経歴
頌栄女子学院高等学校在学中から、TBS『日真名氏飛び出す』にレギュラーとして出演し、舛田利雄監督『青年の樹』(1960年4月29日)の脇役でスクリーン・デビューした。東宝映画『娘・妻・母』出演後、日活と契約し、森永健次郎監督『美しき別れの歌』(1960年5月1日)で二谷英明の相手役に抜擢される。浅丘ルリ子に次ぐ青春スターとして数多くのヒロインをこなした(特に赤木圭一郎とは多くのコンビ作がある)が、1965年に結婚、引退した。滝沢英輔監督『(男の紋章 喧嘩街道)』が最終作となった。
出演映画
- 1960年
- 青年の樹 - 中野雪子 役
- (美しき別れの歌) - 江口敦子 役
- 娘・妻・母 - モデル 役
- (お嬢さんの散歩道) - まり子 役
- (天下を取る) - キミ子 役
- 拳銃無頼帖 不敵に笑う男 - 佐伯博子 役
- 海の情事に賭けろ - 殿村杏子 役
- (闇を裂く口笛) - 道子 役
- 幌馬車は行く - 十美 役
- 錆びた鎖 - 冬木美枝 役
- 拳銃無頼帖 明日なき男 - 道子 役
- (善人残酷物語) - 森野みどり 役
- 1961年
- 俺の血が騒ぐ - 節子 役
- (少女) - 秋元カネ子 役
- 紅の拳銃 - 石岡菊代 役
- (生きていた野良犬) - 民子 役
- (早射ち野郎) - 戸川令子 役
- (用心棒稼業) - 道子 役
- (三つの竜の刺青) - 小松麗子 役
- (助っ人稼業) - 圭子 役
- (海の勝負師) - マキ 役
- (赤い荒野) - 奥井和子 役
- (ノサップの銃) - 仙田ユキ 役
- あいつと私 - 加山さと子 役
- (俺は地獄へ行く) - 木塚ユリ 役
- (嵐を突っ切るジェット機) - 杉江マキ 役
- 1962年
- メキシコ無宿 - 平田美也子 役
- (天使と野郎ども) - 中山妙子 役
- (黒いダイス) - 川崎節子 役
- 激流に生きる男 - 遠藤靖子 役
- (惜別の歌) - 兵頭美那子 役
- (抜き射ち三四郎) - 金杉夕子 役
- (遙かなる国の歌) - 須貝京子 役
- 渡り鳥故郷へ帰る - 西田伸子 役
- (銃弾の嵐) - 梨枝 役
- (拳銃は淋しい男の歌さ) - 稲木正子 役
- (歌う暴れん坊) - 美沙子 役
- 1963年
- 探偵事務所23 くたばれ悪党ども - 千秋 役
- (空の下遠い夢) - 伸子 役
- 雨の中に消えて - 河原たか子 役
- (赤い靴とろくでなし) - 志津子 役
- (銀座の次郎長) - 松田秀子 役
- 探偵事務所23 銭と女に弱い男 - 千秋 役
- (虎の子作戦) - 美子 役
- (結婚作業業務命令) - 立花マリ 役
- (地獄の祭典) - 篠原恵子 役
- (霧に消えた人) - 津上由利子 役
- 1964年
- 赤いハンカチ - 石塚光子 役
- (こんにちわ20才) - 柴田澄子 役
- (噂の風来坊) - 叶ヒロミ 役
- 帝銀事件 死刑囚 - 正枝 役
- 生きている狼 - 早苗/千恵 役
- (死にざまを見ろ) - 夏子 役
- さすらいの賭博師 - 浅野倫子 役
- 黒いダイスが俺を呼ぶ - 木原牧子 役
- 殺られてたまるか - サヨ 役
- 1965年
- (大日本ハッタリ伝) - 敏子 役
- (七人の刑事 終着駅の女) - ふさ子 役
- (男の紋章 喧嘩街道) - 早苗 役
ディスコグラフィー
笹森のレコード吹き込みは以下の3曲と思われる。この他に、ソノシートで発売された単独歌唱作品もある(曲名不明)。
外部リンク
- 日本映画データベース笹森 礼子
- 記憶に残るアクトレス笹森礼子