西垣 雅矢（にしがき まさや、1999年6月21日 - ）は、兵庫県朝来市出身のプロ野球選手（投手）。右投左打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
来歴
プロ入り前
朝来市立梁瀬小学校3年時に野球を始め、朝来市立梁瀬中学校では軟式野球部に所属[2]。
報徳学園高校進学後、高校2年秋からエースとして活躍。秋の兵庫県大会、近畿大会で全試合に先発し、第89回選抜高等学校野球大会に出場。初戦の多治見高校戦では7回8奪三振無失点の好投[3]。続く2回戦の前橋育英高校戦では丸山和郁と投げ合い、9回10奪三振完封[4]。準々決勝の三浦銀二、古賀悠斗、仲田慶介ら擁する福岡大大濠高校には7回途中2失点の好投でベスト4進出に貢献した[5]。準決勝の安田尚憲擁する履正社高校戦では先発するも3回途中2失点で降板。チームは9回に逆転され敗れた[6]。3年夏は兵庫県大会準決勝で神戸国際大学附属高校に敗れた[7]。野球部には1学年先輩に佐藤直樹、1学年後輩に小園海斗がいる。
早稲田大学進学後、1年春からリーグ戦登板。2年秋から先発として活躍し、4年秋には44回50奪三振、防御率1.02を記録しベストナインを獲得した[8]。リーグ通算、37試合、9勝7敗、167回、157奪三振、防御率2.32[9]。野球部には3学年先輩に小島和哉、1学年先輩に早川隆久、同期に徳山壮磨がいる。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議で東北楽天ゴールデンイーグルスから6巡目で指名を受け、契約金3000万円、年俸700万円（金額は推定）という条件で入団した[10]。背番号は49。
2022年は新人ながら開幕一軍スタートを切り、中継ぎとして24試合登板、防御率2.66の成績を残す。
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 楽天 | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 96 | 23.2 | 20 | 2 | 10 | 0 | 0 | 15 | 2 | 0 | 7 | 7 | 2.66 | 1.27 |
| 通算：1年 | 24 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 96 | 23.2 | 20 | 2 | 10 | 0 | 0 | 15 | 2 | 0 | 7 | 7 | 2.66 | 1.27 | |
- 2022年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2022年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 初登板：2022年3月25日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦（楽天生命パーク宮城）、7回表に3番手で救援登板、1回無失点
- 初奪三振：2022年3月30日、対オリックス・バファローズ2回戦（京セラドーム大阪）、8回裏に福田周平から見逃し三振
背番号
- 49（2022年 - ）
脚注
- ^ “楽天 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月4日閲覧。
- ^ “楽天ドラ6右腕がまた完封 早大・西垣雅矢が30イニング無失点に「相手をよく見て投げられている」”. スポニチアネックス (2021年10月18日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ 報徳学園 対 多治見
- ^ 前橋育英 対 報徳学園
- ^ 福岡大大濠 対 報徳学園
- ^ 履正社 対 報徳学園
- ^ 神戸国際大付 2-1 報徳学園
- ^ 2021秋季リーグ戦 ベストナイン
- ^ リーグ戦・選手個人通算成績 西垣 雅矢
- ^ “【楽天】ドラ６西垣雅矢が契約金３０００万円、年俸７００万円で合意「プロになる実感が湧いてきた」”. 報知スポーツ (2021年11月15日). 2022年3月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 西垣雅矢 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube