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笠原 健治(かさはら けんじ、1975年12月6日 - )は、日本の実業家。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「mixi」を運営するMIXI会長。大阪府箕面市出身。
フォーブス誌によると2017年3月時点で資産額は1890億円、日本長者番付25位。
人物
父親は京都工芸繊維大学名誉教授の笠原正雄。母親は京都市立芸術大学で講師を務めるピアニストの笠原威子。大阪府の千里ニュータウンで育った[1]。東京大学在学中にネットエイジ社長西川潔の支援を受け、同社オフィス内にイーマーキュリーを設立。求人サイト運営を経てSNS運営に進出、「mixi」を開設した[2]。
2015年4月13日に家族向け写真・動画共有サービス「家族アルバム みてね」をリリース。笠原自身が企画・開発しており、主にスマートフォンで撮影した子どもの写真を、夫婦間や家族間といった限定した範囲で、見せたい相手だけに共有しコミュニケーションをはかることを目的としている[3]。
経歴
- 1988年:箕面市立東小学校卒業。この時期の将来の夢は宇宙飛行士。
- 1991年:箕面市立第六中学校卒業。
- 1994年:大阪府立北野高等学校卒業後、東京大学文科二類入学。
- 1997年:求人情報サイト「Find Job!」開設。
- 1999年:6月、有限会社イー・マーキュリー設立。11月、インターネットオークションサイト「eHammmer」をオン・ザ・エッヂと共同で設立。
- 2000年:イー・マーキュリーを株式会社化。eHammmerのオークション運営権を売却。
- 2001年:東京大学経済学部経営学科卒業。
- 2004年:米国で流行中の(SNSフレンドスター)に着想を経て、当時インターン生だったバタラ・ケスマ(衛藤バタラ)の提案で、mixi開設。
- 2006年:イー・マーキュリーの商号をミクシィに変更。
- 2008年:米経済誌「フォーブス」(アジア版)が発表した「日本の富豪」40人の37位になる。2005年に40位に入ったライブドアの堀江貴文元社長と同じ最年少の32歳でランク入り。総資産が7億4000万ドル(当時の換算で約850億円)[4]。
- 2013年:会長に退く[5]。
- 2015年:家族向け写真・動画共有サービス「家族アルバム みてね」をリリース[3]。
出演
- 偉大なる創業バカ一代(2017年7月15日、AbemaTV)[6]