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祭典の日

祭典の日」 (さいてんのひ、Celebration Day) は、イギリスロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1970年、彼らの第3作アルバムレッド・ツェッペリン III 』のA面3曲目に収められて発表された。作詞作曲はジョン・ポール・ジョーンズジミー・ペイジおよびロバート・プラントレコードでの演奏時間は約3分30秒。

概要

明るいハードロックナンバー。メインリフに関して、ビートルズゲット・バック」のリフとの類似を指摘する説もある[1]

録音時、エンジニアの手落ちによってマスターテープのイントロ部に雑音が入ってしまい、お蔵入りしそうになったが、イントロを作り直し、シンセサイザーの音響を前曲「フレンズ」のアウトロから繋げるという形でレコード化された。ペイジが弾き出す多彩なリフ(ノーマルチューニングとオープンAチューニングとを併用しているという[2])、メロディアスなギターソロが印象的な曲である。

歌詞はプラントがニューヨークから受けた印象を基に書かれており[3]、コンサートでこの曲を演奏する際、プラントはしばしば「New York Song」と紹介している。

ステージ・パフォーマンス

1971年春のヨーロッパツアーで試奏され、1972年北アメリカツアーまではセットリストにあった。1973年アメリカツアーでは「ロックン・ロール」「ブラック・ドッグ」とともにコンサート開幕を飾るメドレーとして演奏された。その後レパートリーから外れたが、1979年ネブワース・フェスティバルで再度演奏されている。 この曲を演奏する際、ペイジはダブルネック・ギター(ギブソン・EDS-1275)を使用していた(1973年のアメリカツアーのみギブソン・レスポールを使用した)。

参考文献

  1. ^ 『天才ロックギタリストVol.3 ジミー・ペイジ』斎藤節雄ほか シンコー・ミュージック刊
  2. ^ 「Guitar World」誌1991年1月号のインタビュー
  3. ^ 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊(ただし邦訳は該当箇所を誤訳している)
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