石渡 清元(いしわた きよはる、1940年12月9日 - 2014年1月20日)は、日本の政治家。元参議院議員(2期)。位階は従四位。
経歴
1963年、慶應義塾大学商学部を卒業し、病院経営に携わる。1971年の統一地方選挙で横浜市選出県議に当選。1985年に県議会議長に就任[1]。1987年の県議選5度目の当選を果たす。
1988年11月12日、自民党神奈川県連は、翌年の第15回参議院議員通常選挙神奈川県選挙区(改選数2)の候補者に関し第4回選考委員会を開き、党公認候補に石渡を選んだ。同選挙区は改選期を迎えた杉元恒雄が病気療養のため出馬を辞退。前年11月の補選で当選した佐藤謙一郎も衆院選転身を望み、不出馬を表明していた。候補には8人が名乗りをあげたが、党県連会長の小此木彦三郎の絞り込み調整で一本化が図られた[2]。
1989年の参院選神奈川県選挙区に自民党公認・中曽根派新人候補として出馬し参院初当選。1991年の自民党総裁選では渡辺美智雄を全面的に支援。1992年夏に労働政務次官就任。1995年の第17回参議院議員通常選挙で再選。
1999年3月、志帥会旗揚げに参加。2001年の第19回参議院議員通常選挙には出馬せず、政界を引退した。