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石田直裕

石田 直裕(いしだ なおひろ、1988年12月5日 - )は、日本将棋連盟所属の将棋棋士所司和晴七段門下。(棋士番号)は289。北海道名寄市出身。地元の小中学校を経て、聖学院高等学校中央大学理工学部数学科卒業。

 石田直裕 五段
名前 石田直裕
生年月日 (1988-12-05) 1988年12月5日(34歳)
プロ入り年月日 2012年10月1日(23歳)
棋士番号 289
出身地 北海道名寄市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 所司和晴七段
段位 五段
棋士DB 石田直裕
戦績
(一般棋戦)優勝回数 1回
2017年8月16日現在
(テンプレートを表示)

棋歴

級友と学校で対局したのが将棋を始めたきっかけであった[1]

2001年9月、6級で奨励会に入会。直後は成績が振るわず、1年後には“直近10局で2勝8敗”を2回喫し、奨励会規定により7級に降級、5級昇級に2年を費やした。それ以降は順調に昇級・昇段を続け、18歳となった直後に二段に昇段。1年半で三段に昇段し、第44回(平成20年後期)より三段リーグに参加。4期目の第47期では4勝14敗と不振に喘ぎ降段点を喫する苦労を味わったものの、8期目となる第51回(平成24年前期)で13勝5敗の成績(上村亘に次いで2位)を修め、大学を卒業した翌年の23歳でプロ入り。

奨励会三段枠で出場した第1期(2011年)加古川青流戦では、1回戦で当時既にプロとなっていた佐藤慎一四段を破った。(2回戦で奨励会員に敗退)

プロ入り後

2013年度(デビュー年度)は第26期竜王戦にて活躍。6組ランキング戦で決勝に進出し、いきなり5組への昇級を果たす(決勝で金井恒太に敗れ、準優勝)。

2014年度、第4期加古川青流戦で、決勝三番勝負に進出。藤森哲也に連勝して自身初の一般棋戦優勝を果たす。

2016年、第47期新人王戦で決勝に進出したが、増田康宏に連敗で敗れ、準優勝[2]

2017年度、第25期銀河戦の本戦ブロックを4連勝で突破し、初の決勝トーナメント進出(1回戦で船江恒平に敗戦)。また、同年度の8月15日、第59期王位戦予選(対北島忠雄七段)に勝ち、五段に昇段した[3]

2018年度、第31期竜王戦の5組ランキング戦で決勝に進出し、4組へ昇級する(決勝で藤井聡太に敗戦)。しかし、2021年度の第34期竜王戦にて3連敗を喫し、5組へ降級した。

棋風

居飛車党。近年は矢倉の採用が多い。角交換振り飛車破りが得意で、自身は角道を止めた四間飛車を指す。外連味のない真っ直ぐな将棋といわれる[4]

人物

エピソード

  • 2012年度よりNHK杯の記録係を務めていた。
  • 三段リーグにおける成績は67勝77敗(勝率4割7分)と負け越している。これは現行の三段リーグが制度化して以降11人目の記録である。
  • 前述通り、プロ入りするまでは大変な苦労をしており、「六級から七級に落ちた時、親に負担をかけて好きな将棋をさせてもらっているのに、あまりにも不甲斐なくて両親に申し訳なくて泣くしかなかった」[9]と語っている。また、石田の母親は「今でも、なんでうちの息子が四段になれたのだろうと思う。彼より強かったのに四段になれなかった人もいたはず。だからこそ、息子はもっと頑張らなければならない立場」[10]とコメントしている。
  • 2018年6月5日第31期竜王戦5組ランキング戦決勝の藤井聡太戦終盤で、藤井から(△7七同飛成)の強手を喰らった当時の心境を「ホームランを打たれたピッチャーのような気持ちでした」と語っている[11]
  • 2021年8月25日、新型コロナウイルスに感染したことが日本将棋連盟から発表された[12]。9月7日、症状消失による復帰が発表された[13]

昇段履歴

昇段規定は、将棋の段級 を参照。

  • 2001年9月 6級 = 奨励会入会
  • 2006年2月 初段
  • 2006年12月 二段
  • 2008年7月 三段
    2008年度後期より三段リーグ参加
  • 2012年10月1日 四段(奨励会三段リーグ2位) = プロ入り
  • 2017年8月15日 五段(勝数規定)

主な成績

一般棋戦優勝

在籍クラス

竜王戦と順位戦のクラスは、将棋棋士の在籍クラス を参照。

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
順位戦 竜王戦
名人 A級 B級 C級 F 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組
1組 2組 1組 2組
2012 71 昇段前 26 6組
2013 72 C244 27 5組
2014 73 C229 28 5組
2015 74 C222 29 5組
2016 75 C224 30 5組
2017 76 C211 31 5組
2018 77 C215 32 4組
2019 78 C214 33 4組
2020 79 C231 34 4組
2021 80 C213 35 5組
2022 81 C224 36 5組
2023 82 C236 (37) (開始前)
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。順位戦の X(数字) はクラス内順位。
順位戦の「F」はフリークラス (F編:フリークラス編入 / F宣:宣言による転出)
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

その他表彰

  • 2012年 名寄市長特別賞[14]

出演

  • AbemaTV初級講座(2017年4月配信開始、AbemaTV[15]

脚注

  1. ^ a b 新四段誕生(3人)のお知らせ|将棋ニュース|日本将棋連盟
  2. ^ 第47期新人王戦決勝三番勝負第2局、増田四段が勝ち2連勝で新人王に|将棋ニュース|日本将棋連盟
  3. ^ 石田直裕四段が五段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟
  4. ^ 「将棋観戦が身近になる プロ棋士名鑑 2015」(宝島社)ほか
  5. ^ (Twitter@naohiro1205)
  6. ^ 武市三郎七段のゲッツー。石田直裕四段のタイムリーヒット。将棋連盟野球部「キングス」を紹介|将棋コラム|日本将棋連盟
  7. ^ a b “子どもに「プロ棋士になりたい」と言われたら 親の心得:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2020年7月15日閲覧。
  8. ^ “新四段など。 - 渡辺明ブログ”. blog.goo.ne.jp. 2020年7月15日閲覧。
  9. ^ “小学生で“死”を覚悟!プロ棋士を目指す子供に立ちはだかる、高すぎる壁”. ハーバービジネスオンライン (2017年6月23日). 2022年3月6日閲覧。
  10. ^ “奨励会員はアルバイト禁止! 26歳まで無職ニートを覚悟しないとプロ棋士にはなれない”. ハーバービジネスオンライン (2017年6月26日). 2022年3月6日閲覧。
  11. ^ “(大志 藤井聡太のいる時代)激闘編:6 7七同飛成、歴史に残る「ホームラン」”. 朝日新聞デジタル (2019年8月4日). 2021年2月26日閲覧。
  12. ^ “石田直裕五段 新型コロナウイルス感染に関するご報告”. 日本将棋連盟 (2021年8月25日). 2021年11月21日閲覧。
  13. ^ “石田直裕五段復帰のご報告”. 日本将棋連盟 (2021年9月7日). 2021年11月21日閲覧。
  14. ^ 石田直裕四段が名寄市長特別賞を受賞|将棋ニュース|日本将棋連盟
  15. ^ “AbemaTV 将棋講座”. AbemaTV. 2017年9月25日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 石田直裕|棋士データベース|日本将棋連盟
  • 石田直裕 (@naohiro1205) - Twitter
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