パイプは形状を変更した[10]。また、ドアエンジンを低騒音のものへ変更している。

製造時期によって仕様が異なり、大別すると前期形、中期形、後期形の3タイプとなる。

前期形(2501編成~2529編成、2051編成~2057編成[注 30]、2451編成・2453編成)は側扉窓と戸袋窓が角の丸い小型で、製造当初ではドア付近のつり革が増設されていなかったため、更新工事において随時増設されている。この中で最初期の2501編成~2519編成、2051編成、2451編成は前面の貫通扉窓も小型とされた。

中期形(2531編成~2545編成、2059編成 - 2067編成)は側扉窓が角ばった大型、戸袋窓が角の丸い大型となった。

後期形(2047編成・2049編成・2055編成・2069編成~2097編成、2455編成~2465編成)は側扉窓が角の丸い小型に戻り、戸袋窓が角の丸い大型となっていて、このタイプは全車両の補助電源装置が静止形インバータ (SIV) となり、ドアエンジンは4000系で採用された従来と同じ空気式ではあるが、客室床上の座席内部に搭載するタイプからドア上部の鴨居部に搭載するDP45ST形に変更され、開閉動作にも違いが見られる。2055編成・2097編成はベンチレーターがステンレス製になっている。2097編成の一部車両(モハ2197・モハ2198)は、三菱電機製のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御とされた。

沿革

1988年から池袋線・新宿線系統に大量に導入され、地下鉄直通列車と山口線、多摩川線を除く各線区の特急・拝島ライナー以外の各列車で運用されるようになった。

1989年(平成元年)1月に製造された2055編成(初代、6両編成)は、8両固定編成車両の増備による番号枯渇を回避するために1991年(平成3年)9月に車両番号が-10され2045編成となり、新たに8両編成の2055編成(2代目)が1992年(平成4年)12月 - 1993年3月にかけて製造された。この2代目2055編成は2097編成より後に製造されており、これが新2000系の最終編成となっている。

配置数の多い新宿線では、新旧の2000系が2・4・6・8両を組み合わせて4・6・8・10両編成で運行される。西武園線東村山 - 西武園の4両編成での運用列車は新2000系が用いられる。なお、多摩湖線での運用は国分寺 - 西武遊園地(現:多摩湖)の全区間がワンマン運転化された後は9000系の車両不足時のみ入線する。ちなみに萩山での分割・併合は2013年3月16日改正をもって終了しており、駅構内では分割・併合していない。

また、池袋線所属車は抑速ブレーキを装備しないことや回生ブレーキの特性上による問題点から、池袋 - 飯能間および豊島線狭山線に限定され、飯能 - 吾野間と西武秩父線には入線していなかったが、2007年12月2日に吾野変電所および正丸変電所に環境配慮型蓄電装置が導入されたことでその問題は解決され、2010年3月のダイヤ改正からは土曜・休日の池袋 - 西武秩父間直通の快速急行に充当されている。ただし、ダイヤ改正以前も毎年12月3日埼玉県秩父市で開催される秩父夜祭や同市にある羊山公園芝桜が見頃になる4月上旬 - 5月上旬には臨時列車として入線していた。

2015年4月6日から、2075編成に『暗殺教室』のラッピングが施され、『殺せんせーラッピング電車』として池袋線系統で運転された。(現在はラッピングは外されている。

2023年2月からは2069編成に西武鉄道110周年ラッピングがついている。

導入後の変遷

4両編成のクモハ2401形(2500番台奇数車)はパンタグラフを2個装備していたが、後に全編成撤去され、編成中のクモハ2401形-モハ2101形(2500番台偶数車)のユニットはモハ2101形(2600番台奇数車)から受電する方式に変更された。2012年以降、2463編成を皮切りに屋根上のベンチレータ撤去工事が行われ、最後まで未撤去であった2545編成が2020年3月に撤去されたため現存しているすべての編成に施工が完了した。なお、2531・2533編成は、行先・種別表示器のLED化とクモハ2401形のパンタグラフ跡完全撤去、2515・2535・2541編成はクモハ2401形のパンタグラフ跡完全撤去も併せて行われた。2533編成は施工後しばらく新宿線に在籍したが、2531編成の工事完了と同時に新101系の代替を目的として池袋線へ転出した。また2000系の更新工事と前後して当形式にも長時間停車時の車内保温対策として3/4ドアカット機構が追加されている。

2002年から8両編成でパンタグラフの削減(モハ2101形奇数車の池袋・本川越寄りを撤去、2063編成を除く)と行先・種別表示器のLED化が実施されている。なお、中期車の8両編成は2006年3月の2059編成を皮切りに2063編成を除く4本に、前期車の8両編成である2057編成も2059編成とほぼ同時期に施工されている。

2003年度から前期車と中期車の4両編成車は空気圧縮機をスクリュー式又はスクロール式に、電動発電機を静止形インバータに換装[注 31]されたがスクリュー式に換装された編成は2018年頃より順次レシプロ式に再換装されている。

2003年から2004年にかけて転落防止外幌が全車の連結面に装備された。2005年度からはドア付近へのつり革増設が実施されている。

2007年2月に検査出場した2505編成では、各部の改良が行なわれた。この工事の内容は、つり手増設工事の他、スタンションポールの設置・ドア付近の床への警戒色の追加・非常通報装置の交換・消火器の床下→室内への移設・優先席部分のつり革の低位置化・本川越方先頭車スカートへの連結面注意放送用スピーカーの設置などで、2007年度には2507編成・2509編成にも施工された。以降、検査時期にあわせて順次施工されているが、編成や施工時期により若干差がある。

2008年3月には、2045編成の行先・種別表示器がフルカラーLED式に交換された。この工事は、後述する東急車輛でのリニューアル施工車のほか、他編成でも波及している。

なお、2008年4月頃から2008年6月14日のダイヤ改正に備えて幕式・LED式両方に種別・行先にローマ字表記を追加し、各駅停車の種別表示が「普通」から「各停」に変更がされた。

リニューアル工事

 
リニューアル工事を受けた新2000系2093編成。

経年20年に達する車両より30000系に準じた車内のリニューアルとバリアフリー化、車体劣化部の補修などの改造工事を開始した[11]。最初の施工となる2047編成は2007年12月に東急車輛に入場し、翌2008年3月に出場した。工事内容については以下に示す。 

外観
車外では行先・種別表示器フルカラーLED化を実施した[注 32]。前面では車掌台側の窓下部に車両番号表記を設置し、側面は旧社章を取り外し、側面車両番号をプレート式に変更した。側面では従来設置していた戸袋窓が廃止された。中間車床下では床下消火器箱を撤去し、客室内の妻面に収納したほか、先頭車では同様の個所へ新たに消火器箱を設置した。
前面スカートには乗客の転落事故を防止するため、一部の編成では裏側に連結面注意放送用スピーカーが設置された。警笛は1系統を空気笛から電子警笛に置き換えされた。パンタグラフはシングルアーム式に換装している。
車内
化粧板を全面的に交換し、床敷物は30000系と同様のグレーのゴム床材に交換した。ドア付近では視覚障害者への配慮として黄色とすることで目立たせた。このゴム床材は素材自体が滑りにくいことや万が一の火災発生時に有毒ガスの発生がしないという安全性が高いものである。
座席表地は一般座席を青系統、優先席は紫系統の不燃性モケットを採用したバケットシートに交換した。30000系に続いてクッション素材にSばねを採用することで座り心地の向上も図っている。側窓のロールアップカーテンは模様入りの新しいものと交換した。乗務員室仕切り窓では遮光幕を化粧板と同じ模様のものに交換している。
天井の冷房吹き出し口は結露防止のためアルミ材から不燃性のFRP(繊維強化プラスチック)製に交換した。また、戸袋窓の廃止に伴い窓のあった個所には広告枠を新設した。
座席袖仕切は大形品に交換され、スタンションポールは7人掛け座席間に新設したものとともに通路側に弧を描いた形状として握りやすいものとなっている。特に優先席部のスタンションポールには黄色の滑り止め加工品とし、またこの付近のつり革を100mm下げることで使いやすさの向上も図っている。
先頭車には車椅子スペースを新設し、合わせて安全手すりと車内非常通報装置を設置した。この非常通報装置は従来の通報式から乗務員と相互通話が可能な対話式としており、各車両に2台が設置されている。各ドアには2000系更新車と同様のドアチャイムとドア開放時告知チャイムと扉開閉案内器を設置したほか、LED式車内案内表示器を千鳥配置で新設した。また、自動放送装置を設置した。
空調装置の更新に伴い、冷房装置は冷媒代替フロンを使用したCU721形に更新した[注 33]。空調制御器はマイコン制御式とし、除湿運転機能と冬季の急速暖房のために予備暖房機能が備えられているものである。

なお、この工事は東急車輛で引き続き以下の編成にも施工されている。

  • 2047編成(2007年12月入場、2008年3月出場)
  • 2081編成(2008年5月入場、9月出場)
  • 2055編成(2008年9月入場、12月出場)
  • 2093編成(2008年12月入場、2009年3月出場)
  • 2077編成(2009年7月入場、12月出場)
  • 2071編成(2010年5月入場、7月出場)
  • 2079編成(2010年8月入場、11月出場)
  • 2091編成(2010年11月入場、2011年3月出場)
  • 2069編成(2011年4月入場、8月出場)
  • 2075編成(2011年8月入場、12月出場)

編成の状況

編成表

8両編成
 

 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4’)
モハ2101
(M5)
モハ2101
(M6)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG or SIV
CP
CONT   CONT MG or SIV
CP
 
車両番号 2055
(奇数)
2097
2155
(奇数)
2197
2156
(偶数)
2198
2255
(奇数)
2297
2256
(偶数)
2298
2355
(奇数)
2397
2356
(偶数)
2398
2056
(偶数)
2098
2055編成は2代目
6両編成
 
西武新宿東村山(国分寺線)・西武園
本川越拝島多摩湖国分寺(国分寺線) →
 
形式 クハ2001
(Tc1)
モハ2101
(M1)
モハ2101
(M2)
モハ2101
(M3)
モハ2101
(M4)
クハ2001
(Tc2)
備考
機器配置   CONT MG or SIV
CP
CONT MG or SIV
CP
 
車両番号 2045
(奇数)
2053
2145
(奇数)
2153
2146
(偶数)
2154
2245
(奇数)
2253
2246
(偶数)
2254
2046
(偶数)
2054
2045編成は当初、2055編成(初代)を名乗っていた
4両編成
 

西武新宿国分寺(多摩湖線)・西武園
形式 クモハ2401
(Mc’)
モハ2101
(M2’)
モハ2101
(M3’)
クハ2001
(Tc’)
機器配置 CONT MG or SIV
CP
CONT  
車両番号 2501
(奇数)
2545
2502
(偶数)
2546
2601
(奇数)
2645
2602
(偶数)
2646
2両編成
 

西武新宿国分寺(多摩湖線)・西武園
 
形式 クモハ2401
(Mc)
クハ2401
(Tc)
備考
機器配置 CONT SIV, CP
車両番号 2451
(奇数)
2465
2452
(偶数)
2466
クハの台車はFS372A(主電動機なし)
ただしクハ2462 - 2466のみFS072へ交換
凡例
  • CONT:主制御器
  • MG:電動発電機
  • SIV:静止形インバータ
  • CP:空気圧縮機

編成ごとの形態

8両編成

編成 製造所 タイプ 所属線区 集電装置
(特記を除き1基)
行先
表示器
車内設備
更新
吊手増設 補助電源
装置
ラジオ
ANT搭載
廃車年月 その他・備考
2057編成 所沢工 前期形(7次車) (新宿線) シングルアーム 幕式 [注 34] [注 35] 東洋BLMG 2023.01 当初は直流CP搭載
2059編成 中期形
(8次車)
菱形 FC-LED [注 34][注 36] 2022.05
2061編成 シングルアーム 幕式 [注 34] 日立BLMG 2023.02 直流CP装備
2063編成 東急 (池袋線) 菱形(2基) [注 35] 三菱MG[注 37] 2021.11 直流CP装備・当初はHB2000[注 37]搭載
2065編成 所沢工 中期形
(9次車)
新宿線 シングルアーム FC-LED [注 34][注 36] 三菱SIV M3車パンタ撤去部不要機器残存
2067編成 シングルアーム [注 34]  
2069編成 東急 後期形
(9次車)
池袋線 シングルアーム リニューアル
2071編成 シングルアーム リニューアル
2073編成 所沢工 後期形
(10次車)
シングルアーム [注 34] [注 35]
2075編成 シングルアーム リニューアル M3車パンタ撤去部不要機器残存
2077編成 東急 シングルアーム リニューアル  
2079編成 シングルアーム リニューアル
2081編成 新宿線 シングルアーム リニューアル [注 35]
2083編成 シングルアーム [注 34]
2085編成 池袋線 シングルアーム [注 34]
2087編成 後期形
(11次車)
菱形 [注 34]
2089編成 シングルアーム [注 34]
2091編成 シングルアーム リニューアル
2093編成 新宿線 シングルアーム リニューアル
2095編成 池袋線 シングルアーム [注 34]
2097編成 所沢工 (池袋線) 菱形(2基) 3C-LED 2016.09 M1,M2ユニットはVVVF制御
2098号車前頭部保存
2055編成 新宿線 シングルアーム FC-LED リニューアル  
  • 2055編成・2097編成は、屋根上の通風器がステンレス製無塗装となっていた[注 38]。2097編成は廃車、2055編成は通風器を撤去したため、2000系では見られなくなった。

6両編成

編成 製造所 タイプ 所属線区 集電装置 行先
表示器
車内設備
更新
吊手増設 補助電源
装置
ラジオ
ANT搭載
その他・備考
2051編成 東急 前期形(6次車) 新宿線 シングルアーム 幕式 [注 34] 日立BLMG 前面貫通扉窓小型・直流CP装備
2053編成 所沢工 前期形
(7次車)
菱形 [注 34] 直流CP装備
2045編成 シングルアーム FC-LED [注 34] [注 39] 2055編成(初代)より改番・直流CP装備
2047編成 東急 後期形
(9次車)
シングルアーム リニューアル 三菱SIV  
2049編成 シングルアーム 幕式 [注 34]

4両編成(全車東急製)

編成 タイプ 所属線区 集電装置 行先
表示器
車内設備
更新
吊手増設 補助電源
装置
空気圧縮機 Mc1屋根上
機器撤去
廃車年月 その他・備考
2501編成 前期形
(6次車)
(新宿線) 菱形 幕式 [注 34] 日立BLMG 直流 2022.07 前面貫通扉窓小型
2503編成 [注 34] 東洋BLMG 交流 2022.06 前面貫通扉窓小型
当初は直流CP搭載
スクリュー式CPの搭載歴あり
2505編成 新宿線 [注 34][注 36] 2022.12
2507編成 [注 34][注 36]
2509編成 前期形
(7次車)
[注 34][注 36] 日立BLMG 直流 前面貫通扉窓小型
2511編成 [注 34] 2023.03
2513編成 [注 34][注 36]
2515編成 (新宿線) [注 34] 2023.03
2517編成 新宿線
2519編成 (新宿線) [注 35] 2022.02
2521編成 東洋BLMG 交流 2022.03 当初は直流CP搭載
スクリュー式CPの搭載歴あり
2523編成 新宿線 [注 34][注 36]
2525編成 [注 34][注 36]
2527編成 [注 35]
2529編成 [注 34][注 36]
2531編成 中期形
(8次車)
FC-LED [注 34] 三菱MG
→東芝SIV
[注 40]
当初は流用品のHB2000搭載
2533編成 [注 34]
2535編成 [注 34]
2537編成 [注 35]
2539編成 [注 35] スクロール式
2541編成 シングルアーム [注 34] [注 35]
2543編成 菱形 幕式 [注 35]
2545編成 シングルアーム [注 35] 交流
  • 4両編成の中期形車両、一部の前期形車両は電動空気圧縮機をスクリュー式(RW20)またはスクロール式(MBU1600Y)に改装したが、スクリュー式の編成は全てレシプロ式(HS20-4)へ再度改装されている。

2両編成(全車東急製)

編成 タイプ 所属線区 行先
表示器
車内設備
更新
吊手増設 補助電源
装置
その他・備考
2451編成 前期形(6次車) 新宿線 幕式 日立BLMG
→三菱SIV
[注 41]
前面貫通扉窓小型・スクロール式CP装備
2453編成 前期形(7次車) スクロール式CP装備
2455編成 後期形
(9次車)
FC-LED  
2457編成
2459編成
2461編成 池袋線 幕式 クハの台車はFS072へ交換
2463編成
2465編成
  • 2両編成の前期形車両は補助電源のSIV化と同時に電動空気圧縮機のスクロール化(MBU1100Y)を実施した。
  • 2021年7月、2455編成の種別・行先表示器が2401編成と交換する形でフルカラーLEDに換装された。その後2457編成が2407編成と、2459編成が2411編成と種別・行先表示器を交換する形でフルカラーLEDに換装されている。

凡例

製造所

  • 所沢工:西武所沢車両工場
  • 東急:東急車輛製造

機器の試用・転用

緩衝ゴム式台車[12][注 42]

  • FS542(クモハ2529)・FS542A(モハ2530) - 1989年10月頃から2001年4月まで実施。クモハ2529のFS542は新製品だが[13]、モハ2530のFS542AはFS372Aを改造[注 43]したものである[13][14]10000系(1 - 4次車)にてFS042・FS542Bが本格採用された。

緩衝ゴム式(ボルスタレス台車)[12]

  • SS114(モハ2158) - 1989年10月頃から2001年11月まで実施。6000系にてSS025・SS125等が本格採用された。

シングルアームパンタグラフ[15]

  • PT7116(モハ2189) - 1996年6月から1998年2月まで実施[14]。パンタグラフはその後、電磁カギ外しのPT7116Aへ改造の上9108編成へ転用[16]された。20000系よりPT7116-B等が本格採用、また従来車の更新においても採用されており、2016年にはモハ2189を含む2089編成もシングルアーム化が実施された[注 44]

LED前照灯

  • コイト電工製多灯式・白色(2047編成) - 2020年8月初めから2021年3月末まで実施。LED前照灯はその後、9103編成に転用された。

台車の転用

置換え廃車によるもの

クハ2001形のFS072については、大半の車両で701系の廃車発生品が流用されている[13]

下記以外では2047 - 2049編成・2057編成・2061 - 2071編成・2075 - 2083編成・2087 - 2097編成・2055編成(2代目)・2531 - 2545編成のクハが前期型台車となっている[注 45]

2409 - 2415編成の製造によるもの

クハ2401形は本来FS372Aを装備するが、上記編成のクハ(2410・2412・2414・2416の4両)はクハ2001形からの改造であるためFS072を装着していた。これを解消するため、1985年に3000系のクハ3001 - 3004からFS372A(主電動機なし・前期型)を転用している[13]。なお供出元の3000系車両にはFS072が新製された[13]。((西武3000系#台車の転用)も参照)。下表下段 - 中段参照

この転用によりFS072(前期型)の余剰が発生し、そのうちクハ2412・2414・2416が当初装着していたものが、クハ2054・クハ2055(初代)・クハ2056(初代)の製造に際し流用された[13]。下表中段 - 上段参照

FS072譲受(新造車) クハ3017 クハ2054 クハ2055 (Ⅰ) クハ2056 (Ⅰ)
FS372A譲受・FS072供出 クハ2410 クハ2412 クハ2414 クハ2416
FS072新製・FS372A供出 クハ3001 クハ3002 クハ3003 クハ3004

※区切りが難しいため、表では直接関係ないものも記載する。

田無事故での廃車によるもの

事故廃車による発生品(全て前期型)を新造車へ流用している[13]

なお、本来モハ2254に使用予定だったFS372A(後期型)は緩衝ゴム式に改造され、モハ2530で試験に使用された[13]

FS072譲受(新造車) クハ2059 クハ2060
廃車・FS072供出 クハ2017 クハ2024
FS372A譲受(新造車) モハ2159 モハ2160 モハ2161 モハ2162 モハ2540 モハ2254
廃車・FS372A供出 モハ2217 モハ2224 モハ2117 モハ2118 クモハ2415 クハ2416

新型台車の試用によるもの

  • 試用開始時

モハ2261・2262・2361は製造に際し、クモハ2529・モハ2530・2158が当初装着していたFS372A(後期型)を流用した[13]

FS372A譲受(新造車) モハ2261 モハ2262 モハ2361
台車試験開始・FS372A供出 クモハ2529 モハ2530 モハ2158
  • 試用終了時

クハ2462・2464・2466は下記の転用のため、101系[注 46]廃車発生品のFS072(前期型)へ交換した[13]。下表下段 - 中段参照

クモハ2529・モハ2530・2158の台車試験終了後は、クハ2462・2464・2466が当初装着していたFS372A(後期型)を装着している[13]。下表中段 - 下段参照

FS372A譲受・台車試験終了 クモハ2529 モハ2530 モハ2158
FS072譲受・FS372A供出 クハ2462 クハ2464 クハ2466
廃車・FS072供出 101系

(101系VVVF試験)終了によるもの

モハ2379・モハ2380は製造に際し、モハ145・146(VVVF試験車)の廃車発生品のFS372A(前期型)を流用した[13]

FS372A譲受(新造車) モハ2379 モハ2380
廃車・FS372A供出 モハ145 モハ146

廃車

1986年に発生した(田無事故)により2017編成・2023編成・2407編成・2415編成が被災し、2017編成中の2017・2117・2118・2217、2023編成中の2224・2024、2415編成 (2415・2416)の8両が廃車となった。2017編成・2023編成はあわせて6両が残存しており、1989年に2017編成側の改番(2218→2224・2018→2024)により新2023編成を組成、運用に復帰した。

2015年度より老朽化に伴い、2023編成を皮切りに6両編成の廃車が開始された[17]

2016年9月には新2000系のVVVF試験車2097編成が廃車となり、新2000系初の廃車となった。このうち、クハ2098の前頭部は、京急800形デハ812-6、東急7700系デハ7702と共に、藤久ビル東5号館1階(設置当初は丸善池袋店)に保存されている[18]

2017年1月には2005編成が廃車となり、8両編成初の廃車となった。2017年3月の2015編成を最後に廃車は一時中断した。この時点で8両編成3本・6両編成4本・2両編成10本となった。2年後の2019年3月には2021編成が廃車されている。

その後もしばらく廃車はなかったが、2021年4月には2003編成が廃車となった[19]。その後10月には2407編成+2001編成[20]、11月には2411編成+2063編成[21]が連結状態で廃車回送されている。

翌2022年2月には2401編成+2519編成が連結状態で廃車回送され、4両編成初の廃車となった。さらに同年3月には2521編成が廃車回送されている。

また、2022年4月に旧2000系最後の8両編成である2007編成が引退されて、3月29日から引退記念ヘッドマークおよび側面ステッカーを掲出して運行された後、[22]4月26日に運行された廃車回送を兼ねた団体臨時列車をもってラストランとなった。

その後も廃車が進み、2022年7月までに2059編成、2503編成、2413編成、新2000系のトップナンバーの2501編成が廃車されている。

2022年8月には2033編成が廃車回送された。これは2000系リニューアル車初の廃車である。 2022年10月には2027編成が廃車回送され、西武鉄道で三色LEDの車両は残るは10000系の10112編成となった。

脚注

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注釈

  1. ^ 本系列の付番法則上、必然的に西武新宿・飯能方の先頭車となる。
  2. ^ 貫通扉の設置は、将来の地下鉄直通や新宿地下駅延伸を考慮したものとされる。
  3. ^ 厳密には、2両編成はMMC-HTR-20D1
  4. ^ 2両編成はMMC-HTR-20G1
  5. ^ MG-114A-S、MG-114C1-S等
  6. ^ MG-117A-S・MG-117A1-S・MG-117B-S等
  7. ^ 武蔵丘車両検修場への入出場、プロ野球などイベント開催時の狭山線直通臨時列車が所沢 - 西所沢間を走行する事例は除く。
  8. ^ 空調脇のものは脚配置を変更、パンタ脇のものはこれまで新宿側が左右で異なる長さとなっていたものが統一された。
  9. ^ 乗務員室直後は設置せず。
  10. ^ コマ番号を検知する方法が穴によるものからバーコードによるものへ変更されている。
  11. ^ 補助電源装置については、2連は変更なし(新2000系も同一仕様)。
  12. ^ 1996年度 - 1997年度更新車は701系・1997年度 - 2006年度更新車は101系
  13. ^ 室内灯のうち3個を予備灯兼用のインバータ蛍光灯に変更。従来の予備灯は廃止したがケースは据置。
  14. ^ 6両編成は両先頭車、2両編成は西武新宿寄り先頭車のみ。
  15. ^ 2027編成は出場直後に実施
  16. ^ 2003・2004年度施工分は車椅子スペース部に非常通報器を増設しており、その車両のみ1両に3か所となっていた。
  17. ^ 2403編成に対しても、乗務員室直後への追設が行われている。
  18. ^ 本川越寄り先頭車のスカートにスピーカーが設置され、中間連結部となった場合、開扉中に作動する。
  19. ^ ただし、1987・88年増備の4編成のみ、3000系・新2000系登場後の製造のため最初から丸いつり革で落成している。
  20. ^ 設置済で落成した5次車の一部を除く。
  21. ^ 2417・2419編成は2月頃に実施、その他の編成は9月に実施。なおこのうち2407編成は交換後すぐに3色LEDに戻され、再度フルカラー化されたのは2015年2月である。また2417編成は2015年3月に前面のみ3色LEDに戻され、2016年3月まで混在状態が続いた。
  22. ^ M3,M4のみ3次車
  23. ^ 8両編成は、母線配管を引通すことでパンタグラフを1両あたり1基に削減している。
  24. ^ a b c 座席モケット区分模様なし
  25. ^ a b c d e カーテン未更新
  26. ^ 3次車は本来金属抑え
  27. ^ a b c d 走行中の側面消灯機能あり
  28. ^ a b c 廃車直前にFC-LEDより交換
  29. ^ 一部編成はスカートなし(取り付け準備工事)で落成し、営業運転直後に取り付けられている。
  30. ^ 2055編成は初代(現、2045編成)。
  31. ^ 前期車は対象外。
  32. ^ 東急車輛出場時は従来の幕式のままでこの改造は自社線内に甲種輸送された後、西武車両で行っている。
  33. ^ 西武鉄道では、今後冷房装置をすべて代替フロンを使用したものに換装する予定。
  34. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad スタンションポール設置、ドア付近の床への警戒色の追加、優先席部分の吊手の低位置化など。
  35. ^ a b c d e f g h i j k 乗務員室後方の長手方向には増設なし。
  36. ^ a b c d e f g h i ドアチャイム(2000系更新車とは異なり、ドア付近腰掛下に設置)搭載。
  37. ^ a b 701系流用品
  38. ^ 他の編成はグレーに塗装。なお2055編成もリニューアル時にグレーに塗装されている。
  39. ^ 乗務員室後方の長手方向には増設なし。
  40. ^ 三菱製MGは701系流用品、2003年から2005年にかけて検査時に交換。
  41. ^ 30000系同等品
  42. ^ 軸箱支持方式が緩衝ゴム式
  43. ^ モハ2254に使用する予定となっていた新品を改造した。
  44. ^ パンタグラフの削減と同時に実施
  45. ^ 101系も同時期に廃車が発生しているが、その時期に廃車された分は全て4000系へ流用されている。
  46. ^ 1998年度廃車分

出典

  1. ^ 【西武】2000系が池袋線運用に入る - 鉄道ホビダス RMニュース 2009年11月14日
  2. ^ 【西武】2000系2407編成が池袋線運用に就く - 鉄道ホビダス RMニュース 2012年1月26日
  3. ^ 【西武】2000系2417編成が池袋線で運用 - 鉄道ホビダス RMニュース 2012年4月3日
  4. ^ 【西武】2000系2419編成が池袋線運用に - 鉄道ホビダス RMニュース 2012年4月16日
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 「鉄道ファン」1999年12月号(通巻464号)大手私鉄の多数派系列ガイド 西武2000系 p.66 - p.79
  6. ^ a b 『鉄道ファン』2000年7月号(通巻471号)「大手私鉄の多数派系列ガイド 補遺 東武10000系・8000系,西武2000系」 pp.118 - 119
  7. ^ 鉄道ピクトリアル』2013年12月臨時増刊号(通巻884号)「西武車両 音と色」 p.245 - p.250
  8. ^ 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』2013年12月号臨時増刊(通巻884号)「西武鉄道 車歴表」 pp.313 - 316
  9. ^ a b c d e f g 日本鉄道車輌工業会『車両技術』184号(1988年10月)「西武鉄道2000N系通勤形電車」pp.33 - 36。
  10. ^ a b c d e 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』1989年5月臨時増刊号新車年鑑1989年版「西武鉄道2000系増備車」p.162。
  11. ^ 鉄道図書刊行会「鉄道ピクトリアル」2008年10月臨時増刊号鉄道車両年鑑「西武鉄道新2000系バリアフリー化工事」(西武鉄道 (株) 鉄道本部車両部検修課 斉藤好弘 著 )
  12. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号「特集:西武鉄道」P.227及びP.249
  13. ^ a b c d e f g h i j k l 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号(通巻716号)「FS-372系列台車のエピソード」
  14. ^ a b 「鉄道ファン」1999年12月号(通巻464号)大手私鉄の多数派系列ガイド 西武2000系 p.66 - p.79
  15. ^ 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号「特集:西武鉄道」P.250
  16. ^ 『鉄道ピクトリアル』2002年4月臨時増刊号「特集:西武鉄道」P.256
  17. ^ 交通新聞社2015年11月14日発行「トラベルMOOK 西武鉄道の世界」35P・37P・電気車研究会2016年2月1日発行「鉄道ピクトリアル No.914 2016年2月号」西武鉄道ニュース・100P
  18. ^ 「ビルに電車を置きたい!」 男の夢、池袋で実現 西武・京急・東急が揃い踏み 乗りものニュース 2017年7月21日
  19. ^ 『鉄道ダイヤ情報』2021年10月号(通巻449号)DATA FILES「私鉄車両のうごき[2021.4.1~6.30]」p.106-108
  20. ^ “さらば西武2000系「トップナンバー」編成 登場から44年 現役最古参車両が横瀬へ回送”. 乗りものニュース. 2022年10月1日閲覧。
  21. ^ 『とれいん』2022年2月号(通巻566号)MODELERS FILE 西武鉄道 2000系電車 2063・2097編成
  22. ^ “新宿線で活躍した2007編成引退に向けてツアーを2運行開催!”. 西武鉄道Webサイト. 2022年10月1日閲覧。

参考文献

外部リンク

  • 2000系:西武鉄道Webサイト
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