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神戸新交通1000型電車

神戸新交通1000型電車(こうべしんこうつう1000がたでんしゃ)は、神戸新交通六甲アイランド線(六甲ライナー)に所属するAGT新交通システム)用の車両である。

神戸新交通1000型電車
神戸新交通1000型電車(南魚崎駅にて)
基本情報
運用者 神戸新交通
製造所 川崎重工業車両カンパニー
製造年 1989年 - 1998年
製造数 44両(4両編成11本)
運用開始 1990年2月21日
投入先 六甲アイランド線(六甲ライナー)
主要諸元
編成 4両編成(MT比2M2T)
電気方式 三相交流600V・60Hz
最高運転速度 60 km/h
設計最高速度 62.5 km/h
起動加速度 3.5 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 176人
車両定員 先頭車42人
中間車46人
自重 10.5 t
編成重量 42.0 t
編成長 32,000 mm
全幅 2,390 mm
全高 3,210 mm
車体 アルミニウム合金
台車 KW108(空気バネ式ボルスタレス台車
主電動機 直流電動機
主電動機出力 110 kW
歯車比 53:6=1:8.83
制御方式 可逆式サイリスタレオナード回生ブレーキ付制御
保安装置 ATC
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概要

1990年(平成2年)2月21日の同線開業と同時に9編成が運用を開始した。ポートライナー8000型2000型は6両編成だが、1000型は4両編成。ただし、将来の6両編成化を見込んで300番と400番が飛んでいる。

ポートライナーの試作車両も1000形であったが、本形式とは一切関係がない。

外内装

アルミ車体にクリームをベースとしてコーポレートカラーであるグリーンのラインを巻いている。ロゴマークについては非常脱出用貫通扉の左側に愛称と社名のロゴが入っている。8000形とは違い、少し丸い形をなしている。台車は8000型で使われていたウレタン充填ゴムタイヤから中子式気体入りゴムタイヤに変更され、最高速度は62.5km/hに上がった。駆動方式・制御方式・歯車比は8000形と同様だが、主電動機は8000形より出力を向上させた三菱電機製のMB-3298A(出力110kW)を採用し、各電動車に1基ずつ搭載する。[1]

内装は先頭車両の運転台側半分がクロスシートになっている。荷物棚はないが、各車両の端にあるモニター装置が入っている箱が荷物置き場になっている。窓は運転台側が固定窓に、それ以外は上3分の1が内側に少しだけ開くようになっている。通話装置は8000形と同じく受話器型だが、色が壁と同じ色のベージュに変更された。

また、住宅街にあたる住吉駅南魚崎駅間走行時はプライバシーに配慮して後述の瞬間くもりガラスを、マリンパーク駅に向かって右側のガラスに採用している。前面向かって左側の運転台の背面部分には、神戸新交通のコーポレートロゴマークと愛称である「六甲ライナー」と書かれてあり、夜間は緑色に点灯する。なお、車両登場直後はここは「神戸新交通六甲アイランド線」となっていた。 最終増備車の第11編成には、車内に小型のLED案内表示機を搭載した。

瞬間くもりガラス

マリンパーク駅に向かって右側のガラスには、2枚のガラスの間に液晶シートを挟み込んだ合わせガラスになっている。これは、線路の近くのマンションの内部が見えないようにするために取られた対策で、液晶シートの中には特殊ポリマーが封入されている。このポリマーの中での液晶の分子は通常では不規則に並んでいるため、ガラスは白く曇る。これに電流を流すと一定方向に整列するため、完全に透明状態になる。つまり、電流が流れていると透明状態になり、電流が切れると曇ってしまう。ただしドア部分とマリンパーク方先頭車の運転席付近のガラスは曇らない。

製造時期

開業当初から走っている01 - 09編成は1989年(平成元年)に、10編成は1993年(平成5年)に、11編成は1998年(平成10年)に、すべて川崎重工業車両カンパニーで製造された。一部の車両は阪神・淡路大震災で被災したため、川崎重工業株式会社に被災車両の修理を依頼したこともあった。

今後

老朽化により、2018年(平成30年)度より2023年(令和5年)度にかけて新型車両(3000形)へ置き換えられ、全車代替廃車される予定となっている。

編成表

2022年4月1日現在は4両編成×4本(16両)が在籍する[2]

← マリンパーク
住吉 →
廃車 備考
1100型 (Tc1) 1200型 (M1) 1500型 (M2) 1600型 (Tc2)
1101 1201 1501 1601 2021年7月20日
1102 1202 1502 1602 2020年1月21日[3]
1103 1203 1503 1603 2020年運用離脱
1104 1204 1504 1604 2020年運用離脱
1105 1205 1505 1605 2021年12月21日
1106 1206 1506 1606 2022年6月16日
1107 1207 1507 1607
1108 1208 1508 1608
1109 1209 1509 1609 2019年11月8日[3] [注釈 1]
1110 1210 1510 1610
1111 1211 1511 1611 六甲大橋でのタイヤパンク、カーブ検知装置故障の当該車[4]

脚注

注釈

  1. ^ 『鉄道ファン』誌のWeb版サイト内の『鉄道ニュース』の2019年10月25日付の記事にて当該編成の離脱に間接的に触れられているが、事業者からの正式発表では無いので注意されたい。当該サイト及び神戸新交通3000形電車の記事も参照の事。

出典

  1. ^ 『モノレールと新交通システム』グランプリ出版、2004年12月16日、176頁。 
  2. ^ ジェー・アール・アール『私鉄車両編成表 2022年版』
  3. ^ a b ジェー・アール・アール編『私鉄車両編成表 2020』交通新聞社、2020年、p.205。
  4. ^ “神戸新交通 六甲アイランド線における輸送障害の状況報告(第一報) | 神戸新交通”. 2022年7月5日閲覧。

外部リンク

神戸新交通

  • システム紹介ページ

川崎重工業車両カンパニーWebサイト内

  • 車両紹介ページ
  • 台車紹介ページ
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