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『西村雅彦のさよなら20世紀』(にしむらまさひこのさよならにじっせいき)は、1998年10月12日から1999年3月22日までフジテレビ系列局で放送された情報バラエティ番組。放送時間は毎週月曜 23:00 - 23:20 (JST) 、フジテレビ系全国ネットの深夜番組放送枠『バラパラ』月曜の番組として放送。
概要
西村雅彦(現:西村まさ彦)の冠番組の1つである。番組タイトルが示す通り、20世紀だけに存在した道具や人物、それに建物などを取り上げていた。また、フジテレビ旧本社ビル(河田町)の周辺にあった商店街「フジテレビ通り」(放送時に「あけぼのばし通り」へ改称された)についても取り上げていた。
この番組一番の見所は、取り上げた物を「その物の働きに感謝し、華麗に天界へ送り出す」などと称して爆破していた点にある。1998年9月20日に撤去した「フジテレビ通り」のアーケード看板や客車といった物を採石場のような場所で爆破していた[1]。画面左上には「爆発まで何分何秒(例 爆発まで10:30)」という爆破までのカウントダウンが表示され(放送開始時に15:00からスタート)[注釈 1]、爆破後に西村がその物に関した思いを語った後、「今日の爆発」として爆破シーンがハイライトで流れて終了するというのが主な流れだった。1998年の年末には総集編も放送された。
番組で使用されたBGMは『オペラ座の怪人』の使用曲である。
出演者
番組で爆破された物
- フジテレビ通りのアーケード看板 - 1998年9月20日にアーチが撤去され、あけぼのばし通りのアーケード看板に設置された。
- 軽井沢プレイランドの看板と券売り場
- ディスコのお立ち台
- 天地真理の衣装
- 八丈島のボウリングの巨大ピン
- 八丈島の太鼓
- 杵
- 黒部峡谷ロープウェイのゴンドラ
- 女子プロレスのリング
- 放置車両(スバル・レックス)
- ローカル客車((国鉄オハフ61形))
- 漁船
- 味噌樽
- 軽トラックを改造したラーメン屋台 (スバル・サンバートラック)
- 発明家の発明品 - 頭にトイレットペーパーを取り付け、いつでも鼻をかめる機械など。なお、この時は発明品を審査する人がいて、審査員が気に入ったものは爆破されなかった。
- バンドの楽器
- 男性用便器
- 犬小屋
- (雛人形) - 人形をこよなく愛した妻の死と娘の嫁入りをきっかけに。
- 冷凍トレーラー - 椎名急送所有の龍馬号が引いていた。東映映画「トラック野郎・故郷特急便」出演車。幸いトラクタは爆破を逃れ、現存している。その後、龍馬号と同じカラーリングを施したトレーラーが同社にて運用中である。
- その他
スタッフ
- 企画:石原隆
- ロケ
- カメラ:須田慎一郎、宮本征治、大里安雄、古村昌徳、林隆之、宮本肇、福島英洋
- VE:坂口直紀、安澤貴幸
- 音声:石橋透
- スタジオ
- TD:石黒義満
- カメラ:井藤大
- VE:島田祐司
- 音声:仙田俊一、中村仁【週替り】
- 照明:中村英二(FLT)
- 編集:深沢佳文、足立浩、松尾浩【週替り】
- ライン編集:加藤武志、山本剛史【週替り】
- 音響効果:志田博英
- MA:萩野賢
- 美術プロデューサー:松沢由之
- デザイン:野口陽介
- 美術進行:石田博己
- 大道具:吉野宏昭
- アートフレーム:佐藤信廣
- 装飾:横山公一
- 衣裳:山口亜希
- メイク:一条純子
- アクリル装飾:田辺美奈子
- オブジェ:福田隆正
- 爆発仕掛人:菊地潔
- 機材協力:日本アピオニクス、小野測器
- 協力:ベイシス、フジアール、大平特殊効果
- 車両:フィールドワーク
- CGタイトル:PW
- 広報:小出和人
- TK:山本悦子
- 取材:福岡ひろし、窪嶋武治
- 制作進行:原田良彦
- 演出補:山下学美
- ディレクター:溝口憲司、福原伸治、鈴木輝雄、今野貴之、高野徹、岩村真理子
- 構成・演出:落合正幸
- プロデューサー:松村俊二
- 制作協力:共同テレビ
- 制作著作:フジテレビ
脚注
注釈
- ^ タイマー部分はデジタル表示。タイマーが残り10秒(00:10)になると秒刻みのSEが鳴り、0になると00:00と赤く表示される演出である。カウントは途中のCM枠の間も止めずに続いていた(即ち、15分のカウントはCMの放送時間も含めた上で計算されていた)
出典
- ^ (日本語) 現:あけぼのばし通り2023年3月15日閲覧。