『色道四十八手 たからぶね』(しきどうしじゅうはって たからぶね)は、井川耕一郎監督・脚本による2014年の日本のピンク映画。
概要
本作は、ピンク映画50周年記念作品として企画された[1]。監督をつとめる予定だった渡辺護が製作準備中の2013年に死去したため、脚本を執筆した井川耕一郎が監督することになった[2]。35mmフィルムで撮影され、音声はアフレコで吹き込まれた[3]。
第15回ニッポン・コネクション ニッポン・ヴィジョンズ審査員特別賞受賞。CAMERA JAPAN FESTIVAL 2015、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016出品作。
あらすじ
一夫((岡田智宏))は、妻の千春(愛田奈々)が叔父の健次((なかみつせいじ))と不倫していることを知る。衝撃を受けた一夫は、叔母の敏子((佐々木麻由子))にそそのかされ、2人への仕返しを企てることになる。
キャスト
- 千春 ‐ 愛田奈々
- 一夫 ‐ (岡田智宏)
- 健次 ‐ (なかみつせいじ)
- 敏子 ‐ (佐々木麻由子)
- エロ写真のモデルの女・雀 ‐ (ほたる)
- エロ写真のモデルの男・久生 ‐ (野村貴浩)
スタッフ
脚注
- ^ 長野辰次 (2014年10月2日). “世界は「使われなかった性技」であふれている! ピンク映画50周年記念『色道四十八手 たからぶね』 (2/3)”. 日刊サイゾー. 2014年10月8日閲覧。
- ^ 長野辰次 (2014年10月2日). “世界は「使われなかった性技」であふれている! ピンク映画50周年記念『色道四十八手 たからぶね』 (1/3)”. 日刊サイゾー. 2014年10月8日閲覧。
- ^ 長野辰次 (2014年10月2日). “世界は「使われなかった性技」であふれている! ピンク映画50周年記念『色道四十八手 たからぶね』 (3/3)”. 日刊サイゾー. 2014年10月8日閲覧。
- ^ “この格好は宝船?春画を模した強烈な全裸シーンを披露 - 映画 Movie Walker”. Movie Walker. 2019年6月23日閲覧。
- ^ a b c d e f “色道四十八手 たからぶね”. pg-pinkfilm.com (2014年10月4日). 2019年6月23日閲覧。
参考文献
- 後河大貴「新作インタビュー 井川耕一郎 林田義行 『色道四十八手 たからぶね』」『月刊シナリオ』、シナリオ作家協会、2014年11月、116-122頁。