荒木 栄蔵（荒木 榮藏[1][2][3]、あらき えいぞう、旧姓・鍵岡、1865年3月5日（慶応元年2月8日）[4] - 没年不明）は、日本の商人（皮革商[1][5][6]、皮革貿易商[7]）、実業家。西浜土地建物取締役[7]。共榮合名会社代表社員[7]。族籍は大阪府平民[2][4]。
人物
和歌山市生まれ[3]。鍵岡總四郎の三男[2][7][8]。1881年に荒木家の養嗣となる[3]。1913年に先代が逝去し[3]、義弟栄典の後を襲い家督を相続する[5][7]。
荒木商店という商号の下に家業を継承し、皮革貿易商に従事する[3]。また公共事業に尽力する[3]。賞勲局総裁より褒章を、また日本赤十字社社長より有功章を下賜される[3]。西浜部落の大資産家である[9]。趣味は生花、茶の湯[3]。住所は大阪市南区木津北島町二丁目[6]、浪速区栄町二丁目[1][2][7][3]。
家族・親族
- 荒木家
- 妻（1869年 - ?、荒木トメの私生子）[5][8]
- 二女（1907年 - ?、大阪、清坂作之助の妻）[5][8]
- 三女[7]
- 長男・英一（1896年 - ?、大阪、西森源兵衛の養子となる）[7]
- 二男[5][8]
- 甥（大阪、家主荒木榮次郎の養子となる）[7]
- 孫[5][7]
- 親戚
脚注
- ^ a b c 『日本紳士録 第33版』大阪アの部12頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月25日閲覧。
- ^ a b c d 『人事興信録 第7版』あ70頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『大阪商工組合大鑑 大礼紀念』238頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年4月20日閲覧。
- ^ a b 『人事興信録 第5版』あ54 - 55頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月24日閲覧。
- ^ a b c d e f 『人事興信録 第9版』ア134頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月25日閲覧。
- ^ a b 『大阪人士商工銘鑑』317頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月24日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 『人事興信録 第10版 上』ア178頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月24日閲覧。
- ^ a b c d e 『人事興信録 第8版』ア118頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2021年8月25日閲覧。
- ^ 『部落の人豪』116頁（国立国会図書館デジタルコレクション）。2023年4月18日閲覧。
参考文献
- 芝弥一郎編『大阪人士商工銘鑑』大阪人士商工銘鑑発行所、1902年。
- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 蘇人寺田勇吉『部落の人豪』藤屋商店出版部、1920年。
- 人事興信所編『人事興信録 第7版』人事興信所、1925年。
- 人事興信所編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。
- 実業社編『大阪商工組合大鑑 大礼紀念』実業社、1929年。
- 交詢社編『日本紳士録 第33版』交詢社、1929年。
- 人事興信所編『人事興信録 第9版』人事興信所、1931年。
- 人事興信所編『人事興信録 第10版 上』人事興信所、1934年。