紀元前55年(きげんぜん55ねん)は、ローマ暦の年である。
他の紀年法
できごと
ローマ
- 執政官のマルクス・リキニウス・クラッススとグナエウス・ポンペイウスは、パルティアを侵略するため、クラッススにシリアを5年間与えるという内容の法律Lex Treboniaを制定した。
- ガリア戦争
- 5月 - ガイウス・ユリウス・カエサルがゲルマン人の軍を倒し、ムーズ県とライン川の付近で43万人にも上る女性や子供を虐殺した。
- 6月 - カエサルはボン付近でライン川を渡った。
ブリタンニア
- 8月22日又は8月26日 - ブリタンニアが敵であるガリアに援助を送ったため、カエサルはブリタニアン侵攻を命令した。悪天候とガリアでの反乱により、遠征の成果はほとんどなかったが、遠征隊が安全にガリアに戻ってくると、元老院は20日間に及ぶ感謝祭を行った。
パルティア
- シリア属州総督アウルス・ガビニウスに支援され、パルティアの王座を要求するミトリダテス3世は、(セレウキアの戦い)でオロデス2世に率いられた(スュレナ)に敗れた。
誕生
「(Category:紀元前55年生)」も参照
死去
「(Category:紀元前55年没)」も参照
脚注
注釈
出典