経歴
1941年3月17日、東京都品川に生まれる[2]。早稲田大学政治経済学部を卒業後、1964年に東京綜合写真専門学校研究科を卒業する[1]。石元泰博の師事となったが[1]、1965年にフリーランスとなった[3]。同年には、佐藤晴雄と共同で制作した「若い群像(東京都写真美術館に作品収蔵)[2]」で第2回太陽賞を受賞、1991年には第31回ACC全日本CMフェスティバルのテレビCM部門において優秀賞となるなど、数々の受賞歴を持つ[1]。さらに、1992年に第39回(カンヌ国際広告映画祭)ファイナリストに入賞、1998年には伊奈信男賞特別賞を受賞している[1][2]。日本写真家協会会員、東京綜合写真専門学校の講師(1970年〜)・およびその(学校法人写真学園)の理事(2001年〜)であった[3]。
1987年、北方謙三・中原淳と崩壊間近のベルリンの壁を越える旅をする[4]。「国境とは何か」を問い、日本の国境地帯を渡り歩き、中原と組んで県境や飛地にも関心の幅を広げ、撮影して回った[5]。
主な作品
- 「若い群像」(東京都写真美術館)
- 「空撮大東京」(東京都写真美術館)
主な個展
- 「国境流浪」
- 「くにざかい―目に見えない境界線」[5]
- ほか多数