経歴
1940年、愛知県豊橋市生まれ[1]。愛知学芸大学学芸学部で学んだ後、名古屋大学大学院文学研究科へ進み、1967年(昭和42年)に博士課程中退。(後の1976年(昭和51年)「日本における育成林業地域の形成に関する研究」で東京教育大学理学博士号を取得している。)
その後は名古屋大学教育学部附属高等学校教諭を務め、その後奈良大学助教授となる。愛知大学文学部助教授を経て、教授。2011年に定年退任し、名誉教授となる。近年は東亜同文書院大学について研究を続けている。
著書
- 『日本の山村』(地人書房) 1981
- 『奥三河山村の形成と林野』愛知大学綜合郷土研究所編 (名著出版) 1992
- 『日本・育成林業地域形成論』古今書院 1995
- 『大工場のあるまち 自動車工業と人びとのくらし』小峰書店 1997 ふるさとのくらし日本のまちとむら
- 『日本山村の変容と整備論』地人書房 1998
- 『吉野林業地帯』古今書院 1998
- 『東亜同文書院中国大調査旅行の研究』大明堂 2000 愛知大学文學会叢書
- 『生きている霞堤 豊川の伝統的治水システム』あるむ 2005 愛知大学綜合郷土研究所ブックレット
- 『東亜同文書院生が記録した近代中国』あるむ 2007 愛知大学東亜同文書院ブックレット
- 『東亜同文書院生が記録した近代中国の地域像』ナカニシヤ出版 2011
- 『日中に懸ける 東亜同文書院の群像』中日新聞社 2012
共編著
脚注
参考文献
- 藤田佳久教授 略歴・主な著書業績 愛知大学文学論叢 2011-03