西向田町(にしむこうだちょう[2])は、鹿児島県薩摩川内市の町[3]。旧川内市西向田町。郵便番号は895-0027[4]。人口は253人、世帯数は137世帯(2020年10月1日現在)[5]。西向田町の全域で住居表示を実施している[6]。
地理
薩摩川内市の西部、川内川と隈之城川に挟まれた地点に位置している。字域の北方から東方にかけて向田本町、東方は東向田町、南方は向田町、冷水町、西方は神田町、東開聞町に接している。
中央部を南北に国道3号が通り、沿線に商店街が形成されている。南部には川内駅交差点より鹿児島県道42号川内加治木線が西方へ通っており、北部には向田交差点を中心に鹿児島県道43号川内串木野線が西方に、(鹿児島県道394号山崎川内線)が東方に通っている。
歴史
1965年(昭和40年)4月1日に向田町及び冷水町の一部の区域において住居表示に関する法律に基づき街区方式による住居表示が実施されることとなった[8]。それに伴い同日付で町名・地番の変更が行われ川内市向田町及び冷水町の各一部より分割され、川内市の町名「西向田町」として設置された[9][3]。
2004年(平成16年)10月12日に川内市、東郷町、入来町、祁答院町、樋脇町、下甑村、上甑村、鹿島村、里村が新設合併し薩摩川内市が設置された[10]。この市町村合併に伴い設置された法定合併協議会において川内市の町・字については「現行通りとする。」と協定されたため、名称の変更は行われずに薩摩川内市の町となった[11]。
町域の変遷
人口
以下の表は国勢調査による小地域集計が開始された1995年以降の人口の推移である。
施設
公共
郵便局
商業
- (川内山形屋)
小・中学校の学区
市立小・中学校の学区(校区)は以下の通りである[21]。
町丁 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
西向田町 | 全域 | 薩摩川内市立川内小学校 | 薩摩川内市立川内中央中学校 |
交通
道路
- 一般県道
-
- (鹿児島県道394号山崎川内線)
脚注
- ^ “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “本市の町名一覧について”. 薩摩川内市. 2020年8月8日閲覧。
- ^ a b 昭和40年鹿児島県告示第323号(字の区域の変更、鹿児島県公報第5304号昭和40年3月31日付所収)
- ^ “鹿児島県薩摩川内市西向田町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年1月24日閲覧。
- ^ a b “国勢調査 令和2年国勢調査小地域集計 (主な内容:基本単位区別,町丁・字別人口など)46:鹿児島県”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ “住居表示”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ 芳即正 & 五味克夫 1998, p. 350.
- ^ 川内郷土史編さん委員会 1980, p. 655.
- ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会 1983, p. 503.
- ^ 市町村の廃置分合(平成16年総務省告示第590号、 原文)
- ^ “町名・字名の取り扱いについて”. 川薩地区法定合併協議会. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成7年国勢調査 小地域集計 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成12年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成17年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成22年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “国勢調査 / 平成27年国勢調査 / 小地域集計 46鹿児島県”. 総務省統計局. 2021年1月31日閲覧。
- ^ “交番・駐在所等の所在地・電話番号”. 鹿児島県警察. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “4月1日 産業支援センター開所式”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “地域子育て支援センター”. 薩摩川内市. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “川内郵便局”. 日本郵便. 2021年1月24日閲覧。
- ^ “薩摩川内市 義務教育”. 薩摩川内市役所. 2010年9月25日閲覧。
参考文献
関連項目
座標: 北緯31度48分58.8秒 東経130度18分20.1秒 / 北緯31.816333度 東経130.305583度