緑岩 三郎（みどりいわ さぶろう、1933年9月9日-）は、立浪部屋に所属した元力士。本名は大城 三郎（おおしろ さぶろう）。現在の富山県富山市出身。174cm、88kg。最高位は西十両18枚目。得意技は左四つ、寄り。
経歴
1950年9月場所に初土俵。1958年7月場所に十両昇進し3場所務めた。1959年1月場所に幕下に陥落。幕下陥落後の1959年5月場所の11日目から廃業する9月場所まで弓取りを務めた[1]。1959年9月場所に26歳で廃業。廃業後はプロレスラーに転向した。
主な成績
- 通算成績：173勝173敗 勝率.500
- 十両成績：21勝24敗 勝率.467
- 現役在位：39場所
- 十両在位：3場所
場所別成績
| 一月場所 初場所（東京） | 三月場所 春場所（大阪） | 五月場所 夏場所（東京） | 七月場所 名古屋場所（愛知） | 九月場所 秋場所（東京） | 十一月場所 九州場所（福岡） | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1950年 （昭和25年） | x | x | x | x | （前相撲） | x |
| 1951年 （昭和26年） | 東序ノ口6枚目 8–7 | x | 東序二段12枚目 6–9 | x | 東序二段10枚目 8–7 | x |
| 1952年 （昭和27年） | 西三段目42枚目 5–3 | x | 東三段目22枚目 4–4 | x | 西三段目20枚目 3–5 | x |
| 1953年 （昭和28年） | 東三段目23枚目 3–5 | 東三段目26枚目 4–4 | 西三段目20枚目 3–5 | x | 東三段目25枚目 7–1 | x |
| 1954年 （昭和29年） | 東三段目3枚目 6–2 | 東幕下33枚目 5–3 | 西幕下23枚目 5–3 | x | 西幕下17枚目 6–2 | x |
| 1955年 （昭和30年） | 東幕下6枚目 4–4 | 東幕下6枚目 4–4 | 西幕下4枚目 2–6 | x | 東幕下10枚目 4–4 | x |
| 1956年 （昭和31年） | 東幕下7枚目 5–3 | 東幕下3枚目 3–5 | 東幕下6枚目 4–4 | x | 東幕下6枚目 4–4 | x |
| 1957年 （昭和32年） | 東幕下5枚目 2–6 | 西幕下14枚目 6–2 | 東幕下6枚目 4–4 | x | 西幕下5枚目 2–6 | 東幕下14枚目 6–2 |
| 1958年 （昭和33年） | 西幕下7枚目 5–3 | 東幕下3枚目 4–4 | 東幕下3枚目 5–3 | 西十両24枚目 9–6 | 西十両19枚目 8–7 | 西十両18枚目 4–11 |
| 1959年 （昭和34年） | 西幕下2枚目 4–4 | 西幕下2枚目 3–5 | 西幕下6枚目 2–6 | 東幕下12枚目 5–3 | 東幕下11枚目 引退 1–7–0 | x |
| 各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞：敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他：★=金星 番付階級：幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列：横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭（「#数字」は各位内の序列） | ||||||
改名歴
- 大城 三郎（おおしろ さぶろう）1950年9月場所 - 1951年1月場所
- 立ノ山 三郎（たつのやま さぶろう）1951年5月場所 - 1951年9月場所
- 大城 三郎（おおしろ さぶろう）1952年1月場所 - 1953年1月場所
- 聖國山 三郎（せいこくざん さぶろう）1953年3月場所 - 1956年3月場所
- 大城山 三郎（おおしろやま さぶろう）1956年5月場所 - 1958年5月場所
- 緑岩 三郎（みどりいわ さぶろう）1958年7月場所 - 1959年9月場所
参考文献
- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、(ISBN 978-4764104709)
出典
関連項目
外部リンク
- 緑岩 三郎 - 相撲レファレンス