略歴
大阪市生まれ。私立浪速高等学校を経て近畿大学(商経学部)に入学。卒業後は松下電工に就職し、川本建築事務所社員を経て27歳で萩原都市建築研究所を設立した[1]。2005年の第44回衆議院議員総選挙で民主党公認として大阪2区から出馬するが、郵政民営化に反対して自由民主党の公認を受けられず無所属となった左藤章と、自民党の公認を受けた川条志嘉との争いに埋没し、川条が当選、萩原・左藤は落選した。
2009年の第45回衆議院議員総選挙では、連合大阪の支援を受け[2]、再び大阪2区から出馬し、左藤や川条を破り初当選した。早々に一新会(小沢一郎グループ)入りし、いわゆる「小沢チルドレン」の象徴的存在と目され、AERA2010年4月26日発売NO.19では玉城デニー衆議院議員らと「一新会七与力」と呼ばれた。以来、衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会理事、衆議院外務委員会理事、党幹事長補佐、党国会対策副委員長、党総務副委員長、党府連代表代行、芦屋大学客員准教授、日本ユネスコ国内委員会委員等を務めた。
2012年の消費増税をめぐる政局では、野田内閣による消費増税法案の閣議決定に抗議して党幹事長補佐の辞表を提出し、4月23日の党役員会で受理された[3]。6月26日の衆議院本会議で行われた消費増税法案の採決では、党の賛成方針に反して反対票を投じた[4][5]。7月2日には山岡賢次らを介して離党届が提出された[6][7][8]。民主党は7月3日の常任幹事会で離党届を受理せず除籍処分とする方針を決定し[9][10][11][12][13]、7月9日の常任幹事会で正式決定した[14][15][16]。
同年7月11日、国民の生活が第一の結党に参加した[17]。12月16日の第46回衆議院議員総選挙に日本未来の党公認で大阪2区より出馬するも、落選。
その後、2013年の第23回参議院議員通常選挙に新党大地公認で比例区から出馬するが落選[18]。その後は株式会社ジープラン・株式会社UCM(不動産コンサルティング会社)顧問、株式会社クロスランゲージアドバイザーを務める[19]。
2019年にかつての領袖であった小沢一郎が国民民主党に合流すると萩原も同党に参加し、党大阪府連常任幹事に就任[20]。
2020年9月、立憲民主党の大阪3区支部長に就任[21]。2021年の第49回衆議院議員総選挙で同区から出馬したが、公明党の佐藤茂樹に次点で敗れ、比例復活もならなかった。
人物
不祥事
脚注
- ^ プロフィール|はぎはら仁(前衆議院議員)事務所公式サイト
- ^ 連合大阪 活動と情報>選挙 > 第45回衆議院議員選挙[1]
- ^ . 毎日新聞. (2012年4月23日). オリジナルの2012年4月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 読売新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 毎日新聞. (2012年6月26日). オリジナルの2012年6月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 産経新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月2日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 毎日新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 読売新聞. (2012年7月2日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月4日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 産経新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月3日時点におけるアーカイブ。
- ^ . Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月6日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 毎日新聞. (2012年7月3日). オリジナルの2012年7月5日時点におけるアーカイブ。
- ^ “小沢氏ら37人除名処分へ 鳩山氏は党員資格停止6カ月”. 朝日新聞. (2012年7月4日). オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。
- ^ . Yahoo!ニュース. 時事通信. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 産経新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年7月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ . 毎日新聞. (2012年7月9日). オリジナルの2012年8月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ 新党の参加議員 - 時事ドットコム 2012年7月11日
- ^ “参院選2013比例区開票速報(改選数48)”. 朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。
- ^ 萩原仁 - 立憲民主党
- ^ “役員情報”. 国民民主党. 2019年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月20日閲覧。
- ^ “立民、衆院選公認候補167人を内定 競合9選挙区は見送り”. 日本経済新聞 (2020年9月29日). 2020年9月29日閲覧。
- ^ . 産経新聞. (2010年9月5日). オリジナルの2013年10月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ “2013 参院選 比例代表 新党大地 萩原仁”. 毎日新聞. (2013年7月4日)2019年10月23日閲覧。
- ^ “統一協会、民主に接近/集団結婚参加者が選挙応援”. しんぶん赤旗. (2010年1月5日)2019年10月23日閲覧。