『美味しさの物語 幸福の一皿』(おいしさのものがたり こうふくのひとさら)は、BS朝日で2012年4月13日から2013年3月22日まで毎週金曜日に放送された料理番組。
内容
中村吉右衛門が『主宰者』となり、日本国内にあふれる数々の料理を深く掘り下げ、編纂する『幸福のメニュー』に加えていくというもの。
原則として一つの料理をテーマとし、さらにその中で2種類(庶民的なもの・高級なもの、など)を取り上げ、両者を『対決』させるような形式で番組を進める。ただし、それぞれの良さを紹介するためであり、優劣を決めるわけではない。
VTRではグルメエッセイストや料理研究家などが、料理を実際に食しながら、特徴や魅力などを語る。吉右衛門はその合間に登場し、ナレーターの槇大輔と会話しながら、そのメニューを探求していく[1]。時には思い出の店など、自らの思い入れなどを話すときもある。
番組の最後には吉右衛門直筆の「幸福のメニュー」を映す。その後、吉右衛門の歌舞伎等の公演情報を紹介するのが通例となっている。
出演
- 中村吉右衛門 - 主宰者(司会)
- 槇大輔 - ナレーション
スタッフ
脚注
- ^ 吉右衛門は最後に「では、いただきます」と言う「決め科白」を発するが、番組中に料理は一切口にしない。
外部リンク
- 美味しさの物語 幸福の一皿(公式サイト)