秋月 種輔(あきづき たねすけ)は、江戸時代中期の旗本寄合席。通称は式部。高鍋藩主秋月家分家の旗本寄合席木脇領主秋月家3代当主。石高は日向国諸県郡、宮崎郡内3,000石。旗本寄合席秋月家で初めて本所深川火事場見廻役を勤めた人物である。
生涯
長兄民部の早世や三兄忠列の他家への養子入り、宝永6年(1709年)に父とその家督を継いだ次兄の種羽が相次いで死去したことにより、同年に種羽の家督を相続し、徳川家宣に初御目見を済ませる。
享保11年(1726年)に本所深川火事場見廻役(本所深川出火之節見廻役)に就任する。種輔以降の旗本寄合席秋月家の歴代当主も本所深川火事場見廻役に任じられている者が少なくない。
系譜
脚注
参考文献
- 『新訂寛政重修諸家譜 第18』(続群書類従完成会、編集顧問、高柳光寿、岡山泰四、斎木一馬)
- 寛政重修諸家譜 巻第千百八十八