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藤越

株式会社藤越(ふじこし)は、福島県浜通り地方や茨城県スーパーマーケットチェーンフジコシ」を展開していた企業である。

株式会社 藤越

ヨークベニマル本社内にあった藤越本社。
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 963-8543
福島県郡山市朝日二丁目18-2
設立 1949年4月7日
業種 (小売業)
事業内容 食品中心のスーパーマーケット
代表者 代表取締役社長 平本研二
資本金 3億4000万円
売上高 156億3700万円
従業員数 238名
決算期 2月
主要株主 株式会社ヨークベニマル
株式会社丸和運輸機関
主要子会社 藤越不動産株式会社
藤越商事株式会社
藤越メンテナンス株式会社
有限会社フジコシドラッグストア
外部リンク (閉鎖)
特記事項:2001年、民事再生法適用。2010年、ヨークベニマルに吸収合併。
(テンプレートを表示)

現在はヨークベニマルに吸収合併され、展開していた一部店舗はヨークベニマルとして営業している。

概要

かつてはオール日本スーパーマーケット協会に参加し、福島県の浜通り地方を中心に、最盛期には福島県外にも店舗を展開。1990年代には日本のベスト70社にも選ばれた[要出典]が、2001年に民事再生法の適用を申請。

2004年からマツモトキヨシと業務提携し、2007年11月からヨークベニマルとも業務・資本提携。2008年2月にマツモトキヨシとの業務提携を解消。不採算店舗を閉店させる一方で、一部店舗がヨークベニマルとなり、2008年9月、スーパーセンター大原を最後に「フジコシ」の名で営業する店舗は消滅、企業としての藤越も2010年2月にヨークベニマルに吸収合併された。

関連企業に遊技場店舗プレイランドオアシスを経営する「有限会社サザンクロス」や、千葉県市原市のキングフィールズ・ゴルフクラブを経営していた「藤越開発株式会社」福島駅前ESTAビルで日本料理屋江島を営業していた「株式会社フジインターナショナル」などがあった。

沿革

  • 1949年4月 - 『株式会社藤越』を設立。衣料品・化粧品等の販売を行う。
  • 1955年11月 - 食品主体のスーパーマーケットに転進。
  • 1961年5月 - 関連会社「藤越不動産株式会社」を設立。
  • 1965年9月 - 関連会社「藤越商事株式会社」を設立
  • 1972年11月 - 関連会社「藤越開発株式会社」を設立。
  • 1993年3月 - 本社をいわき市平谷川瀬に新築。
  • 2001年1月 - 民事再生法の適用を申請。
  • 2004年8月 - マツモトキヨシと業務提携。
  • 2007年10月 - 本社を好間工業団地に移転。
  • 2007年11月1日 - ヨークベニマルと業務・資本提携[1]。これにより、オール日本スーパーマーケット協会から脱退する。
  • 2008年2月 - マツモトキヨシとの業務提携解消[2]
  • 2008年9月 - スーパーセンター大原を最後に「フジコシ」名での営業終了。
  • 2009年 - 本社を郡山市のヨークベニマル本社内に移転。
  • 2010年2月 - ヨークベニマルに吸収合併。

店舗

   
藤越時代のスーパーセンター原町
現在のヨークベニマル原町西店

大型店はスーパーセンターとして展開していた。

ヨークベニマルとして営業中の店舗

店名は現在のもの。住所のうち都道府県はすべて福島県で、市町村は特記なきいわき市

  • 谷川瀬店(平谷川瀬双藤町、1977年(昭和52年)3月5日開店[3]
開店当初は後の食料品館となる店舗のみだったが、1981年(昭和56年)10月24日に
  • 駐車場・ミニ遊園地
  • 新設されたディスカウントストア部門の「藤越Dストア」とその他専門店で構成された棟
  • 藤越が運営していたスポーツクラブ「イーブン」(現在はルネサンスが入居)
以上の棟が新たに建てられ、「藤越ショッピングセンター谷川瀬」としてリニューアルオープン[4][5][6][7]
その後、1990年代に「スーパーセンター谷川瀬」に改称し、その際「Dストア」棟は衣料品売り場を配置した「B館」へと改称、更に敷地内へ直営の食料品・家電と専門店で構成された「A館」を新築した。これによって食料品館はしばらく空き店舗となったが、後に「C館」と改称して直営のホームセンターが開業した。更に、ロッテリアTSUTAYAなどが入るテナント棟やユニクロミスタードーナツも新築された。
その後、C館は解体の上跡地にトイザらスが開業し、B館は空き店舗を経て、近隣で営業していたデンコードーがMAXデンコードーと改称して移転した[注 1][注 2]
以上のように専門店を多数導入した結果、A館のみが藤越直営となった。
ヨークベニマルへの吸収後もしばらくはこの状態で営業していたが、A館が老朽化のため2013年4月14日に一旦閉店し、A館とテナント棟を解体。
建て替え後の2014年4月25日に旧A館が規模を縮小の上新谷川瀬店として再開店し、ユニクロ・ABCマートスタジオアリスからなる3棟も開店。この時点で施設名を「ヨークタウン谷川瀬」に改称した。
2022年3月1日に店名が谷川瀬店に戻された。
  • 大原店(小名浜大原東田96)
旧スーパーセンター大原。
ヨークベニマルへの吸収後に建物はそのままに内装と外壁の塗装が改装され、「ヨークタウンアクロスプラザ大原」として営業。ヨークベニマルを核テナントとして、ダイユーエイトツルハドラッグダイソーなどのテナントと共に営業していたが、老朽化のため2023年5月14日に一旦閉店。解体後、建て替え工事を行い、2024年に再開業する予定。
  • 好間店(好間町下好間鬼越110)
旧ホームセンター藤越リビング、スーパーセンターリビング。
ヨークベニマルとしては2009年9月18日開店。
スーパーセンターになる前は百貨店型の店舗だったが、改築の上「スーパーセンター原町」と改称し、スーパーセンター化。

閉店した店舗

×は藤越時代の建物が解体された店舗。

福島県

いわき市
  • 内郷店×
ウチゴーショッピングセンターの核テナントとして入居していたが、2000年にショッピングセンターの閉鎖に伴い撤退。跡地は住宅地として分譲。
  • 湯本店×
  • 平店×
食品を扱う本館と、衣料品を扱う新館の2棟で構成されていた。
末期は本館の老朽化もあり、新館に売り場を統合。
再開発のため周辺の建物と合わせて解体されて跡地はラトブになった。
ラトブにも入居予定だったが競合他社の地権者絡みの問題や藤越自体の経営悪化により断念。
  • 藤越レストランビル
平店から道路を挟んで向かい側に立地。
開業当初は1階にハンバーガーショップ、2階が居酒屋、3階にステーキハウスという構成で、全て藤越が運営していた。
その後ハンバーガーショップはミスタードーナツに替わり、2階・3階のテナントも入れ替えが行われた。
藤越が消滅後もテナントビルとして営業を継続しており、ミスタードーナツは2020年まで営業を続けていた。
  • 小名浜店(1967年(昭和42年)6月20日開店[8] - 1997年(平成9年)閉店)
小名浜ショッピングセンターの核テナントとして入居していたが、スーパーセンター大原の開業と前後して閉店。
  • 中岡店×(跡地はミニストップいわき中岡店とツルハドラッグいわき中岡店となっている)
  • 植田店
  • 高坂店
現在はツルハドラッグいわき内郷店を核店舗に複数のテナントが入居。
  • 平窪店×
  • 植田駅前店×( - 2008年(平成20年)8月31日閉店)
閉店したイトーヨーカドーいわき植田店植田ショッピングセンターの後を継ぐ形で核テナントとして出店したが、間もなく藤越自体の経営が悪化した為、徐々にフロア面積を縮小、最終的に完全撤退する形となった。
翌2009年に解体され、跡地はミニストップいわき植田駅前店、カラオケ本舗まねきねこいわき植田店、はなの舞植田店となっている。
  • 神谷給油所
ガソリンスタンド。スーパー出店予定地の一部だった。
浜通り(いわき市以外)
食品館・衣料館の2フロア構成だった。建物は2008年12月に解体され、跡地にはスーパーシシド相馬リボン店が開店。
  • 浪江店(双葉郡浪江町権現堂字下川原82、?開店 - 2008年(平成20年)8月17日閉店)
藤越時代の建物は解体され、新築の上ヨークベニマル浪江西店として2009年秋頃開店予定としていたが、2010年時点でも着工に至らず、間もなく東日本大震災によって福島第一原子力発電所事故が発生。警戒区域に設定されたため一時立ち入り禁止となった。
その後、2013年4月1日に警戒区域の再編に伴って立ち入り可能となったが、それから10年経過した2023年現在もなお更地のままとなっている。
  • 浪江駅前店(双葉郡浪江町)×
衣料品のみ取扱い。建物は解体され、駐車場に。
  • スーパーセンター富岡(双葉郡富岡町)×
  • 鹿島店(南相馬市鹿島区西町2丁目3-1)
跡地にツルハドラッグ鹿島店が出店。

福島県以外

フォルテの核テナントとして出店。
閉店後、後継テナントに複数の候補が上がったが、最終的にヨークベニマル大河原店が開店。この時点で藤越とヨークベニマルは提携していなかった。
日本住宅公団亀戸二丁目団地2号棟1階に出店[9]。跡地は新鮮市場亀戸店。
現在はタイヨー石岡店。

関連会社

  • 藤越商事株式会社
  • 藤越メンテナンス株式会社
  • 有限会社フジコシドラッグストア
  • 有限会社サザンクロス
  • 株式会社フジインターナショナル
  • 藤越開発株式会社
  • 藤越レストラン株式会社

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 旧店舗の跡地にはハードオフ・オフハウスが開業。
  2. ^ その後、デンコードーはケーズホールディングスへ買収されたため、ケーズデンキへと改称している。

出典

  1. ^ (2007年11月10日時点のアーカイブ
  2. ^ “”. 株式会社マツモトキヨシホールデイングス (2008年1月31日). 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月19日閲覧。
  3. ^ “南白土にフジコシ谷川瀬店 明日オープン”. いわき総合図書館. 『いわき民報』(いわき民報社). p. 6 (1981年3月4日). 2022年5月19日閲覧。
  4. ^ “ショッピングセンター 明日開店”. いわき総合図書館. 『いわき民報』(いわき民報社). p. 2 (1981年10月23日). 2022年5月19日閲覧。
  5. ^ “クリーンでちょっとおしゃれなディスカウントストア あす10月24日 FUJIKOSHI S.C YAGAWASE オープン”. いわき総合図書館. 『いわき民報』(いわき民報社). p. 8 (1981年10月23日). 2022年5月19日閲覧。
  6. ^ “24(土)日 藤越ショッピングセンター新館 オープンおめでとうございます”. いわき総合図書館. 『いわき民報』(いわき民報社). p. 9 (1981年10月23日). 2022年5月19日閲覧。
  7. ^ “藤越ショッピングセンター 明日24日あさ10時オープン”. いわき総合図書館. 『いわき民報』(いわき民報社). p. 10 (1981年10月23日). 2022年5月19日閲覧。
  8. ^ 渦森うずめ (2017年12月10日). “【商業】まちの「若手」と「老舗」がショッピングセンターを作ってバトル!?小名浜ショッピングセンター物語-合併都市いわきいまむかしⅢ”. まちコトメディア「matinote」. 2022年5月4日閲覧。
  9. ^ a b “「東京店 地ものに人気」『いわき民報』(いわき民報社)1968年5月27日、夕刊2面。”. いわき総合図書館. 2021年3月8日閲覧。

外部リンク

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