葛麻飛行場 (カルマひこうじょう Kalma Airport, 朝鮮語: 갈마비행장) は、朝鮮民主主義人民共和国江原道元山市にある国際空港。元山空港 (ウォンサンくうこう Wonsan Airport)とも呼ばれる。
葛麻飛行場 Kalma Airport | |
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IATA: WOS - ICAO: ZKWS | |
概要 | |
国・地域 | 北朝鮮 |
所在地 | 江原道元山市葛麻洞 |
種類 | 軍民共用 |
座標 | 北緯39度9分52秒 東経127度29分19秒 / 北緯39.16444度 東経127.48861度座標: 北緯39度9分52秒 東経127度29分19秒 / 北緯39.16444度 東経127.48861度 |
地図 | |
WOS | |
滑走路 | |
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空港の一覧 |
概要
第二次世界大戦中は、大日本帝国海軍の元山(げんざん)航空基地として使用され、1940年に元山海軍航空隊(初代)が開隊された。
1950年10月、朝鮮戦争中に大韓民国陸軍によって再整備され、国連軍の一員であるアメリカ海兵隊が利用した。その後、朝鮮人民軍の侵攻により、この飛行場は破壊された。1953年の休戦後、滑走路が再建され、朝鮮人民軍の基地として利用されていた。
2014年7月、金正恩の指示により軍民共用化された[1]。2015年9月、新しい旅客ターミナルが公開された[2][3]。ターミナルには出入国審査設備があり、搭乗橋も備えている。
2016年9月、「元山国際友好航空祝典」(Wonsan International Friendship Air Festival)として航空ショーの会場になった。
2018年1月31日、馬息嶺スキー場にて平昌オリンピックに出場する北朝鮮、韓国選手団による南北合同スキー練習が行われるのに伴い、襄陽国際空港からアシアナ航空によるチャーター便が運航された。
2019年11月11日に撮影した衛星写真を分析していたアメリカの北朝鮮分析サイト38ノースは、葛麻空港に約80機の軍用機(MiG-15、MiG-17、Su-25、MiG-29など)が集結していることを発表した。金正恩朝鮮労働党委員長の視察に向けた準備と見られている[4]。
就航航空会社
脚注
外部リンク
- 旧海軍の基地と施設:元山航空基地