あきやま るな（本名：秋山 照子[1]（あきやま てるこ）[2]1954年4月17日[7] - 2014年3月8日[4]）は、日本の女性声優。東京都中野区出身[3]。最終所属は81プロデュース[5]。
来歴
小学生の頃は看護婦になることが夢だったが、中学時代に外国映画を見るようになってからは声優を目指した[3]。『0011ナポレオン・ソロ』のイリヤの野沢那智に憧れていた[3]。
女優に憧れて芝居の勉強をしていたが、東京アナウンス学院に入学したことがきっかけで、声優に進路を転換し、声優デビュー[7]。
テレビタレントセンター20期生[6]。
かつてはぷろだくしょんバオバブに所属していた[2]。一時はアクセントに所属していた時期もあった[6]。
人物
頭身の低い役が多かった[10]。
姉がいる[7]。
中学時代は演劇部、高校時代は「何とかして身長を伸ばそう」とバスケット部に所属していた[3]。
後任
あきやまの没後、持ち役を受け継いだ声優は以下の通り。
| 後任 | 役名 | 概要作品 | 後任の初担当作品 |
|---|---|---|---|
| 根本圭子[11] | がんこちゃん | 『ざわざわ森のがんこちゃん』 | 2015年10月放送分 |
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1975年
-
- わんぱく大昔クムクム（チルチル）
- 1979年
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- ゼンダマン（ダンゴロー）
- 1980年
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- 怪物くん（第2作）
- タイムパトロール隊オタスケマン（小野小町、お花、みほ、ワルダー、オペレーター、恐竜の子供、星野ひとみ、小坊主、東南ミナミ、女性隊員、美人の声、テレボット）
- とんでも戦士ムテキング（女の子）
- 1981年
- 1982年
-
- 逆転イッパツマン（子々竹破多子、結ばれないタコ）
- ゲームセンターあらし（生徒E）
- 十五少年漂流記（ドール）
- 新みつばちマーヤの冒険（マーヤ[12]）
- トンデラハウスの大冒険（ツク坊）
- 魔法のプリンセス ミンキーモモ（レイ、シベール、アン、みぞれ）
- 1983年
-
- イタダキマン（パメラ）
- キャプテン
- 銀河漂流バイファム（1983年 - 1984年、ペンチ・イライザ[13]）
- サイコアーマー・ゴーバリアン（ピケ）
- 特装機兵ドルバック（メル）
- パソコントラベル探偵団（飛鳥悠）
- フクちゃん（アキオくん）
- 魔法の天使クリィミーマミ（マリアン王女）
- レディジョージィ（ラップ、マリア）
- 1984年
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- アタッカーYOU!（葉月サニー）
- OKAWARI-BOY スターザンS（マーメイ）
- よろしくメカドック（女の子、ポーターズ）
- 1985年
- 1986年
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- オズの魔法使い（ジンジャー）
- 1987年
-
- シティーハンター（リリー）
- 1988年
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- エスパー魔美（杏子）
- それいけ!アンパンマン（みるくぼうや〈初代〉、たまごちゃん〈2代目〉）
- 1989年
-
- 青いブリンク（ウンモ）
- 1990年
-
- 美味しんぼ（順子、ミス・カリフォルニア）
- 昆虫物語 みなしごハッチ（マー坊、タンマ、クマオ）
- 魔法のエンジェルスイートミント（ノエル）
- YAWARA!（1990年 - 1996年、加賀邦子） - 1シリーズ + 特別編1作品
- 笑ゥせぇるすまん（白川冴子）
- 1994年
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- コボちゃんスペシャル 祭りがいっぱい!（ヒロコ）
- 1998年
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- 銀河漂流バイファム13（ペンチ・イライザ）
- 名探偵コナン（1998年 - 2006年、伊東めぐみ）
- 2001年
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- アークエ・ファミリー（アーマ）
- 2002年
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- キ・ファイターテラン（チチア）
- 2003年
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- ボボボーボ・ボーボボ（しじみ弟）
- 2004年
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- アークエとガッチンポー（2004年 - 2005年、アーマ） - 2シリーズ
- とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!（キジくん）
劇場アニメ
- まことちゃん（1980年）
- 忍者ハットリくん ニンニン忍法絵日記の巻（1982年、ゆめ子）
- 忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻（1983年、ゆめ子）
- （1984年、ゆめ子）
- （1985年、夢子）
- それいけ!アンパンマン ばいきんまんの逆襲（1990年、ミルクぼうや）
- (それいけ!アンパンマン アンパンマンとゆかいな仲間たち)（1992年、ミルクぼうや）
OVA
- 銀河漂流バイファム カチュアからの便り（1984年、ペンチ・イライザ[15]）
- 銀河漂流バイファム 集まった13人（1984年、ペンチ・イライザ[15]）
- 銀河漂流バイファム 消えた12人（1985年、ペンチ・イライザ[15]、ボギー）
- 銀河漂流バイファム “ケイトの記憶” 涙の奪回作戦!!（1985年、ペンチ・イライザ[15]）
- 魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞（1985年、レイ）
- 夢次元ハンターファンドラ（美女兵士）
- ザ・ヒューマノイド 哀の惑星レザリア（1986年、イグナシア）
- さばくの国の王女さま[16]（2001年）
ドラマCD
- 銀河漂流バイファム 「金曜劇場」 ジェイナス愛の航海日誌…気分はもう主役（ペンチ・イライザ）
吹き替え
映画
ドラマ
- ミステリー・グースバンプス（タラ・ウェブスター）
アニメ
- おまかせ!プルーデンスおばさん（ルイス）
- マジック・スクール・バス シリーズ（ジャネット）
人形劇
- ざわざわ森のがんこちゃん（がんこちゃん〈初代〉）
- プリンプリン物語（フラワー、ボーズワースの母）
テレビ番組
- ママとあそぼう!ピンポンパン（バピちゃん）
ラジオ
- 週刊ラジオアニメック（アシスタント）
脚注
- ^ a b c 『テレビ・タレント人名事典（第6版）』日外アソシエーツ、2004年6月、22頁。ISBN (978-4-8169-1852-0)。
- ^ a b c 掛尾良夫 編「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、331頁。ISBN (4-87376-160-3)。
- ^ a b c d e 「声優クローズあっぷ」『ジ・アニメ』1983年5月号、近代映画社、1983年4月、168頁。
- ^ a b “あきやまるなの解説”. goo人名事典. 2020年2月7日閲覧。
- ^ a b c あきやまるな - 81プロデュースの公式サイト
- ^ a b c 『日本タレント名鑑（1989年版）』VIPタイムズ社、1989年、278頁。
- ^ a b c d e 週刊テレビ番組（東京ポスト）1980年11月14日号 p.44「プロフィール」
- ^ 『日本タレント名鑑（1987年版）』VIPタイムズ社、1987年、269頁。
- ^ “「がんこちゃん」声優・あきやまるなさん死去 虚血性心不全のため”. シネマトゥデイ (2014年3月12日). 2014年3月12日閲覧。
- ^ 小川びい『こだわりの声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、6-7頁。ISBN (4-19-720012-9)。
- ^
- ^ “新みつばちマーヤの冒険”. 日本アニメーション. 2023年4月10日閲覧。
- ^ “TV CAST”. 銀河漂流バイファム. 2021年4月29日閲覧。
- ^ “へーい! ブンブー”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2023年3月9日閲覧。
- ^ a b c d “OVA CAST”. 銀河漂流バイファム. 2021年4月29日閲覧。
- ^ “The Princess of the Desert Kingdom (OAV)” (英語). Anime News Network. 2023年4月2日閲覧。
外部リンク
- あきやまるな - 81プロデュースの公式サイト
- あきやまるなのプロフィール・画像・写真 - WEBザテレビジョン
- 秋山るな - オリコン
- あきやまるな - オリコン
- 秋山るな - MOVIE WALKER PRESS
- あきやまるな - MOVIE WALKER PRESS
- あきやまるな - 映画.com
- あきやまるな - allcinema
- 秋山るな - 日本映画データベース
- あきやまひかり - 日本映画データベース