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能の現行演目一覧

能の現行演目一覧(のうのげんこうえんもくいちらん)は、のシテ方五流が現在上演する演目をまとめた一覧である。基本的には謡本が刊行されているものを挙げ(例外あり)、番外曲、参考曲、新作、復曲など、上演はされている(された)が、各流派で正式に現行曲として見なされていないものは挙げていない。

  • 凡例
    • 現行の演目を一覧することを目的とし、演目別に流派による有無を示した。
    • 「観」は観世流、「宝」は宝生流、「春」は金春流、「剛」は金剛流、「喜」は喜多流において現行演目となっていることを示す。「全」は五流全てで現行演目となっていることを示す。
能の現行演目一覧
演目 よみ 五番立て 備考 流派
式三番 しきさんば(おきな) 例式 能楽の原典
藍染川 あいぞめがわ 四・五 観・春
葵上 あおいのうえ 近江猿楽系の古作を世阿弥改作
阿漕 あこぎ
芦刈 あしかり 世阿弥作
飛鳥川 あすかがわ 剛・喜
安宅 あたか
安達原→黒塚 あだちがはら 観世流での曲名
敦盛 あつもり 世阿弥作
海人 あま 古作(金春権守とも). 観「海士」
綾鼓 あやのつづみ 宝・剛・喜
嵐山 あらしやま 金春禅鳳作
蟻通 ありどおし 世阿弥作
淡路 あわじ 曲舞は観阿弥作曲 観・春・剛
碇潜 いかりかづき 観・剛
生田敦盛 いくたあつもり 金春禅鳳作. 春「生田」 観・宝・春・剛
一角仙人 いっかくせんにん 金春禅鳳作 観・春・剛・喜
井筒 いづつ 世阿弥作
岩船 いわふね
鵜飼 うかい 榎並左衛門五郎作(世阿弥改作)
浮船 うきふね 横越元久作詞, 世阿弥作曲 観・春・剛・喜
雨月 うげつ 金春禅竹作
右近 うこん 世阿弥作(観世信光改作) 観・宝・剛
歌占 うたうら 観世元雅作
内外詣 うちともうで
善知鳥 うとう 喜「烏頭」
采女 うねめ 世阿弥作
鵜祭 うのまつり
うめ
梅枝 うめがえ
鱗形 うろこがた 剛・喜
雲林院 うんりんいん
江口 えぐち 観阿弥作(世阿弥改作)
江野島 えのしま 観世長俊作
えびら
烏帽子折 えぼしおり 宮増作 観・宝・剛・喜
絵馬 えま 金剛某の作とも 観・宝・剛・喜
老松 おいまつ 世阿弥作
鸚鵡小町 おうむこまち 観・宝・剛・喜
大江山 おおえやま 宮増作
大社 おおやしろ 観世長俊作 観・剛・喜
式三番 おきな 例式
小塩 おしお 金春禅竹作
落葉 おちば 「京落葉」とも. 「陀羅尼落葉」(喜多流参考曲)とは別曲
姨捨 おばすて 世阿弥作. 春・喜「伯母捨」
大原御幸 おはらごこう 喜「小原御幸」
女郎花 おみなめし
大蛇 おろち 観世信光作 宝・剛・喜
杜若 かきつばた 金春禅竹作
景清 かげきよ
花月 かげつ
柏崎 かしわざき 榎並左衛門五郎作(世阿弥改作)
春日龍神 かすがりゅうじん
合浦 かっぽ
葛城 かづらき 世阿弥作
鉄輪 かなわ 四・五
兼平 かねひら
加茂 かも 金春禅竹作. 観「賀茂」
加茂物狂 かもものぐるい 喜多「賀茂物狂」 宝・剛・喜
通小町 かよいこまち 観阿弥作
邯鄲 かんたん
咸陽殿 かんにょうきゅう 観・宝・剛・喜
祇王 ぎおう 喜「二人祇王」 宝・剛・喜
鬼界島→俊寛 きかいがしま 喜多流での曲名
菊慈童→枕慈童 きくじどう 観世流での曲名
木曽 きそ
きぬた 世阿弥作
清経 きよつね 世阿弥作
金札 きんさつ 観阿弥作
草薙 くさなぎ 四・五
国栖 くず 四・五
楠露 くすのつゆ 1887年初演. 南朝物の明治新作
九世戸 くせのと 観世信光作
熊坂 くまさか
鞍馬天狗 くらまてんぐ 宮増作
車僧 くるまぞう
呉服 くれは 観・宝・春・剛
黒塚 くろづか 四・五 元は近江能. 観「安達原」
月宮殿→鶴亀 げっきゅうでん 喜多流での曲名
現在七面 げんざいしちめん 観・剛
現在忠度 げんざいただのり
現在鵺 げんざいぬえ
源氏供養 げんじくよう
絃上 けんじょう 観「玄象(げんじょう)」
源太夫 げんだゆう
恋重荷 こいのおもに 世阿弥作(「綾鼓」の改作) 観・春
項羽 こうう
皇帝 こうてい 四・五 観世信光作 観・宝・剛・喜
高野物狂 こうやものぐるい 観・宝・剛・喜
小鍛冶 こかじ
小督 こごう 金春禅竹作
小袖曽我 こそでそが 宮増作
胡蝶 こちょう 観世信光作 観・宝・春・剛
西行桜 さいぎょうざくら 世阿弥作
佐保山 さおやま
逆矛 さかほこ
さぎ
桜井駅 さくらいのえき 「楠露」と同じく南朝物. 番立ては推定
桜川 さくらがわ 世阿弥作
佐渡 さど 金春信高による新作. 1990年初演
実方 さねかた 1988年復曲
実盛 さねもり 世阿弥作
三笑 さんしょう 観・宝・剛
志賀 しが 世阿弥作 観・宝・剛・喜
七騎落 しちきおち
自然居士 じねんこじ 観阿弥作(世阿弥改作)
石橋 しゃっきょう
舎利 しゃり
俊寛 しゅんかん
俊成忠度 しゅんぜいただのり 内藤藤左衛門(河内守)作 観・宝・剛・喜
春栄 しゅんねい
鍾馗 しょうき 金春禅竹作
昭君 しょうくん 金春権守作
猩々 しょうじょう
正尊 しょうぞん 観世長俊作
白鬚 しらひげ 曲舞は観阿弥作曲. 春「白髭」 観・春
代主 しろぬし
すすき 2019年復曲. 番立ては推定
須磨源氏 すまげんじ 観・宝・剛・喜
墨染桜 すみぞめざくら
隅田川 すみだがわ 観世元雅作. 春「角田川」
住吉詣 すみよしもうで 観・剛・喜
西王母 せいおうぼ
誓願寺 せいがんじ
是界 ぜがい 竹田法印宗盛作. 観「善界」剛「是我意」
関寺小町 せきでらこまち
関原与一 せきはらよいち
殺生石 せっしょうせき 日吉左阿弥作
摂待 せったい 観・宝・剛・喜
蝉丸 せみまる
禅師曽我 ぜんじそが 観・宝・喜
千手 せんじゅ 金春禅竹作. 喜「千寿」
草紙洗 そうしあらい 観「草子洗小町」春・喜「草紙洗小町」
卒都婆小町 そとばこまち 観阿弥作(世阿弥改作)
大会 だいえ
泰山府君 たいざんふくん 世阿弥作
大典 たいてん 1915年初演. 藤代禎輔作詞, 観世元滋作曲. 大正天皇即位記念
大仏供養 だいぶつくよう 春「奈良詣」
大瓶猩々 たいへいしょうじょう
第六天 だいろくてん
当麻 たえま 世阿弥作
高砂 たかさご 世阿弥作
竹雪 たけのゆき 宝・喜
忠信 ただのぶ 観・宝
忠度 ただのり 世阿弥作
龍田 たつた 金春禅竹作
谷行 たにこう 四・五 観・宝・春・剛
玉葛 たまかづら 金春禅竹作. 観「玉鬘」
玉井 たまのい 観世信光作 観・剛・喜
田村 たむら 世阿弥作
壇風 だんぷう 宝・剛
竹生島 ちくぶしま
調伏曽我 ちょうぶくそが 四・五 宮増作 宝・剛・喜
張良 ちょうりょう 四・五 観世信光作
土蜘蛛 つちぐも 宝・春「土蜘」
土車 つちぐるま 観・喜
経政 つねまさ 世阿弥作. 観・剛「経正」
妻戸→来殿 つまど 金剛流での曲名 宝・剛
鶴亀 つるかめ 喜「月宮殿」
定家 ていか 金春禅竹作
天鼓 てんこ
藤栄 とうえい 春・喜「藤永」 宝・春・剛・喜
東岸居士 とうがんこじ 観・宝・剛・喜
道成寺 どうじょうじ 四・五
唐船 とうせん
東方朔 とうぼうさく 金春禅鳳作 観・春
東北 とうぼく 世阿弥作
道明寺 どうみょうじ 観・剛
とおる 世阿弥作
木賊 とくさ
知章 ともあきら 観・春・剛・喜
ともえ
朝長 ともなが 観世元雅作
鳥追船 とりおいぶね 宝「鳥追」
仲光→満仲 なかみつ 観世流での曲名 観・宝・剛・喜
長柄 ながら 1968年復曲
難波 なにわ 世阿弥作. 「難波梅」とも
奈良詣→大仏供養 ならもうで 金春流での曲名
錦木 にしきぎ 世阿弥作
錦戸 にしきど 宮増作 観・宝
ぬえ 世阿弥作
寝覚 ねざめ
野宮 ののみや 金春禅竹作
野守 のもり 世阿弥作
白楽天 はくらくてん 観・春・剛・喜
羽衣 はごろも
半蔀 はしとみ 内藤藤左衛門(河内守)作. 観「はじとみ」
橋弁慶 はしべんけい
芭蕉 ばしょう 金春禅竹作
鉢木 はちのき
初雪 はつゆき 金春禅鳳作
花筐 はながたみ 世阿弥作
班女 はんじょ 世阿弥作
飛雲 ひうん 観・宝・剛
檜垣 ひがき 世阿弥作
雲雀山 ひばりやま
氷室 ひむろ 宮増作
百万 ひゃくまん 観阿弥作(世阿弥改作)
ふじ 観・宝・剛
富士山 ふじさん 世阿弥作か(金春禅鳳改作) 春・剛
富士太鼓 ふじたいこ
(藤戸) ふじと
二人静 ふたりしずか 観・春・剛・喜
船橋 ふなばし 田楽能「佐野船橋」を世阿弥改作
船弁慶 ふなべんけい 観世信光作
放下僧 ほうかぞう 元は近江能
放生川 ほうじょうがわ 世阿弥作 観・宝・春・剛
彭祖 ほうそ
仏原 ほとけのはら 観・剛
巻絹 まきぎぬ
枕慈童 まくらじどう 観「菊慈童」
松風 まつかぜ 観阿弥作(世阿弥改作)
松尾 まつのお
松虫 まつむし
松山鏡 まつやまかがみ 観・剛・喜
松山天狗 まつやまてんぐ
松浦佐用姫 まつらさよひめ 世阿弥作. 1963年復曲. 「松浦」「松浦鏡」とも
満仲 まんじゅう 観「仲光」 観・宝・剛・喜
三井寺 みいでら
通盛 みちもり 井阿弥作(世阿弥改作)
三山 みつやま 観世流では1985年復曲 観・宝・剛
水無瀬 みなせ
水無月祓 みなづきばらえ
身延 みのぶ
御裳濯 みもすそ
三輪 みわ
六浦 むつら
室君 むろぎみ 観・春
和布刈 めかり 観・宝・剛・喜
望月 もちづき
求塚 もとめづか 観阿弥作(世阿弥改作)
紅葉狩 もみじがり 観世信光作
盛久 もりひさ 観世元雅作
八島 やしま 世阿弥作. 観「屋島」
山姥 やまんば 世阿弥作
夕顔 ゆうがお 金春流では2018年復曲 観・春・剛・喜
ゆき
遊行柳 ゆぎょうやなぎ 観世信光作
弓八幡 ゆみやわた 世阿弥作
熊野 ゆや 世阿弥作. 喜「湯谷」
楊貴妃 ようきひ 金春禅竹作
夜討曽我 ようちそが
養老 ようろう 世阿弥作
吉野静 よしのしずか 観阿弥作(井阿弥改作か) 観・宝・春・剛
吉野天人 よしのてんにん 観世信光作
頼政 よりまさ 世阿弥作
弱法師 よろぼし 観世元雅作
雷電 らいでん 宝・剛でも復曲されている 観・喜
来殿 らいでん 剛「妻戸」. 「雷電」の後シテを天神として早舞を舞うよう改作 宝・剛
羅生門 らしょうもん 観世信光作 観・宝・剛・喜
龍虎 りょうこ 観世信光作 観・喜
輪蔵 りんぞう 観世長俊作
籠太鼓 ろうたいこ

参考文献

・金子直樹著『能鑑賞二百六十一番 : 現行謡曲解題』(淡交新書). 淡交社, 2018

・金春安明著『金春の能. 上 : 中世を汲む』. 金春円満井会, 2017

・能楽協会ホームページ「曲目データベース」

・能の現行演目(宝生流)

・能楽金春ニュース「金春流演目一覧」

・檜書店オンラインショップ(観世流・金剛流の現行謡本リスト)

・わんや書店ホームページ(宝生流・金春流の現行謡本リスト)

関連項目

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